かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中央道産廃崩れ事故。全国に似たような事例がどれだけあるか、少々空恐ろしいです。

2017-08-22 20:22:48 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26.5℃、最高気温は34℃、五條市アメダスの最低気温は23.2℃、最高気温は32.5℃でした。昨夜は寝入り時は結構暑く感じましたが、夜は竹シーツ上で十分快適に寝ることができました。それからすると26.5℃は高すぎて寝苦しかったでしょうし、23.2℃では低すぎて寒く感じたでしょう。我が橿原市はちょうどその間くらいだったのではないかと思います。
 ちなみに東京はようやく「梅雨」が明けてきたのかして、東京アメダスの今日の最高気温は31.9℃でした。日照時間を見る限り、回生には程遠い様子ですが、少しは夏らしくなってきたのではないでしょうか。これなら明後日からの上京も、服装に気を使わなくて済みそうです。

 さて、中央道岐阜県瑞浪市の土砂崩れ事故、どうやら窯業原料製造会社「丸釜釜戸陶料」による人災の色が濃くなってきているようです。岐阜新聞の取材で、同社の水野会長が、40年前の1977年から2015年の間、無許可で工場の規格外品などの産業廃棄物を投棄していたとの話が出てきました。最近の10年程は、毎月3トン程度投棄していたそうです。21日に実施された県の調査では、崩落現場はL字型に削られた砕石場跡地のようで、その場所に産廃の粘土を並べていたようだ、との話でした。県では、今後、投棄された総量の調査を検討しているそうですが、最近の10年分だけでもざっと300トン以上の商品にならなかった粘土の類が捨てられていたことになり、総量はその何倍にもなるんじゃないでしょうか? 
 それにしても、この場所でも過去集中豪雨的に雨が降ったのは何度かあったでしょうし、周囲の泥水とは違う白っぽい汚泥を含む水が中央道に流れて来ていたこともあったんじゃないかと思いますが、結局崩落するまで誰も気づかなかった、もしくは危険視しなかった、というのは、事故に巻き込まれた人達からしたら、返す返すも残念な話です。違法な産廃投棄について岐阜県や瑞浪市は全くこれまで把握してなかったのでしょうか? もし把握していたものの有効な是正措置を取れていなかったとしたら、会社の責任に加えて県や市にも何らかの責任が生じるかもしれません。何はともあれ全容の解明が待たれますね。
 しかし、このような私有地に産廃の違法投棄、なんていう話がここ1箇所だけの特異的な違反だった、ということは無いでしょう。全国におそらくは幾つかあるだろうと思われるそれら違法産廃の安全は皆確保されているのか、住宅地や高速道路、上水の採水地近辺などの重要施設の周囲くらいは、おいおい調査されても良いのではないかと思います。

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