かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

パソコンの売上が過去になく伸びているのだそうな。中身を見るとあまり喜んでばかりもいられない気もしますが。

2019-11-27 19:56:06 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は9.1℃、昼の最高気温は14.8℃、五條市の今朝の最低気温は8.1℃、最高気温は13.6℃でした。今日もほとんど日差しのない曇り空の1日でした。ただ気温はやや高めで、風があると肌寒いものの、そうでなければ特に着込まなくても過ごせる程度の冷え込みでした。明日から土曜日まではまた日差しが帰ってきそうですが、快晴には遠く、雲の多めな空模様になるようです。そろそろ11月も終わりですし、少しは冬らしく鳴ってくるのでしょうか?

 さて、スマホの伸長で退勢著しかったパソコンが、最近復活の兆しがあるそうです。一般社団法人 電子情報技術産業協会によるパーソナルコンピュータ国内出荷実績データによると、今年の4−6月の3ヶ月で前年同期比35.5%増の216.7万台、7ー9月では同66%増の287.6万台と、需要が大きく伸び、その勢いが加速しています。その背景には、この10月にあった消費税増税前の駆け込み需要やウィンドウズ7のサポート終了に伴う買い替え需要などもあるようですが、過去の消費税引き上げやOS切り替えの時期に比べても、今回の需要増は大きく上回っているのだとか。
 牽引役になっているのが法人需要や教育需要で、働き方改革で生産性向上が叫ばれ、例えば在宅勤務など職場以外で働くテレワークの導入により、必要なPCの導入が増えていたり、教育現場では、先ごろ小中学校に生徒1人に1台整備という文部科学省の発言が追い風になっているようです。
 まあこのままパソコンが滅びてスマホ全盛になるというのは、黎明期からずっとパソコンに触れていたものからしたら残念な話なので、復活するというのならそれはそれで良い話だろうと思わなくもないですが、パソコンを増やしたからといって生産性が上がると言うものでもなかろうとも思うので、需要増の理由については若干複雑な気持ちになる部分もあります。テレワークなんて適当にサボってしまったり、家に持ち帰ってサービス残業を助長するだけなnじゃないか とか思ったりもしますし。教育現場では1人1台はまあいいとしても、校内の通信環境も強化しないといけないでしょうし、使う時のルールもしっかりしないと、かえって害になるかもしれません。なにせ文科省が音頭を取る教育改革となると、失敗する可能性を多めに見積もってちょうどいいくらいに観ておいた方がいいようにも感じます。まあ偏見だとは思いますが。
 


コメント
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