かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アイスコーヒーは氷も含めての商品だと思いますが、ヒトによってはごまかしと感じるようです。

2016-05-03 22:02:41 | Weblog
 今日もまた暑い一日になるかと思っておりましたら、早くから雲が空を覆い、比較的過ごしやすい気候になりました。そこで、頑張って和歌山県岩出市まで車を走らせようかと思ったのですが、結局断念して明日にすることにしました。というのも、昨日、父の入院・手術のことで枚方に行ったり、帰宅後大阪のとある業者の方と打ち合わせするのに出向いたりして散々歩き回ったせいか、足(特に右足膝裏)が痛くなり、歩くのも難儀するようになったからです。これくらいのことで足が傷むとはなんとも不甲斐ない話ではありますが、それだけ体力不足になってしまっているということなのでしょう。
 というわけで、きょうはじっと家にこもって、本を読んで過ごしておりました。今夜から明日朝にかけての荒天は明け方までには収まりそうな塩梅ですので、岩出市の植物公園には、明日行こうと思います。

 さて、本を読む合間にネットニュースを散策しておりましたら、アメリカでの仰天する訴訟沙汰の話に目が惹かれました。イリノイ州のとある女性が、アイスコーヒーの氷が多すぎるとして、スターバックスを相手にに500万ドルの賠償請求訴訟を起こしたのだそうです。スターバックスは氷を増やすことで客に出すドリンクの量を節約しているとの告発で、「24オンスのヴェンティ・サイズのコーヒーで客が受け取るドリンクの量は14オンスで、残りの10オンスは氷」だ、とこの女性は主張し、これは「詐欺行為にあたる」と訴えているとのこと。
 それに加えて、「温かいドリンクは一般的に冷たいドリンクよりも安価だが、氷がない分量は多い」から、スターバックスは冷たい飲み物で過分な儲けを得ていると主張しているそうです。
 色々目が点になるような主張が並ぶ訴訟ですが、そもそもこんなことが訴状沙汰になり、かつその賠償請求が5億円にも上るというのは、日本人の感覚からするとまさしく異常なことではないでしょうか。アメリカには不正を働く企業を懲らしめるため、という理屈でこのようなとんでもなく法外な訴訟でも受け入れられる文化があるそうですが、それにしたって数百円のアイスコーヒーの分量の多寡でその100万倍の賠償を要求する図太さには、理解を絶するものがあります。
 氷だって全くコスト無しでできるものではありませんし、コーヒー代と比較して果たしてどれだけ差があるのか、と思うと、ほとんど違いがないのではないかと想像致します。もしそうならスターバックスはアイス系飲料で法外な利益を上げているとは言えないんじゃないかと思いますし、どう考えても件の女性に勝ち目はなさそうに思えるのですが、なにせアメリカの裁判ですから、この訴訟が果たしてどうなるのか全く判りません。日本ならきっと門前払いされるかそれ以前にこの程度のことで訴訟を起こそう、というヒトはまず居ないと思われますので、想像することすら困難なのですが、それだけにこれが今後どういう裁判になっていくのか、そしてどういう結論が出るのか、ということについては、かなり興味深いものがあります。できればメディアにはこの裁判についての結論が出るところまで追いかけて記事にして欲しいです。

コメント
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