かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

豪雨で目覚めた朝でしたが、どうやら風もなかなかすごかったようです。

2020-07-08 18:56:28 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.6℃、昼の最高気温は28.4℃、五條市アメダスの最低気温は20.6℃、最高気温は26.1℃でした。今朝5時頃、ふと雨音で目が覚めました。大粒の雨がボトン、ボトンと数粒カーポートの屋根を叩いたかと思った途端、ザアーッと底が抜けたかのような突然の豪雨で、あまりの轟音に恐ろしさを覚えるほどでした。強い雨は10分ばかり、雨そのものは20分ほどで収まりましたが、ついに九州の豪雨がこちらにも届いたかと一時は道路や電車が大丈夫だろうか、と心配もしました。しかし、後で国交省の防災用雨量計の記録を見ると、実は午前3時にも5時の雨の3倍の規模で集中的な雨が降っていたんですね。こちらの方は熟睡していて全く気が付きませんでした。未明からそんな雨が降っていた今日ですが、昼間も降ったり止んだりが続き、一時かなり強い雨にもなっていました。我が町内を流れる高取川も随分増水して、堤防に生えている草が撫で付けられるように倒れているのを見ると、普段はせいぜい2,30センチの水深が一時は2m弱くらいまで上がっていたようです。散歩のときに見た様子でも泥色の濁流が轟々と流れていましたが、一番水位が高いときならさぞ恐ろしげに見えたことでしょう。
 この雨をもたらした梅雨前線は相変わらず勢力を保っているようで、週間予報によるとなんと来週15日まで同じ雨マークで埋まっています。そろそろ西日本では梅雨明けも見えてくる頃合いじゃないのかと思うのですが、今年の梅雨はよほどしつこくまた強力な模様です。

 そんな雨のせいなのかとはじめ思ったのですが、大阪府柏原市の市役所新庁舎工事現場での工事用足場崩落事故は、どうも雨ではなく夜明け前の暴風雨の風による倒壊らしいとのことでした。足場は幅約70m、高さ最大約25mとのことですが、しかしまあ見事にペリっと皮をめくるように組んだ足場がそのままめくれてJRの線路上に落ちてきたものです。。崩落が起きた推定時刻近くではJR線の始発が現場を通過していたそうですが、もしちょうどあたっていたりしたら大惨事になっていました。それにしても各社報道の写真などを見てましたら、事故現場の状況はもちろんですが、すぐ近辺を流れる大和川の様子が誠に不気味です。まだ堤防にはいくらか余裕がありそうにも見えますが、泥色の濁流が河面を埋め尽くしている様子がいかにもな感じで不安を煽ります。雨が降るのは仕方がないとして、とんでもない集中豪雨だけは勘弁してもらいたいものです。

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