携帯乗り換え手数料の無料化を総務省が検討中とのこと。果たしてそれで乗り換え需要が増えるでしょうか？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５℃、昼の最高気温は３５．３℃、五條市アメダスの最低気温は２２．１℃、最高気温は３３．７℃でした。今日も引き続きよく晴れました。気温もぐんぐん上がり、まさに夏らしい数字になってきています。不快度もなかなかで、蒸し暑さには今にも参りそうですが、３日連続の晴れでついに梅雨明けかというとそうも行かず、明日からまた雨に逆戻りして、この週末４連休はまた大雨に注意する必要があるのだそうです。暑いのは大変なんで涼しくなるのはありがたいと言えばありがたいのですが、梅雨明けが遅れた分秋の訪れも遅れて１０月になってもまだ暑い、なんてことにはならないように願いたいものです。

　さて、携帯電話のキャリア乗り換え手数料について、総務省が徴収禁止を検討していると報道がありました。現在は番号継続制度（MNP）を利用して今までの電話番号を引き継いで他の携帯電話会社に乗り換える際は３千円の手数料が必要とされていますが、これを無くすことで乗り換えを促し、携帯会社間の競争を強めて携帯料金の値下げにつなげたいとの話です。乗り換えを促す策として２年契約の途中解約の違約金を上限千円にする法律を昨年１０月に施行しましたが、それでも乗り換えは増えておらず、年間４−５００万件で推移しているそうです。さて、それくらいで乗り換えが生じるかどうかは正直疑問もあります。いちいち面倒くさいですし。総務省もいろいろ事情もあるんでしょうが、そんな迂遠な方法で料金値下げを画策しなくても、携帯上限料金を決めるなり、一定期間総務省の要請を無視して値下げをしなかった場合は追徴課税して収益の大部分を国庫に吸い上げるなり電波を取り上げるなりすればよろしいのではないでしょうか？　多分反対する国民はそう居ないと思います。
　官房長官殿も先月末に携帯料金には大幅に下げる余裕があると話していましたし、もう少し強権を振るって大手３社に圧力をかけられたらよろしいかと思います。ついでにNHKにも収益を吐き出すよう言ったほうがよいのでは？　NHK映らんテレビがもし最高裁でも負けるようなことになったらと思うと、今のうちに値下げして視聴者を囲い込んだほうが良いと思うのです。