奈良市の今朝の最低気温は2.3℃、昼間の最高気温は8.7℃、五條市の今朝の最低気温は2.1℃、昼間の最高気温は8.5℃でした。今朝はよく晴れていましたが、思いの外気温が下がりませんでした。どうも一晩中微風ながら南から風が吹いていたようで、暖かめな空気がずっと流入していたのが下がりきらない気温の原因のようでした。ですがその風が昼前には北〜西の季節風に変わりました。天気の割に気温が上がらなかったのはそのせいでしょう。もっともその風もそんなに強くなかったので、体感的には昨日の昼間のほうがよほど寒く感じました。明日明後日も似たような天気になりそうですが、土日の強烈な寒波に向けての助走のごとく、徐々に気温が下がる傾向を見せるようです。まだまだ真冬の2月初めですが、来週くらいには少しは春の兆しが見えてきたりするのでしょうか?
さて、熊本県のアサリの市場出荷されている97%が実は中国・韓国産の貝だったというニュース、続報を見るに、もう数十年来の習慣だったのだそうです。農林水産省が市販されているアサリ31点を買い上げてDNA検査してみたところ、30点について「外国産が混入している可能性が高い」と発表しましたが、実際に熊本産アサリの漁獲量は年間20トン少々なのに、一昨年は2485トンが熊本産として市場流通していたというのですから、実際は99%以上、ほぼ100%中国・韓国生まれのアサリということなのでしょう。ただ、先日奈良県のうなぎ屋がやらかした、中国産うなぎを国産と偽って売った産地偽装とは違い、中国・韓国で採れた稚貝などを購入し、熊本の砂浜で養殖した物なのだとか。もっとも養殖期間は数日〜半年だそうですので、半年くらい熊本の砂浜にいたのならともかく、撒いてすぐ収穫されたようなものはさすがに許しがたいものはあります。
しかし、業界慣行で数十年もやっていたのなら、農水省も実は知っていたりしたんじゃないでかという疑惑が個人的には拭えなかったりします。例えば牛肉では、海外で肥育された子牛を買ってきて、海外でいた期間よりも長く国内で肥育すれば国産牛として売ることができます。牛はトレーサビリティ制度でその気になればその肉がどこの生まれなのか追いかけることはできますが、ただそれも、売るときには原産地表示しているわけではないので、言い逃れするための方便に過ぎないようにも見えてしまうのが残念なところです。
そんなわけで、今回CBCテレビの3年に渡る調査報道で明らかになったアサリ問題ですが、こうして表沙汰になって、白々しくも初めて知ったかのごとく農水省が振る舞っているように見えてしまうのです。どうも私のメガネには、相当国の官僚に対する不信感という度が入っているようですね。
さて、熊本県のアサリの市場出荷されている97%が実は中国・韓国産の貝だったというニュース、続報を見るに、もう数十年来の習慣だったのだそうです。農林水産省が市販されているアサリ31点を買い上げてDNA検査してみたところ、30点について「外国産が混入している可能性が高い」と発表しましたが、実際に熊本産アサリの漁獲量は年間20トン少々なのに、一昨年は2485トンが熊本産として市場流通していたというのですから、実際は99%以上、ほぼ100%中国・韓国生まれのアサリということなのでしょう。ただ、先日奈良県のうなぎ屋がやらかした、中国産うなぎを国産と偽って売った産地偽装とは違い、中国・韓国で採れた稚貝などを購入し、熊本の砂浜で養殖した物なのだとか。もっとも養殖期間は数日〜半年だそうですので、半年くらい熊本の砂浜にいたのならともかく、撒いてすぐ収穫されたようなものはさすがに許しがたいものはあります。
しかし、業界慣行で数十年もやっていたのなら、農水省も実は知っていたりしたんじゃないでかという疑惑が個人的には拭えなかったりします。例えば牛肉では、海外で肥育された子牛を買ってきて、海外でいた期間よりも長く国内で肥育すれば国産牛として売ることができます。牛はトレーサビリティ制度でその気になればその肉がどこの生まれなのか追いかけることはできますが、ただそれも、売るときには原産地表示しているわけではないので、言い逃れするための方便に過ぎないようにも見えてしまうのが残念なところです。
そんなわけで、今回CBCテレビの3年に渡る調査報道で明らかになったアサリ問題ですが、こうして表沙汰になって、白々しくも初めて知ったかのごとく農水省が振る舞っているように見えてしまうのです。どうも私のメガネには、相当国の官僚に対する不信感という度が入っているようですね。