奈良市の今朝の最低気温は12.3℃、昼の最高気温は25.6℃、五條市の今朝の最低気温は9.3℃、昼の最高気温は24.7℃でした。今日は午前中晴れていましたが、段々薄い雲が広がり、昼頃にはその雲が厚くなって日差しが閉ざされました。ただ、雨が降りそうな暗さには至らず、明るいくもり空のまま、夜を迎えました。日差しが届かなかった分気温は控えめで、きつい日差しもないぶん比較的過ごしやすい1日だったと思います。で、このまま天候は下り坂かというとそうでもないようで、週間天気予報では少なくとも土曜日までは晴傾向の天気になるようです。今日から6月ですが、梅雨まではこんな過ごしやすい空模様であってくれたらいいなと思います。
さて、コロナワクチンで寝込んで週明け早々2日休みましたが、先週の金曜日以来5日ぶりの仕事は、何だか随分久しぶりの感じがしました。夜、0時過ぎと4時頃に目が覚めてそれぞれトイレに行く、といういつもの初夏の早期覚醒現象がありましたが、いつもと違い速やかに二度寝三度寝出来たせいか朝は普通に起きられ、朝の血圧も比較的低く抑えることが出来ました。いつも苦しいのは一度目が覚めてしまうと目が冴えて寝られなくなることなので、こうすぐに寝付くことができるならなんとかなるのかもしれません。しかし、こうして苦労してワクチンを打っては見ましたが、今日公表された厚生労働省のデータによると、二回ワクチン接種したヒトのほうが、未接種のヒトより新たに新型コロナウイルスの陽性者となる数を上回ったそうです。例えば、4月11ー17日の一週間で40代のヒトで陽性反応を示した人の数を調べたグラフを観てみると、10万人あたりワクチン接種者が210人ほど、未接種者が170人ほどでした。他にもいくつかグラフ化されたデータがあるので並べてみると、確かに2、30人位づつワクチン接種のほうが陽性者が多いように見えます。
これを持ってニュース記事は、「ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る」とセンセーショナルな表題を掲げているのですが、この数字はそう断言できるほど統計的に有意差があるのでしょうか? 例えば、差があるように見える期間だけ切り取って、いかにも主張に合うように見せてないか、とか。元は厚労省のデータだそうですが、一体どういう条件でどういう対象にどれだけの標本を集めてはじき出した数字なのか書いてないので、いろいろよくわからないことが多い気がします。それに、比較しているのは過去ウイルスに感染したことを示す陽性反応を示したヒトの数で、感染者数や感染時の重症化率は比較されていませんから、そもそも新型コロナに対するワクチンの効果云々とは関係が無さそうな数字です。そもそも当初から、感染を阻止するためのワクチンではない、と聞いた気がしますし。
このように僅かな数字だけを上げて鬼の首を撮ったかのような話をされるのはマスコミの方の通弊ですが、この数字にどんな意味があるか、ちゃんと科学的な解析をした上で発表しないとあまり意味が無いと思います。それでも強いてこの数字が有効であるかもしれないとした上で可能性を考えるとすると、未接種のヒトは気を抜かずにウイルス対策を徹底したのに対しワクチン接種したヒトは気が緩んだのかもしれない、というくらいは考えてもいいかもしれません。まあいずれにせよこの数字が意味のある数字なのかどうかがわからないと、その意味を問うこと自体が無意味なことになってしまうのですが。
さて、コロナワクチンで寝込んで週明け早々2日休みましたが、先週の金曜日以来5日ぶりの仕事は、何だか随分久しぶりの感じがしました。夜、0時過ぎと4時頃に目が覚めてそれぞれトイレに行く、といういつもの初夏の早期覚醒現象がありましたが、いつもと違い速やかに二度寝三度寝出来たせいか朝は普通に起きられ、朝の血圧も比較的低く抑えることが出来ました。いつも苦しいのは一度目が覚めてしまうと目が冴えて寝られなくなることなので、こうすぐに寝付くことができるならなんとかなるのかもしれません。しかし、こうして苦労してワクチンを打っては見ましたが、今日公表された厚生労働省のデータによると、二回ワクチン接種したヒトのほうが、未接種のヒトより新たに新型コロナウイルスの陽性者となる数を上回ったそうです。例えば、4月11ー17日の一週間で40代のヒトで陽性反応を示した人の数を調べたグラフを観てみると、10万人あたりワクチン接種者が210人ほど、未接種者が170人ほどでした。他にもいくつかグラフ化されたデータがあるので並べてみると、確かに2、30人位づつワクチン接種のほうが陽性者が多いように見えます。
これを持ってニュース記事は、「ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る」とセンセーショナルな表題を掲げているのですが、この数字はそう断言できるほど統計的に有意差があるのでしょうか? 例えば、差があるように見える期間だけ切り取って、いかにも主張に合うように見せてないか、とか。元は厚労省のデータだそうですが、一体どういう条件でどういう対象にどれだけの標本を集めてはじき出した数字なのか書いてないので、いろいろよくわからないことが多い気がします。それに、比較しているのは過去ウイルスに感染したことを示す陽性反応を示したヒトの数で、感染者数や感染時の重症化率は比較されていませんから、そもそも新型コロナに対するワクチンの効果云々とは関係が無さそうな数字です。そもそも当初から、感染を阻止するためのワクチンではない、と聞いた気がしますし。
このように僅かな数字だけを上げて鬼の首を撮ったかのような話をされるのはマスコミの方の通弊ですが、この数字にどんな意味があるか、ちゃんと科学的な解析をした上で発表しないとあまり意味が無いと思います。それでも強いてこの数字が有効であるかもしれないとした上で可能性を考えるとすると、未接種のヒトは気を抜かずにウイルス対策を徹底したのに対しワクチン接種したヒトは気が緩んだのかもしれない、というくらいは考えてもいいかもしれません。まあいずれにせよこの数字が意味のある数字なのかどうかがわからないと、その意味を問うこと自体が無意味なことになってしまうのですが。