かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

台風被害、明らかになるほど戦慄する光景が現れてきて驚きます。

2019-10-14 20:05:28 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は16.3℃、最高気温は19.2℃、五條市の今朝の最低気温は14.8℃、最高気温は19.1℃でした。今日は朝のうちは日差しがありましたが、午前10時前にはもう曇り空となり、時折細かい雨が降ってくる、予報通りの天気となりました。昨日乾燥不十分だった洗濯物をもう一度干しましたが、果たして乾いたのかどうか。触ってみると一応濡れてはいないようですが、どうもジトッと湿った感じがして今ひとつ消化不良な様子です。明日は晴れるらしいので、こうなれば明日もう一度干してみるのも手かもしれませんね。

 さて、まだ傷跡が生々しいせいか、台風19号の被害報道が続いています。被害者数も暫時増え続け、ついに50名を超えたそうです。故人の冥福を祈るとともに、早期の復旧を祈念致します。
 しかし、長野県の北陸新幹線の基地が水没して、120両もの最新型新幹線が最悪廃棄処分するよりない、という被害を受けている光景や、高級で丈夫そうなタワーマンションが断水・停電で住民が取り残されたりとか、今まであまり見られなかった被害が多数発生している様子など、衝撃的な情報が明らかになって本当にとんでもない天災だったのだな、と痛感させられます。現代社会の便利さは、かなり危うい薄氷の上に立っていたのだと改めて認識させられる光景です。
 それにしても、つくづく思うのはなんて災害の多い国なのだろう、というものです。今回の台風や地震など、一度起これば生活を根こそぎ破壊されるような天災が我が国は多すぎる気がします。こんな災害大国に1億人以上の国民が暮らし、大勢の観光客を世界から迎え、ノーベル賞をいくつも受賞したり世界的な企業がいくつもあったり、天皇家を初め連綿と続く長久の歴史があったり、けして住みやすい国柄でもないだろうと思うのですが、それらを乗り越えてきた民族の力というのは、畏怖を覚えるものがあります。今回の被害も膨大なものになるのは間違いないでしょうが、いずれ時とともに復旧が進み、元通りになっていくのでしょうね。
 ところで、最近なんとなく思うのは、よくこんな災害の多い国で対外戦争などやる気になったものだ、と大東亜戦争やそれ以前の戦争の時の指導者層や国民ですね。誰か一人くらい、戦争してる最中にでかい台風や地震が首都を襲ったらどうする? と言うような疑問の声は上げなかったんでしょうか? 関東大震災だってあったのに。不思議な気がしてならないです。

コメント
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