プロ野球の球団でウイルスが蔓延し試合中止とは、まだまだコロナも油断ならないのでしょうか。

　奈良市の今朝の最低気温は２３．６℃、昼の最高気温は３４．８℃、五條市の今朝の最低気温は２１．７℃、昼の最高気温は３４．４℃でした。今日も朝からよく晴れて暑い一日でした。ついに近畿地方も、というか九州から北陸にかけて一挙に梅雨明けとなり、梅雨明けらしい猛暑になったとも感じられます。ただ、ふと気づいたのですが、これほど世間は「真夏」に突入しているのに、セミの声が全く聞こえません。やはり、どんなに暑くてもまだ６月、セミの仔が土から出てきて羽化しうるさく鳴き始めるまで、まだ幾ばくかの日数が必要なのでしょう。どれほど気候が狂おうと、自然の活動は天気とはまた違うところで動いているようです。

　さて、プロ野球球団のソフトバンクホークスで大量の新型コロナ感染者が発生、試合が急遽中止されるという事態になったとのことです。２７日までに５人の選手とコーチ１人、球団のスタッフ２名の計８人、今日も選手３名と球団のスタッフ２名で感染が確認されました。球団では、選手７名が感染していること、感染経路が不明なこと等を鑑み、一軍の活動を停止、緊急のスクリーニング検査を明日明後日も継続し、感染防止に全力を上げるとのことでした。今後の試合も、その検査結果等を見てから判断するとのことです。
　暑くなったせいもあって外ではマスクを外している人も見かけるようになったこの頃、コロナの新規感染もあまり聞かなくなったなと思っていたらこのニュースを見たのでちょっと驚きました。ただ、感染した選手等の病状などはこのニュースだけではわからないので、どれくらい危ない状況なのかも今ひとつ伝わりにくい気がします。プロ野球については、もう球場も満員状態で営業されているようですし、いまさら選手の感染で試合中止にしてもどれだけ意味があるのか、と思ってしまいますが、ひょっとしたらこれが第何回目かの波の現れだったと後から気がついたりするのかも、とも思います。ワクチン４回目が始まったそうですし、いつまで続くのやら、選挙が終わったらそろそろ政府の判断も変化を期待したいです。