奈良市の今朝の最低気温は9.1℃、昼の最高気温は26.4℃、五條市の今朝の最低気温は8.6℃、昼の最高気温は14.9℃でした。今日は朝から晴れ、その後少しずつ雲が増えていきましたが、日没まで日が届いていました。既に未明のうちから暑さを覚える気候で今朝も4時頃に熱くてかぶっていた毛布を寝ぼけ眼に剥ぎ取って二度寝しましたが、昼はもっと熱く、少し気分が悪くなるほど疎ましい暑さとなりましたが、まだ3月なのに26℃超えるなんて春を通り越して夏が近いと感じるような気候ですから、その上で花粉が盛大に飛んだのか、薬を飲んでマスクもしているのにくしゃみが止まらなくなりますし、気分が悪くなるのも当たり前です。今夜は昨夜より更に蒸し暑さが増し、明日は一日雨になる予報です。日中は今日よりは少し気温が下がるようですし雨で花粉が洗い流されれば多少はマシになりそうなものですが、雨頼りというのもなんとも情けない限りです。
さて、アメリカの著作権局が先週の16日にAIが生成した画像の著作権登録についてガイドラインを発表、単なるAI製の自動生成物の著作権は認めず、AIと人間が協同で作成したものについては、人間の創造力が反映された部分については著作権を認めるとの見解を示し、そのガイドラインを出しました。日本では著作権はものを作ったらその時点で自動的に認められ、訴訟なども可能になりますが、アメリカでは、ものを作ったときに著作権が自動発生するのは日本と同じですが、それをもとに訴訟などを起こすには著作権局に登録しないと駄目なのだそうです。そのために著作権局がこのような公式見解を出す必要があるとのことで、議論が進められていたとのことでした。そもそもアメリカでは著作者は「人間」と明記されており、AIの生成物については「人間が著作者ではない」ことを理由に登録を却下していたそうです。今回はそれをより明確に定義づけ、著作物の中の人間の関与部分を明らかにすることを著作者側に求めたとのことです。
まあ日本でも人間がAIを道具として使ってコンテンツを作成したときは著作権を認めるという方向らしいですし、基本的にアメリカと同様の考えと捉えられそうな気がします。いずれ、どれくらい未来になるのかは知りませんが、案外そう遠くないうちにAIが独自の知性を身につけて文化を自ら構築するようになるまで成長するかもしれません。そうなったとき、この「人間」の定義を一体どう考えるのか。いずれ法家の人々はそんな課題を突きつけられるのでしょうから、法家の人達は今のうちからしっかりAIについて学んで、その議論ができるように備えておくべきではないかと思います。