古いPSPのバッテリーが膨らむのだそうな。うちにある古いビデオカメラのバッテリーは大丈夫なのだろうか？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２４．４℃、昼の最高気温は３３．９℃、五條市アメダスの最低気温は２２．６℃、最高気温は３１．１℃でした。今日は朝のうち日差しが届いて、いよいよ梅雨明けか？　と期待させる空模様でしたが、午後早々には雲が広がり、夕方には雨が降ってきました。明日も、昨日は曇りの表示でしたが、今日は曇り時々雨でぐずついた天気となるようです。木曜日は一応晴れ時々曇りと予報されていますが、果たして信用していいものかどうか。しっかり梅雨明けという言質がとれるまで、様子見な状況は変わらないようです。

　さて、ソニーの携帯ゲーム機プレイステーション・ポータブルのバッテリーが次々と膨らんでいるらしいです。２００４年登場の同機のバッテリーは当時結構先進的だったと思われるリチウムイオン電池を搭載して颯爽と登場したゲーム機でしたが、寄る年波には勝てず、使わずに放置されているうちに寿命を迎えて、バッテリーパックが膨らんでくる現象が生じているのだそうです。過剰な充放電や物理的な破損によって膨らんでくるという認識はありましたが、使わずに放置されただけでもいずれ時が経つと中でガスが発生して、その圧力に耐えかねるようになるとパッケージが膨張するのだとか。最悪の場合、爆発したり発火したりすることもあるというから怖いものですが、しかしどのサイトを見てもそのガスが何なのか、なかなか書いてありませんでした。ガスが発生と言われても、炭酸ガスならそんなに恐ろしいものでもありませんし（もちろん量によりますが）、二酸化硫黄やアンモニアガスなどだと破裂したとき危ないのもありますがそれ以上に臭いが大変なことになりそうですし、どうせならなんのガスが発生するのかまではっきり書いておいて欲しいものです。探した末にようやく見つけたのが、水素や炭化水素が発生するというもの。水素やメタンなどの炭化水素なら、確かに火が着いたら一気に燃えますし爆発するのも理解できます。もっとも火種は何か、というのがまた別に気になってくるのですが。何はともあれ厄介なことには違いありません。
　ところで、我が家にはビデオカメラのバッテリーがあちこちに転がっています。子供が小さい頃に盛んに使っていた１０−２０年もののリチウムイオンバッテリーが。中にはしまい込まれて一体どこにあるのか、その存在をすっかり忘れているようなものも絶対あるに違いないのですが、いずれ劣化して膨張・爆発が運命なら早いとこ見つけて適切に処分しなければ危なくてしょうがありません。一応これらのパッケージは安全性は保証されていて滅多なことでは爆発などしないそうですが、時間のあるときに探しておくくらいはしておいても良さそうな気がします。