かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

一度落としたんですから安全意識は高まっていたことでしょうに、何故また落としてヒトを死なせてしまったんでしょうね。

2019-11-20 20:02:37 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は5.4℃、昼の最高気温は12.6℃、五條市の今朝の最低気温は4.7℃、最高気温は11.7℃でした。雲が多く日が陰りがちのかなり寒い一日でしたが、夜になって気温が急降下しており、昨日と比べて同時刻で3℃は低くなっています。明日朝の冷え込みはこの秋一番になるのではないでしょうか? 11月も残り10日になっていきなり冬の到来か? と目を剥くような気温になるかもしれませんね。

 さて、昨日の朝8時20分頃、南海電鉄和歌山市駅に近い12階建てのビルの屋上から、重さ5キロ、長さ1.5mの鉄パイプが1本落下し、下を歩いていた26歳の男性銀行員の頭を直撃、死亡した事故がありましたが、なんと、4日前にも同じ現場で鉄パイプが落下する事故が起きていたとのことです。
 鉄パイプは、そのビルに設置されていた看板の補修工事のために組み上げられた足場のもので、補修工事が終わり足場を解体しているさなかの事故だったそうです。4日前の事故で解体作業が一時中止され、網の設置や鉄パイプにロープを付けて落下を防止するなどの安全対策をとった上で再開したところで今回の事故が発生したとのこと。落ちた鉄パイプには安全ロープが付けられていなかったのではないかとの疑いもあり、警察が調べを進めています。
 しかしまあ、恐ろしい事故もあったものです。工事中のビルの近くを通るのがあまり好きではない私などからしたら、絶対お目にかかりたくない事故ですが、4日前に被害者なしという幸運に恵まれた事故を起こしながら、その安全対策が徹底されていなかった可能性があるというのも恐ろしい話です。その結果が、再び同じ事故を起こして今度は若者を一人死なせてしまったわけですから、本当に安全策は機能していなかったのか、してなかったとしたらそれはどういう理由だったのか、など、確実に明らかにしていただきたいものです。想像するに安全策は決めたものの現場で面倒になって手抜きしてたらまたやっちゃった、ということだったりするんじゃなかろうか、と勝手に思っていたりしますが、そんな憶測よりも、しっかりした事実を明らかにして欲しいところです。

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