かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

文科省が目玉に取り上げる量子コンピューターが実用化されれば、この「冷夏」も予測することが出来るでしょうか?

2017-08-16 21:07:20 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24℃、最高気温は32℃、五條市アメダスの最低気温は23.9℃、最高気温は31.5℃でした。だんだん朝の気温も上がってきましたが、一日曇り空であったにも関わらず昼間30℃を超え、蒸し暑い一日になりました。北の奈良市と南の五條市もほぼ同じ気温で、その中間の我が橿原市も多分同じ位になっていたことでしょう。7月の最も暑い時期に比べればこれでも十分低くなったと思いますが、まだまだ残暑は長引きそうです。
 ところが、なんと東京はいち早く秋に突入しているようです。東京アメダスの今朝の最低気温は21.5℃、最高気温は22.8℃! これが8月の気温なんでしょうか? どうもニュースなどを読んでいると、東日本から東北、北海道は、勢いを強めるオホーツク高気圧の影響で気温が下がり、雨模様の天気になっているのだとか。猛暑予想が覆って近年まれに見る冷夏になっているそうで、まったくもって羨ましい、と思っていましたが、流石にこんなに低温では身体がおかしくなってしまいそうです。来週には少しは夏に戻ってくれているでしょうか? 少し仕事で上京せねばならないのですが、こんな気候では服装に注意しないとひどい目に遭いそうで怖いです。

 さて、文部科学省が、次世代技術開発に来年度から集中投資する方針を固め、来年度予算の概算要求に、数十億円を盛り込むのだそうです。対象は「量子コンピューター」などの将来有望な「量子科学技術」とのこと。どうせなら、この間画期を迎えた核融合技術とかも対象に入れれば良いのに、と思いますが、いずれにしても、ようやく本気で科学開発にお金を投じる気になったと思えばおめでたい話ではあります。ただ懸念されるのは、華々しい看板になるような目玉研究ばかりもてはやされて、それ以外の広範な科学研究がおざなりにされないかというところです。もちろん、見込みのあるところに集中的に投資をして開発を促すのは間違っていないと思いますが、だからといってそれ以外は一顧だにせず、というのでは困ります。文科省には是非分別を働かせ、集中しつつも次の芽を育てるための努力にも傾注して欲しいです。


 
コメント
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