かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

これまで例が無かったインフルエンザによるカラスの大量死が伊丹市で発生しているそうです。

2018-04-13 21:30:24 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は8.9℃、最高気温は18.9℃、五條市アメダスの最低気温は5.4℃、最高気温は18.2℃でした。今日は朝から空気がひんやりとして、昼間もよく晴れていましたが暑くなることもなく、夕方にはまた空気が冷たく感じられて、これまでに比べるとやや気温低めの一日になりました。明日天気が下り坂になる前触れとして、既に空模様は曇りがちになっていますが、それでも明日朝は少しまた寒くなるかもしれません。明日は実家も含めて朝から出かける必要があるのですが、夕方からは雨らしいですし、早めに行って早めに帰宅するのが吉のような気がします。

 さて、兵庫県伊丹市で、カラスが鳥インフルエンザに感染し、確認されただけで100羽以上死亡するという大量死が起こり、環境省が初の野生陸鳥の集団感染死として注視しているとのことです。カラスの大量死が見つかったのは、伊丹市の中央やや西よりにある昆陽池公園で、3月1日に死亡したカラスが発見されたの皮切りに、その後続々と死骸が見つかり、回収された死骸の38羽から高病原性インフルエンザウイルスH5N6型が検出されました。
 市では更に別途70羽以上の死骸を回収しており、そのほとんどがインフルエンザ感染による死亡と見られるとのことです。ヒトへの感染の危険は少ないそうですが、市が3月から公園の一部を閉鎖する一方で環境省も公園の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定、4月下旬まで解除せず、監視体制を続行するとのことです。
 しかし、半径10キロとはまた随分と広いですね。西は芦屋市、東は吹田市、北は川西市、南は尼崎市を超えて大阪市の北の端くらいには届いていそうです。圏内には伊丹空港もありますし、結構野鳥の類が多いところではないかと思いますが、こんな広範囲、きっちり監視しきれるのかと素人ながら心配になってきます。
 まあその周辺に養鶏場とか無いのが救いでしょうか。それでも鳩や小鳥を飼っているヒトは注意が必要でしょうし、渡り鳥の影響がなくなる5月までは注意が必要との専門家の意見もあり、そうそう油断もならないところなのでしょう。
 それにしても、これがインフルエンザでなければ、都会のカラス対策に使えるかもと思ったのですが、流石に高病原性ウイルスをばらまくような真似は怖くてできないでしょうね。絶対カラス以外には感染しません、というようにでもできれば別ですが、いつ変異するか判りませんし。

コメント
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