かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ずっと「ローマ法王」と呼び習わしてきたので、「ローマ教皇」というのはなかなか慣れないです。

2019-11-23 21:28:06 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は11.5℃、昼の最高気温は22℃、五條市の今朝の最低気温は9℃、最高気温は20.4℃でした。今日は朝から晴れの上天気でかなり暖かく、昼間は日向に出ると昨日までと同じ格好では暑くて汗ばむほどの陽気になりました。良い天気ではあったのですが、風がほとんど無かったのが少し残念でした。なにせ洗濯物を乾かすのに、日の当たり具合をみて頻繁に干す場所を入れ替えるなど、全部をしっかり乾燥させるのにかなり苦労しました。日が落ちてからも気温はあまり下がらず、暖房なしで過ごせる暖かな夜になっています。明日は夜から雨で明後日まで雨が続き、その後寒気が入って一段と冷え込みが強くなってくる模様です。一時的に暖かくしておいていきなり楽さをつけて気温を下げるという、なんとも悪意を感じさせる天気の移り変わりですから、体調管理には気をつけないといけませんね。

 さて、キリスト教カトリックのトップ、法王改めフランシスコ教皇が来日されました。アジア歴訪の一環で、タイと日本に参られるのだとか。我が国への教皇訪問はもう38年前の1981年ヨハネ・パウロ2世訪日以来となるのだそうです。なかなか滅多にいらっしゃらないようですね。
 今回の訪日は、アジア圏でカトリック信者が増えていることや、教皇がかのフランシスコ・ザビエルが創設したイエズス会の出身で、挨拶にも述べられたように、「若い頃から日本に共感と愛着を覚えていたことなどがあるのだそうです。それにしても、写真やニュースの動画で見る限り、温和で優しげなお人柄っぽい雰囲気が感じられます。先代のベネディクト16世が、見た目ラスボス感たっぷりの貫禄を魅せた御仁だったのとは異なり、なんとなく親しみやすい印象を受けました。まあカトリックのトップに立つ神の子の代理人ですから、それなりにしたたかで柔和なだけの方ではなかろうとは思います。移民・難民問題では、イタリアの移民排斥派の与党と鋭く対立しているそうですし。
 まあなにはともあれ、教皇は24日に長崎と広島を訪問して核兵器廃絶を訴えられ、25日午前には天皇陛下と会見、午後は安倍晋三首相とも会談される由です。教皇としてカトリックのために働く一方で、バチカンの国家元首として外交もこなされるという、82歳になる御老体とは思えぬ強靭さは、ヒトの上に立つための必須の要件でもあるようですね。


 
コメント
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