かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ちょっとした思いつきで、2台のカメラに同じレンズを付けて撮り比べしてみました。

2023-03-19 18:42:32 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3.3℃、昼の最高気温は16.9℃、五條市の今朝の最低気温は1.7℃、昼の最高気温は15.2℃でした。今日は朝から良い天気で、快晴の青空に程よく靡く微風と、絶好の洗濯日和でした。ただ、先日まででしたらこれだけ晴れたら20℃ラクラク突破、というのが当たり前だったのに比べて、若干空気は冷たいような感じがします。特に日没後は余計その感じが強く、いい機会だからとストーブに火を入れて、残りの灯油の消費に勤しんでいます。

 さて、せっかくの上天気でもあったので、一つ新しく買ったペンタックスK5IIの撮影をやって、K7と実際に比べてみようと思いました。レンズを同じにして同じものを撮影すればなにか違いが見えてくるかも、と思ったわけですが、これからのことも考え、レンズは先日修理して使えるようにしたタムロンの90mmF2.5マクロを使い、マニュアルで撮影してみることにしました。撮影対象は、せっかくマクロレンズを使うのでできるだけ接写で楽しいものを、と考え、ちょうど庭で満開になっているローズマリーの花を撮ってみることにしました。ローズマリーは典型的なシソ科植物の花の形をしており、紫色の、大きさが1cm未満の小さな花が枝に群がり咲くのが特徴の植物です。時々摘んでは乾かして、ハーブとして肉料理に使ったり風呂に浮かべたり茶にして飲んだりしておりますが、ほっておいてもどんどん広がっていく丈夫で使いでのある植物です。

 左K−7、右K−5IIです。レンズは同じ、ISO200、F2.5開放、シャッター速度1/125で撮影しました。撮り比べを思いついたのが散歩から帰ってきて洗濯物を収容した午後4時半頃と遅かったせいもあり、K−7の方が先に撮影してレンズ交換にもたついている間に暗くなってきて明るさが大分変化してしまったので、フォトショで明るさの差を少しばかり修正かけています。本当はK−7が真価を発揮するというISO100で撮影したかったのですが、なぜか200から下げられず、しょうが無しに両方共200に揃えてみました。マニュアル撮影ですが、K−7、5IIともファインダー内で合焦時にそれを告げるランプがついたり電子音がしたりしますので、レンズのピントリングはなるべく固定したままカメラを前後に動かし、合焦の合図が出たところでシャッターを切るという方法で撮影してみました。
 以前試しに使っていて思ったのは、オートでピント合わせするスピードがK−5IIの方が速いことでしたが、マニュアルでも合焦時の合図がすばやく的確に出ているような気がしないでもないです。おかげでK−7よりピント合わせが楽でした。写真も、どうもK−7はピントがややずれているようです。この手のギミックは、昔MXやLXを使っていたときなら多分ほとんど気にならなかったでしょうが、年をとって手のホールド力が落ち、目も大分劣化してきている今は、結構重宝したりします。
 色味はなんとなくK−5IIの方が深い感じもしましたが、暗くなってきているせいもありそうですし、この点はもう少し吟味が必要そうです。第一、本気でやるならRAW現像をやるべきで、12bitのK−7と14bitのK−5IIの違いもよりはっきり出たかもしれませんが、RAW現像って今ひとつよく判ってないんですよね。フォトショでいじるのと何が違うんだろう? と感じてしまうレベルで操作方法も今ひとつ判ってないですし、このへんはもう少し勉強が必要そうです。ただ、しばらくはこの手の遊びも楽しそうで、2台持ちも当面はありかと思いました。
 ならば2台比べを兼ねて、気候も良くなってきましたし、ちょっとどこかへ撮影会に出かけたいものですね。時間が取れたらいいんですが。

コメント
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