かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

山形大学が新たな地上絵を多数発見! 恐らく一文にもならない研究ですが、ぜひ今後とも大いに成果を挙げ続けて欲しいです。

2019-11-15 21:41:11 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は4.3℃、昼の最高気温は14.8℃、五條市の今朝の最低気温は1.1℃、最高気温は13.8℃でした。今日はよく晴れた一日でしたが、冷え込みも一段ときついものがありました。もう、いくら日差しがあっても暑いとはもちろん感じませんし、暖かいという感じも薄れてきました。空気がとにかく冷たくて、少し風があるとやたらと寒く感じます。そのせいか、職場でも急にマスク姿が目につくようになりました。職場でも電車でもゴホゴホと咳をしているヒトが目立ち、急に冷え込んだせいなのか、ここに来て風邪を引いたヒトが随分と増殖しているようです。おりから、インフルエンザも流行期に入っているそうですし、一段と警戒を厳にして過ごさないといけませんね。

 さて、国立大学法人山形大学が、この程、ヒトや動物をかたどった新たな地上絵143点を発見したと発表しました。この3年ほどの研究の成果で、うち1点は、日本IBMとの共同実験で、AIを活用し地上絵を見つける実証実験で発見したそうです。いまだに新しい絵が見つかるというのも驚きですが、山形大学という地方大学でそのような浪漫溢れる研究を行っているというのがまた素晴らしいことだと思います。
 山形大学では、2004年から文化人類学、環境地理学、認知心理学、人間情報科学といった異分野の学際共同研究でナスカの地上絵を調査しています。2012年にはペルー共和国ナスカ市内にナスカ研究所というなかなか面白そうな機関を開設して、ナスカの地上絵の研究を続けています。ナスカの地上絵の研究を大学で学んでいては、多分就職活動とか色々と苦労しそうですが、大学がただの就職予備校になってしまったように感じられる中、そんな流れとは無縁のいかにも学問のために生きる姿勢がなんとも頼もしい感じがします。このような研究を続けて行ける環境を地方国立大学が作っていることに、まだまだ大学も捨てたものではないかも、と期待を寄せる次第です。


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