かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中央道がけ崩れ事故、未曾有の豪雨禍による天災かと思いきや、ひょっとして人災? な話も出てきました。

2017-08-21 21:22:52 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.6℃、最高気温は35.1℃、五條市アメダスの最低気温は21.7℃、最高気温は35.2℃でした。8月も残り10日となって最高気温がまだ35℃を超えるというのは、何か詐欺にでもあったような気分です。暑すぎて、外にいると頭がぼうっとしてくる気がします。週間予報を見ても、8月末まで最高気温34℃前後とまるっきり下がる気配を見せません。本当にこの日本から四季は失われ、暑さと寒さが交互に来るだけの単純な気候になってしまったのかもしれませんね。

 さて、中央道での土砂崩れ事故、集中豪雨で想定以上に地盤に負荷がかかったのか、と思っていましたら、どうもそうではなく、現場の上にあった工場の産廃が影響したのではないか、という話がにわかに出て参りました。崩落現場の崖の上に「丸釜釜戸陶料」という、陶器などの材料になる粘土を作る会社があります。今回の崩落場所はその会社の会長の土地で、工場で出た土などを埋めていたのだそうです。事故当初から、路面に明らかに近辺の土壌とは異なる白い土砂が流れ込んでいたことから、違法産廃説が実しやかに流れていたようですが、今回の話で、その噂が裏付けされた模様です。
 これから、一体どれくらい埋めたのか、そしてそれが、雨に対してどれくらい地面を弱くする結果に繋がったのかは調査されるのでしょう。問題は、その産廃が違法なものだったなら会社や会長の不見識を厳しく糾弾し責任を取ってもらえれば良いでしょうから話はまだ簡単ですが、合法的なものであった場合は色々と厄介な話になるかも知れません。高速道路の真上に当たる部分の土地が産業廃棄物処理に使えるというような法令になっているとは思いたくありませんが、もしそのような不備があるのなら、これを景気に是非その不備を正してほしいですし、仮に違法だったとしても、単なる産廃法違反ではなく、高速道路を危険に晒したとして罪を一等高くして処罰に望んで欲しいですし、今後そのような抜け道が生じないよう、法制度をきっちり設計し直してもらいたいと思います。いずれにしても今後の捜査次第なのでしょうが、情報が今後も続くように、しっかり報道も追いかけて欲しいと願うばかりです。

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