今朝の奈良市アメダスの最低気温は11℃、最高気温は23.9℃、五條市アメダスの最低気温は9℃、最高気温は22.8℃でした。朝から曇り空で風がやたら強い日でしたが、今朝からかなり暖かく、昼間も昨日同様随分気温が上がりました。昼過ぎから雨がポツポツと降り始めましたが、雨が強くなってくることもなく、不機嫌そうな暗い色の雲が増えていくばかりで、夜まではとりあえず持ちこたえました。今夜から明朝にかけて前線の通過に伴う雨が降ってくることでしょうが、どうせ降るなら昼間に花粉を叩き落として欲しいと願わずにはいられません。
さて、小笠原諸島の一つ、南鳥島の周辺にある排他的経済水域の、数千メートル下の海底に、世界需要の数百年分に相当するレアアースが存在することがわかったとして、東京大学、海洋研究開発機構などの研究グループが発表しました。
研究グループでは、2013年に南鳥島沖合の海底に高濃度のレアアースを含有する泥があることを発見していましたが、更に25箇所からサンプルを採取し、水域2400平方キロの資源の推定埋蔵量を算出しました。その結果、モーターなどに使われるテルビウムが420年分、液晶ディスプレーの発光体に使うユウロピウムが620年分あると推測されたそうです。更に採掘技術の開発も試み、レアアースを含む泥の粒子が普通の泥の粒子よりも4倍以上大きい事に着目、ふるいにかけることでレアアース泥を選択的に抽出する方法を発明しました。これでふるい無しで一緒くたに泥をすくい取るより2.6倍高濃度にレアアースを含有の泥を回収できたとのことでした。
何にせよ喜ばしいニュースではありますが、数千メートルの海底から持続的かつ経済的に資源を採掘するにはどうしたら良いか、まだまだ検討は必要になるでしょう。素人的には不明ですが、多分2.6倍くらいでは焼け石に水、というレベルなのではないでしょうか? 桁が1か2つ変わる位の効率アップがなされないと、「鉱山」としては使いものにならないような気がします。あと海底の環境破壊についても、考慮が必要になるのでしょうね。泥をすくってふるって、などとしていたらその周辺は巻き上げられた泥でぐちゃぐちゃになるでしょうし、現状を住処にしている希少生物などいようものなら、開発もままならぬでしょう。どうせなら同時にそういう調査もしておけば良いのに、と思いますが、まだまだ深海採掘は現実的な段階には程遠いということなのかもしれません。
さて、小笠原諸島の一つ、南鳥島の周辺にある排他的経済水域の、数千メートル下の海底に、世界需要の数百年分に相当するレアアースが存在することがわかったとして、東京大学、海洋研究開発機構などの研究グループが発表しました。
研究グループでは、2013年に南鳥島沖合の海底に高濃度のレアアースを含有する泥があることを発見していましたが、更に25箇所からサンプルを採取し、水域2400平方キロの資源の推定埋蔵量を算出しました。その結果、モーターなどに使われるテルビウムが420年分、液晶ディスプレーの発光体に使うユウロピウムが620年分あると推測されたそうです。更に採掘技術の開発も試み、レアアースを含む泥の粒子が普通の泥の粒子よりも4倍以上大きい事に着目、ふるいにかけることでレアアース泥を選択的に抽出する方法を発明しました。これでふるい無しで一緒くたに泥をすくい取るより2.6倍高濃度にレアアースを含有の泥を回収できたとのことでした。
何にせよ喜ばしいニュースではありますが、数千メートルの海底から持続的かつ経済的に資源を採掘するにはどうしたら良いか、まだまだ検討は必要になるでしょう。素人的には不明ですが、多分2.6倍くらいでは焼け石に水、というレベルなのではないでしょうか? 桁が1か2つ変わる位の効率アップがなされないと、「鉱山」としては使いものにならないような気がします。あと海底の環境破壊についても、考慮が必要になるのでしょうね。泥をすくってふるって、などとしていたらその周辺は巻き上げられた泥でぐちゃぐちゃになるでしょうし、現状を住処にしている希少生物などいようものなら、開発もままならぬでしょう。どうせなら同時にそういう調査もしておけば良いのに、と思いますが、まだまだ深海採掘は現実的な段階には程遠いということなのかもしれません。