昨日の朝の奈良市の最低気温は−0.9℃、最高気温は9.1℃、五條市の最低気温はー4℃、最高気温は9.2℃、今朝の奈良市の最低気温は1.3℃、最高気温は6.2℃、五條市の最低気温は0.1℃、最高気温は2.9℃でした。
昨夜は夕方から出張で奈良市の方に出向いており、帰ってくるのが遅くなりました。それでも今日は休日なので、少し夜更かししてブログを書いてから寝るという選択肢もあったのですが、急速に募る眠気に負けてそのまま寝てしまいました。まあ無理をすることでもないですし、ぼちぼち続けていたけたらいいなと思います。
というわけで、今日は午前中日差しがありましたが、最大瞬間風速10mを超える西の季節風が1日中強く吹き荒れ、非常に寒い一日になりました。特に五條市アメダスによると、今日の本当の最低気温は−0.3℃で、13時38分に記録されたそうです。日差しがあった奈良市と違ってほとんど日差しが届かなかったとはいえ、本来なら最も気温の高い時間帯が最も冷えて氷点下以下になるという、実に寒い一日になりました。夜になって橿原市でも雪がちらついているところがあるようです。今後の降り方にもよりますが、明日はこの冬初めて雪景色が見られるのかもしれませんね。
さて、裁判で、「私有地に無断駐車の車両の地権者による勝手な移動は許されない」との判決を下した横浜地方裁判所の玄関前に、その判決に対する抗議行動として自動車を無断駐車するというヒトが現れたようです。1月31日から駐車されていたそうで、翌1日には警察署に「車が邪魔」と通報されたそうですが、車が地裁の敷地内にあるため、「対応するのは地裁」と警察は告げたようです。まさに横浜地裁が判決を下したとおりでしたが、地裁は3日夜になって、庁舎裏手の駐車スペースに「庁舎管理権に基づき、利用の妨げにならない所」にレッカーで移動させたとのことでした。
個人的にこれは、非常に面白い社会実験だな、と思っておりました。そもそも私有地に無断駐車する車が明らかに悪いのに対し、横浜地裁がその問題の車の側を擁護するような信じがたい判決を下したのが問題であって、それに対してただ怒りをぶちまけテロ行為に走るのではなく、ならお前が言った通りできるかどうかやってみろとばかりに横浜地裁そのものに対して同じ状況での対応を迫るというのは、実に穏便かつ理性的な行動だと感じられます。こうして多くの人の耳目を集め、判決のおかしさやその判決の根拠となった法的不備を浮き彫りにすることができたという点でも大成功で、少なくとも裁判所から「不当判決」と書いた紙を掲げながら出てくるような行為よりよほど効果的だったと思います。
しかし、前段となる裁判で何故裁判官は一方的に地主側の要望を退ける判決を下したのでしょう? 単に法律や判例に基づくだけなら裁判官などいらない訳で、特に民事訴訟なのですから、ちゃんと公正中立な立場に立って、ヒトに迷惑をかける無断駐車側を諌めながら、法的解釈を尽くして現実的な落とし所を探り、双方の納得を導き出すように働きかけるのが裁判官の役割というものでしょう。それを安易に地主へ一方的な不利を強いる判決を下して良しとしているのですから、裁判所へ同情もできません。ただこれが個人の1回限りの行動だと一過性の話題で終わってしまいかねないので、是非大勢の有志を募り、組織的に不当裁判への抗議活動となるよう運動が盛り上がればいいなと思います。質の悪い裁判官を淘汰し、必要な法律を作らせることができるように働きかけていくことは、国民の義務というべきであろうと私は思います。
昨夜は夕方から出張で奈良市の方に出向いており、帰ってくるのが遅くなりました。それでも今日は休日なので、少し夜更かししてブログを書いてから寝るという選択肢もあったのですが、急速に募る眠気に負けてそのまま寝てしまいました。まあ無理をすることでもないですし、ぼちぼち続けていたけたらいいなと思います。
というわけで、今日は午前中日差しがありましたが、最大瞬間風速10mを超える西の季節風が1日中強く吹き荒れ、非常に寒い一日になりました。特に五條市アメダスによると、今日の本当の最低気温は−0.3℃で、13時38分に記録されたそうです。日差しがあった奈良市と違ってほとんど日差しが届かなかったとはいえ、本来なら最も気温の高い時間帯が最も冷えて氷点下以下になるという、実に寒い一日になりました。夜になって橿原市でも雪がちらついているところがあるようです。今後の降り方にもよりますが、明日はこの冬初めて雪景色が見られるのかもしれませんね。
さて、裁判で、「私有地に無断駐車の車両の地権者による勝手な移動は許されない」との判決を下した横浜地方裁判所の玄関前に、その判決に対する抗議行動として自動車を無断駐車するというヒトが現れたようです。1月31日から駐車されていたそうで、翌1日には警察署に「車が邪魔」と通報されたそうですが、車が地裁の敷地内にあるため、「対応するのは地裁」と警察は告げたようです。まさに横浜地裁が判決を下したとおりでしたが、地裁は3日夜になって、庁舎裏手の駐車スペースに「庁舎管理権に基づき、利用の妨げにならない所」にレッカーで移動させたとのことでした。
個人的にこれは、非常に面白い社会実験だな、と思っておりました。そもそも私有地に無断駐車する車が明らかに悪いのに対し、横浜地裁がその問題の車の側を擁護するような信じがたい判決を下したのが問題であって、それに対してただ怒りをぶちまけテロ行為に走るのではなく、ならお前が言った通りできるかどうかやってみろとばかりに横浜地裁そのものに対して同じ状況での対応を迫るというのは、実に穏便かつ理性的な行動だと感じられます。こうして多くの人の耳目を集め、判決のおかしさやその判決の根拠となった法的不備を浮き彫りにすることができたという点でも大成功で、少なくとも裁判所から「不当判決」と書いた紙を掲げながら出てくるような行為よりよほど効果的だったと思います。
しかし、前段となる裁判で何故裁判官は一方的に地主側の要望を退ける判決を下したのでしょう? 単に法律や判例に基づくだけなら裁判官などいらない訳で、特に民事訴訟なのですから、ちゃんと公正中立な立場に立って、ヒトに迷惑をかける無断駐車側を諌めながら、法的解釈を尽くして現実的な落とし所を探り、双方の納得を導き出すように働きかけるのが裁判官の役割というものでしょう。それを安易に地主へ一方的な不利を強いる判決を下して良しとしているのですから、裁判所へ同情もできません。ただこれが個人の1回限りの行動だと一過性の話題で終わってしまいかねないので、是非大勢の有志を募り、組織的に不当裁判への抗議活動となるよう運動が盛り上がればいいなと思います。質の悪い裁判官を淘汰し、必要な法律を作らせることができるように働きかけていくことは、国民の義務というべきであろうと私は思います。