かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

はしかウイルスは免疫をリセットしてしまう厄介者ですが、なんとかその能力を活用できないものなのでしょうか?

2019-11-01 22:03:20 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は10.7℃、最高気温は22.6℃、五條市の今朝の最低気温は7.7℃、最高気温は22.1℃でした。今日は朝から快晴の見事な青空が広がりました。ようやく、秋晴れ、と言えるものに出会えた気がします。明日も上天気な一日になる模様です。明日は父を見舞いに枚方まで出かける予定なので、ちょうどよい外出日和になりそうですね。

 さて、今や世界的に再び流行しておる「はしか」が、思っていたよりも遥かに凶悪なウイルスだったという研究が発表されたそうです。なんでもはしかウイルスは、生まれてからこれまでに「記憶」してきた様々な免疫をリセットして消してしまう能力を持っていたのだそうです。その方法は、血中の抗体タンパク質を消し去ること。抗体の11~73%が消え、免疫力が新生児程度に低下する子どもも出たとのことです。再び免疫を獲得するには再度同じ病原菌に曝されて抗体を作らないといけないのだとか。
 それにしても、免疫をリセットするのなら、その機構をうまく活用できればアレルギーを根本的に「治す」事が可能になるのではないでしょうか? アナフィラキシーショックもリセットできるなら、いろいろな食事とかも随分安心できるようになりそうです。それに、臓器移植の際の免疫制御とかもずっと楽になりそうです。まあそう簡単にコントロールもできないのでしょうけれど、ぜひそのリセット機構を解析して、人類にとって有益に活用できるよう、研究を進めて欲しいと思います。

コメント
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