かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

GO TOトラベルの事業予算が7200億円も余っているのだそうな。省益取っ払って有効活用すればいいのに、と思うのですが、ようやらんでしょうね。

2022-02-23 20:15:22 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は−2.2℃、昼間の最高気温は7.5℃、五條市の今朝の最低気温はー1.2℃、昼間の最高気温は6.6℃でした。今日は北に行くほど天気は良かったようで、奈良市と五條市の間にある我が橿原市では、奈良市程ではありませんでしたが、雲が多く気温が低い中でも日中はそれなりに日差しがありました。そこで溜まっていた洗濯物を片付けにかかったのですが、弱めの風が吹いていたおかげか、気温や日差しの割に思いの外よく乾きました。しかし相変わらず寒い一日で、ストーブが欠かせない祝日となりました。明日も京都ほぼ同じような天気でしつこい寒波に冷やされ続けますが、明後日には抜けて暖かくなってくるらしいので、この異様な寒さも後1日の辛抱です。

 さて、長引く新型コロナ禍で、国土交通省が鳴り物入りで始めた旅行支援事業GO TO トラベルの予算2020年度分が7200億円も余り、国庫に返納することになりそう、というニュースを読みました。余った予算の次年度繰越は1年だけしか認められないという会計法上の制約があるようで、国交省も財務省に特例的な再延長をお願いしたそうですが、財務省はこれを拒否したとのことでした。執行期限は3月10日まで。それを過ぎたら、予算は返納するしかありません。現在発令中の蔓延防止も延長することが決まりましたし、巷ではオミクロン株に代わってオミクロン亜種の「ステルス・オミクロン」なる感染力強化型ウイルスが出回りつつあるとの状況では、当面GO TO トラベル事業の再開など夢物語と言わざるを得ないでしょう。もっとも、通勤通学や買い物など日常生活においては別段さほど外出を抑制しているという感じでも無いですし、国民全般に、大分新型コロナとの付き合い方にも慣れてきた感じがして、事業もやったらやったで利用する人は結構いるような気もします。いっそこの春だけでも限定的にやれば良かったんじゃないかと思わないでもないです。まあそうは言っても多分できるはずもないでしょうから、ここは一つ、新型コロナで非常な打撃を受けた旅行業界の支援金にするとか、その予算を厚労省に付け替えて新型コロナと戦う医療関係とか新型コロナに弱いお年寄りの介護関係業界とかの支援に回すとか、有効な使いみちを考えて柔軟に執行したらいいんじゃないでしょうか? まあ財務省も国交省も絶対に嫌がるでしょうけれど、そこをなんとかするのが政治の力だと思うのです。

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