かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

明智光秀建設の古福知山城の様子がわかる写真が発見されたそうです。

2020-07-23 23:15:42 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.3℃、昼の最高気温は28.9℃、五條市アメダスの最低気温は22.6℃、最高気温は28.3℃でした。今日全く日差しが出ることはなく、曇り空の1日でした。たまに雨が降ってきましたが、雨量は記録に残るほどではなく、ほんのお湿り程度という感じでした。明日も基本曇で日中少し強めの雨が降るかも? という天気とのこと。明後日明々後日は梅雨末期の豪雨の可能性も無きにしもあらずとのことなので、なにか出かける用事があるのなら明日中に片付けるのが良さそうです。

 さて、戦国時代、明智光秀が築いた福知山城の往時の様子が伺える古い写真が発見されたとのことです。古い城は明治6(1873)年の廃城令で取り壊されているので、その工事が実施されるまでに撮影されたものと推測されます。写真はネットオークションで出品されていたそうで、縦51mm、横84mmの小さな物。鶏卵紙という、卵白をつなぎとしてハロゲン化銀を紙上に固定した印画紙が用いられており、セピア色の不鮮明な物でした。これを落札された福岡県の方がパソコンで明度やコントラストを調整して見たところ、辛うじて天守と櫓のような建物の様子が浮かび上がってきた模様です。
 福知山城は江戸時代に平面図が作成されており、現在の福知山城天守は昭61(1986)年に外装木造、内装鉄筋コンクリートで再建されたもので、他の城と見間違える事はまずない独創的な形をしています。写真の城ともよく似ていることから、専門家もこの写真が光秀建設の旧福知山城に間違いなく、貴重な資料として評価されたとのこと。
 記事に掲載の写真を見ましたが、薄っすらと影のように城の様子が写っていて、かなり不鮮明な状態です。フォトショかなにかで処理されたのでしょうが、例えば古文書や木簡のように赤外線で解析するなどしたらもっと鮮明に見えたりするんじゃないかと思いました。貴重な記録には違いないので、末永く保存されて欲しいものですね。

コメント
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