今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.4℃、最高気温は30.2℃でした。五條市アメダスは、最低気温23.4℃、最高気温32℃でした。今日は台風の名残か朝から曇りがちで、午後にはかなり本格的な雨も降ってきました。ようやく晴れ間が見えて日が差してきたのは午後5時前になってからで、これでは流石に気温も上がるわけにもいかなかったのでしょう。
さて、今オリーブオイルの需給が逼迫して、価格が上がっているそうです。オリーブオイルはオリーブの実から搾る油で作られますが、そのオリーブの生育が、主な生産地の地中海沿岸の2016,17年の8月以降の長雨といった天候不順と果実が減る裏年とが重なり、イタリアで前年比6割減の18万トンの収穫、スペインは1割減の127万トンとなったためだとか。前に行ったトルコではオリーブなど野生状態で山のあちこちに生えていましたが、実が取れないとあっては値上がりも仕方がない事ではあります。しかし、長雨が影響しているのなら、あんずやいちじくなどのドライフルーツも減っているかもしれませんね。トルコでは干しいちじくを乾燥途中のカビのせいで半分は捨てていると聞きましたから、湿度が高くてカビが増えていれば更に製品が減っていても不思議ではありません。
紅茶も、インドのダージリン茶が、生産地で起こった州政府へのデモで茶葉の収穫ができなくなり、今後価格上昇もありうるのだとか。そう言えばこの間まで北海道の台風被害でジャガイモが無くてポテトチップスが減産とかありましたが、オリーブオイルにせよこの手の自然現象はある程度しょうがないところもあります。しかしインドの紅茶のように、一地方のデモなどの社会的な影響で、世界的に需給が逼迫するというのはなかなかに驚かされることです。大昔、オイルショックでトイレットペーパーがなくなる! とパニックになったのを覚えている身としては、ごく限られた地域や国等の影響で世界的にモノが手に入りにくくなる、という現象が未だにあるのかと思うと、なかなかヒトというのは進化しないものだな、と感じさせられました。
さて、今オリーブオイルの需給が逼迫して、価格が上がっているそうです。オリーブオイルはオリーブの実から搾る油で作られますが、そのオリーブの生育が、主な生産地の地中海沿岸の2016,17年の8月以降の長雨といった天候不順と果実が減る裏年とが重なり、イタリアで前年比6割減の18万トンの収穫、スペインは1割減の127万トンとなったためだとか。前に行ったトルコではオリーブなど野生状態で山のあちこちに生えていましたが、実が取れないとあっては値上がりも仕方がない事ではあります。しかし、長雨が影響しているのなら、あんずやいちじくなどのドライフルーツも減っているかもしれませんね。トルコでは干しいちじくを乾燥途中のカビのせいで半分は捨てていると聞きましたから、湿度が高くてカビが増えていれば更に製品が減っていても不思議ではありません。
紅茶も、インドのダージリン茶が、生産地で起こった州政府へのデモで茶葉の収穫ができなくなり、今後価格上昇もありうるのだとか。そう言えばこの間まで北海道の台風被害でジャガイモが無くてポテトチップスが減産とかありましたが、オリーブオイルにせよこの手の自然現象はある程度しょうがないところもあります。しかしインドの紅茶のように、一地方のデモなどの社会的な影響で、世界的に需給が逼迫するというのはなかなかに驚かされることです。大昔、オイルショックでトイレットペーパーがなくなる! とパニックになったのを覚えている身としては、ごく限られた地域や国等の影響で世界的にモノが手に入りにくくなる、という現象が未だにあるのかと思うと、なかなかヒトというのは進化しないものだな、と感じさせられました。
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