かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

空気感染しないと言っていた新型コロナウイルス、実は空気感染同様に飛び回るかも? という話です。

2020-07-07 20:24:31 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は23.4℃、昼の最高気温は30.7℃、五條市アメダスの最低気温は22.3℃、最高気温は27.9℃でした。今日は曇り時々雨という、このところあまり代わり映えのしない天気でした。結構それなりには降っていたように思うのですが、奈良市、五條市ともアメダスの記録は0.5ミリのみ。どうもアメダスは観測拠点が少なすぎて今ひとつ感覚的に合ってない気がしますが、国交省川の防災情報による橿原市の今日の雨量は15ミリで、まずまずそんな感じが致します。と言っているうちにまた降ってきました。気象庁の降雨予想によると今夜また少し強めに降ってくるようですが、本当に強い雨は四国で降り切ってこちらにはその残滓しか届かない模様です。まあありがたいことだと思います。

 さて、いまだ収まる様子を見せない新型コロナウイルスですが、239名の欧米の科学者の方たちが、WHOなどに対して、ウイルスが2mより更にもっと飛んで感染する危険があることを認識して対応策を見直すように訴えました。オーストラリア・クイーンズランド工科大学のリディア・モラウスカ教授が筆頭執筆者で、英オックスフォード大学の学術誌「臨床感染症(CID)」に掲載された意見書によるものです。それによると、ウイルスが空気中で数十m移動できるのは「合理的疑いの余地なく」、新型コロナウイルスについても同様に当てはまることが、複数の感染事例の分析で示されたとしています。
 新型コロナウイルスは飛沫感染はしても空気感染はしない、というのが定説だったように思いますが、この説によればコロナも空気感染同様の飛距離を飛んでより大勢の人に感染のリスクを負わせることができるようです。例えば、米疾病対策センター(CDC)の専門誌「Emerging Infectious Diseases(新興感染症)」に掲載された論文にも、1月に集団感染が起きた中国のレストランでは、新型ウイルスが空調によって複数のテーブルに運ばれた可能性を示唆しています。
 こうなると、都市圏の通勤通学ラッシュによる満員電車などはやはり危ないのではないでしょうか? どういうわけか日本人はそれほど重症化せず死者数も少なく済んではいますが、そのファクターXにおんぶにだっこではいつそれが効かなくなるかもわかりませんし、不安を拭うことができません。緊急事態宣言中は色々やりくりしてテレワークとかも随分と頑張ったように感じますが、喉元過ぎれば熱さを忘れるを地で行くような満員電車とかは即刻改善するよう、国や東京都は指導力を発揮すべきなんではなかろうかと思わざるを得ません。

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