かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

末期がんというともっとやせ衰えていかにも命の火が消えかけているように見えるかと思いましたが、父は外見上は元気に見えます。

2019-11-04 19:30:39 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は11.6℃、最高気温は18.5℃、五條市の今朝の最低気温は9.8℃、最高気温は17.9℃でした。今日も朝のうちはよく晴れましたが、昼からは雲が多くなり、日差しが陰る時間が増えていきました。もっとも、朝は東、その後北の風がわりかし良く吹いて、洗濯物などは昨日よりもよく乾きました。この北風、一時かなり強く吹いたようで、気象庁から「木枯らし1号」との発表がありました。昨年より18日早いとのことで、残暑が長く続いたかと思ったら急激に冬に迫ろうという、なんとも厄介な天候になっている模様です。気がつけば今年もあと2ヶ月足らず、あっという間に時間が過ぎて冬になりそうです。
 まあせっかくの天候なので、猫の額ほどの庭の一角でオクラなどを植えていた一応畑のところを整理して雑草なども処分し、サボテンには冬越し前のひと成長を促すべく水を遣りました。もし冬の訪れも早いようなら、ビニルハウスの補修など冬支度も早めにしなければいけません。

 さて、長らく入院していた父が、ようやく少し食べられるようになったとのことで、点滴を外して退院、自宅で療養しつつ今週から免疫療法による治療に入ります。なんでもオプジーボは2週間に1回、通院で施用され、点滴で体に入れるのだそうで、心身への負担はあまりないようです。怖いのは副作用で、稀にある劇症型副作用だとたちまち命に関わる可能性があるので恐ろしいのですが、こればかりはなるべく出にくい方になってくれることを祈るよりありません。とりあえず最初の施用は2ヶ月ですので、年内に4回施用して年明けに効果の程を確認することになるのでしょう。まずは効き目があることを祈りたいです。
 しかし、末期がんというともう骨皮ばかりにやせ衰えて見る影もない姿になるものと想像していましたが、父の姿を見る限り、効果がなければあと半年、とは思えないほど元気で、杖を使いつつも普通に立って歩きますし寝込むのとは程遠い様子なのが不思議です。ボケなどもなくやや耳が遠い以外は普通に会話もできますし、新聞やテレビも観ています。もっとも痛みは強いようで、モルヒネによる疼痛制御が行われていたのが、なるほど、末期がんなのだな、と思わせましたが、それにしたって普段の姿とあまり変わりません。そう言えば先日亡くなった八千草薫さんも死の直前まで普段と変わらない姿だったと聞きますし、今どきのがんというのは、こういうものなのかもしれません。
 
コメント
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