新型コロナウイルスも２度変身して今や東京型、埼玉型へ変異しているのだそうな。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２１．８℃、昼の最高気温は２８．１℃、五條市アメダスの最低気温は２０．８℃、最高気温は２６．６℃でした。今日は朝から本降りの雨、昼間は曇で、夕方からまた降ってきました。夜に入っても降ったり止んだりで、いかにも梅雨っぽい天気が続きます。明日土曜日の予報は曇り。朝のうち雨が残るかも、ですがその後は昨日のようにひょっとしたら日差しも覗くかも？　そして明後日からは再び雨。長々と鬱陶しい空模様が続きます。

　さて、新型コロナウイルス感染数が再び増加の傾向を示したり、そのせいで国土交通省が強行しようとした観光振興策が東京を外すことになったりとなかなか賑やかな状況になっていますが、東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授によると、ウイルスの遺伝子型を調査してみたら、第１波は中国・武漢型、第２波はイタリア・アメリカ型、そして今来ている３波目が東京型、埼玉型となり、今や東京が感染の中心になりつつあると警告を発しました。つまり本気で止めるようにしないと、東京がミラノやニューヨークのようになってしまうかもしれないそうです。
　東京型コロナ、感染力は確かにアップしているような印象を受けますが、その一方で攻撃力は劣化しているように感じるのは気のせいでしょうか？　感染者の大半が若者のために、そもそも体力があるから重症化してないだけなのか、やっぱり弱毒化しているのか、もう少し情報が欲しい気がします。まあ弱毒化したからといって油断していたらまた強毒化に変異なんて洒落にもなりませんが、もし本当に弱毒化しているのなら、今のうちに積極的に感染してしまえばワクチンの代わりになるんじゃないか？　などと思ったりも致します。まあそのへんは専門家の方々が考えることでしょうから素人考えはやめておきますが、とはいえ観光事業を東京外ししただけで果たして東京型コロナの蔓延を防ぐことができるのかどうか。そもそも我が国最大の人口集中圏である東京で蔓延してしまったら、もし本当に外への流出を防げたとしてもあんまり意味がないような気もしますし、そもそもそんな事態になったら、関所のある江戸時代じゃあるまいし、周辺への拡散などまず防げないでしょう。それにしても、東京だけじゃなくて埼玉型なんてのもあるんですね。東京周辺でなんで埼玉だけ、なんでしょう？不思議です。