かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

候補者の4割も勝手に辞退する裁判員裁判は、制度そのものを見直す時期に来ているんじゃないでしょうか?

2016-05-21 22:30:22 | Weblog
 疲れたといいながら、今日も休日返上で午後天理市で一仕事片付け、午後遅くに枚方へ入院中の父を見舞いに車を走らせました。あんまり急いで行く必要がなかったのと高速代を少しケチろうと、昔良く走っていた国道168号線で枚方を目指したのですが、枚方市まで後少しというところで、左折しないといけないところをうっかり直進してしまい、一時自分がどこにいるか判らなくなってしまいました。幸い、タブレットで地図を出して現在位置を確認できたので何とかなりましたが、枚方市駅周辺の道が、5月16日開店の蔦屋書店の新形態店舗「枚方T-SITE」のせいかやたらと混んでおり、天理から1時間ほどで行く予定が2時間もかかってしまいました。昼間はとにかくやたらと熱い日差しのせいで消耗が激しかったのも、道を間違えた一因ではないかと思い、それまで滅多に使わなかったエアコンを使用し、その後はなんとか無事に枚方に到着、帰りはこれに懲りていつもの通り京奈和自動車道でとっとと帰りました。まあ父の方はようやく食事もできるようになり、目に見えて回復してきた様子が伺えましたので、一安心です。明日はどうにかゆっくり休み、多分溜まりに溜まっている心身の疲労を癒しておこうと思います。

 さて、裁判員裁判の候補者が、現在4割も無断で欠席しているとのことで、最高裁が、このまま増え続けると制度が破綻する、と危機感を強め、対策に乗り出すのだそうです。私など、裁判員の通知が来ないものか、と一時心待ちにしていたのですが、一向に来る様子がありませんが、世間の候補者事情はそんなもののようでちょっと驚きました。でもまあ、制度上は、一応の免除規定もありますが、ほぼ強制的にこちらの事情は関係なく出席が義務付けられることや、見たくも無い陰惨な凶悪事件の証拠を延々と見せつけられ、被告の罪と罰を斟酌しなければならない大変さ、其の苦労の末ようやく決めた判断を、上級審でプロがあっさり覆したり量刑を変えたりして徒労感を味わわせるなど、これはもう裁判員が忌避されても当然、とも思えることも多々あります。最高裁には、是非その辺りも十分考慮して、制度の設計を見直してみるべきだと思いますが、一応これも規定されていながらこれまで例のない「無断欠席」に対する罰則の適用強化、とか言うような事は安易に考えてほしくないです。

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