かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いつの間にか恙無く北京五輪が始まっていますが、世の動乱は五輪後からなのでしょうか?

2022-02-06 19:50:17 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温はー0.7℃、昼間の最高気温は7.2℃、五條市の今朝の最低気温は0.6℃、昼間の最高気温は5.2℃でした。今日は、奈良市の方はそこそこ日差しがあって気温も多少はましでしたが、奈良県の中南部はほとんど日差しがなく、時折雪も舞う寒い一日となりました。その上昨日に引き続いて瞬間最大10mを超える西の季節風が吹き荒れ、戸外の体感温度は更に数度低かったのではないかと思われます。明日はまだ寒波が残り寒い朝になりそうですが、徐々に寒波が引いて季節風も弱まり、天気も持ち直してきそうです。建国記念日辺りからは、真冬から春に向けて一歩前進し、どうやら寒気の底も抜けたかも、と感じられるような気候になるのではないかと期待されます。

 さて、いつの間にか北京五輪が始まっていますね。中国の人権問題ですったもんだしていたので、西側諸国はかつてのモスクワ五輪よろしくボイコットでもするのではないかと思っていましたが、五輪自体は素直に選手が集まって始まってたのですね。まあ個人的には夏のオリンピックと比べて冬の方が見応えがあって楽しい競技が多いので、中止になるようなことがなくて幸いと言ったところですが、開催前の中国の問題については、五輪終了後改めて仕切り直し、ということになるのでしょうか。他にもロシアのウクライナ危機とか、もしこれも五輪後の展開になるのだとしたら、五輪というのはそれなりに意味のある催しなのかもしれません。
 なにはともあれ、岸田政権は五輪前のときは色々出遅れて右往左往するだけに終わってしまいましたから、せめて五輪後に向けて今からしっかり準備をしておいて欲しいものです。
 ただ、結局は岸田総理は、前政権の安倍・菅両氏との差別化を図りたい一心で官僚軽視とも捉えられたトップダウンの官邸主導から、ボトムアップの官僚重視、という名の放任主義に徹しているみたいですから、結局官僚の、昨日と同じ今日、今日と同じ明日、という変化を嫌う体質と余計な仕事はしたくない姿勢という要するにわがままを容認し、結果話が一つも前に進まない、という体たらくに陥っているように感じられます。別段官僚を絞り上げ、叩いて伸ばして言うことをきかせろ、とまでは言いませんが、だからといって自由放任は統治者のなすべき姿勢ではないですから、いずれその責任を取っていただく日が来るでしょう。その時になって反省しても遅いわけですが、帝国陸海軍の時にも既に見られた日本人の宿痾とも言うべき無責任主義にどっぷりハマっているとしか見えない以上、これも致し方ないことなのでしょう。もっと世の中単純で勢いがあった時代なら岸田総理でも恙無くやれたのでしょうが。あまりにも総理になるのが遅かった、やるべきでない時にその職についてしまった、と後世で言われないよう、努力いただきたいものです。

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