かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

共産党も立憲民主党も、是非日本国をロシアではなくウクライナに擬して、説得力のある不安解消策を発信して頂きたいです。

2022-02-26 20:23:38 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は−0.5℃、昼間の最高気温は12.7℃、五條市の今朝の最低気温はー3.7℃、昼間の最高気温は14.8℃でした。今日も昨日に引き続き朝から快晴で始まり、一日よく晴れました。空気の冷たさも随分和らぎ、昼間の気温も一昨日までの真冬状態から一気に春めいてきました。そこで久しぶりに布団を干しふかふかな状態に回復しましたが、降り注ぐ花粉をどう取り除くかが問題です。とりあえず叩けるだけ叩いてから取り込みましたが、うまく花粉が除けていればいいのですが。

 さて、ロシアのウクライナ侵攻に対して、共産党の書記長殿や機関紙赤旗、立憲民主党、全国労働組合総連合(全労連)の方々が、憲法9条について色々と不思議な話を論じています。これが不思議に聞こえるのは、我々がウクライナとロシア、どちらに自分たちの立場としてイメージするかという点について真逆の発想をしているからでしょうね。例えば立憲民主党北海道第7区総支部支部長という仰々しい肩書を持つ篠田奈保子弁護士のツイッターでの発言、「世界的にみれば、日本は過去には、今のロシアのように加害者であったし、今はいわゆる前科者です」という言葉にあるように、盛んに発信されている方々はみな総じて自分たちをロシア側に置いて発言をしていらっしゃいます。
 しかし、この方々は、未だに我が国は80年前と同じだと思っていらっしゃるのではないかと疑いたくなります。例えば、今の我が国がわざわざ外に戦いに行く目的やメリットはなにがあるんでしょうか? ロシアは曲がりなりにもウクライナにNATO加入してもらいたくなかった、という目的がありましたし、豊臣秀吉にも大日本帝国にもそれなりな理由がありましたが、私には、今の日本に戦争してまで達成したい目的があるとは思えません。ただ、もしかしたらこれら万一の戦争を危惧される人達なら、私には思いもつかないなにかすごい理由があって、それがために日本の箍が外れると怖い、と不安でしょうがないのかもしれません。ならば是非それを聞いてみたいです。
 あと、実際に戦えると思っているのかも尋ねてみたい。この資源もなく自前で調達できる食料もなく、高齢化が進んで労働人口が減少の一途をたどるこの日本に、外征する力なんてあるのかと。
 まあそれはともかくとしても、日本の一国民としてこの人達に本気になってやっていただきたいのは、自分達をロシアではなくウクライナに擬して、もしロシアなどの矛先がこちらに向いたらどうしたらいいのか、と皆が不安に思っている件についてしっかりと発信されることです。それも、是非憲法9条堅持を主語にして、国民の不安を解消できるような論を、単純明快論旨簡明にして雄弁に語っていただきたい。それが巷で揶揄されるようなお花畑論ではなく、傾聴に値する十分な説得力があれば、私も真剣にこの方々を支持し、9条を反故にしようと企む改憲勢力に対して闘争を始めてもいいと考えます。
 戦後半世紀以上にも渡ってひたすら憲法9条を護るために論陣を張ってきたならば、それくらいできなくてどうするんですか! と私はこの人達に申し上げたいです。

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