かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

実家で再びまみえるありがたい恩師の言葉。

2007-04-15 23:07:45 | Weblog
 今日は正月以来3ヶ月ぶりに枚方の実家に行き、今(午後10時40分)帰ってきたところなのですが、結局、サイトの更新とかいろいろなことが手付かずになってしまいました。今日出来なかった分は、今週早いうちに時間を見てやろうと思っております。本来土曜日にしておけばよかったんですが、その前の飲み会の影響で一日くたばっておりましたし、などと言い訳ばかりして結局サボっているのはいつものことで、DVD-BOX2発売1ヶ月前と少し、を控え、性根いれてがんばろうと気持ちを新たにいたしました。
 ところで実家と言うのはかつて自分が住んでいたところだけあって、いろいろな思い出が埋まっています。時間のあるときは近所を出歩いたり物置を探ったりしてそれらを再確認するのですが、今日は小学校5年生の時の通知簿を発見いたしました。当時の担任は随分熱血肌の、今いたらPTAから袋叩きにあって教職免許を取り上げられそうなくらい指導熱心な先生で、私などはとにかく怖いと言う思い出がまず先にたつような男の先生でした。当時の私は、成績こそましなほうでしたが、生活面では今の怠惰の根幹を成す芽が吹いていたのか、毎日何かしら忘れ物をするのがとまらないと言う問題児で、それまでの担任も半ばさじを投げておりました。それを、この通知簿をつけた先生が徹底的に「指導」してくれたおかげで、どうやら人並みに忘れ物をしないようになったようです。また、勉強についても、お仕着せの知識つめこみよりも、自分で考え、自分で答えを探し、その答えについて自分で検証して更に考えを深めていく、と言うように、もっとも基本的な考える姿勢を鍛えてくれたありがたい先生でもありました。そんな先生のコメントが学期ごとに数行ずつ記されているのですが、意外に丁寧な言葉遣いでほめてくれているのにちょっと驚いてしまいました。私の記憶にある、厳格にして常に激しい雷を落とす恐怖の権化、とも言うべき先生の像と、その言葉の優しさとの乖離があまりに大きいように感じたのです。きっと、当時の幼い子供心には怖い先生だったのでしょうが、あの指導のおかげで今の自分があることを思えば、やはりその本心は厳しくも慈愛に満ちた立派な教師だったのでしょう。幾人かいる、私が「恩師」と敬う方々の中でも3本の指に入る先生の言葉を、今日再び眼にすることが出来ただけでも、実家に帰った甲斐があったと言うものです。
 
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20年も経つと、文庫本の体裁も随分変わってきています。

2007-04-14 23:33:13 | Weblog
 飲み会の翌日は大抵具合が今一つとなりがちなのですが、やっぱり今日もはっきりしない体調でした。おなかの具合が悪いのはいつものこととは言え、風邪でもひいたのではなかろうか、と少々不安にもなる一日でした。それに眠いですし。どうも寝るのが午前1時を回ってしまうと、8,9時間眠っても身体はさほど回復してくれないみたいです。まあ今日が休みであることを担保にして遊びまわったわけですから、計算どおりといえば計算どおりなのではあります。これで、明日はもう少し意義ある休日を過ごすことが出来れば、今日一日の時の浪費は十分収支が見合うことでしょう。その為にも今日は早めに眠らないとなりません。

 さて、「マリみて」新刊を読み終わった後、「涼宮ハルヒの分裂」をさっと片付けて、その後手をつけたのが、「ハンニバル・ライジング」上下巻 トマス・ハリス 新潮文庫 でした。ところで「涼宮ハルヒ」、内容はともかく文庫のつくりに非常な違和感を覚えました。よくみてみると、やけに上下の空白が多く、文字列の縦方向が詰まって見えるのです。しかも途中でその文字が割り付けられている部分が上下して、まるで印刷の安定しない同人コピー紙であるかのごとく見えます。はじめは落丁の一種か? と首を傾げましたが、読み進めるうちになるほど、と気が付きました。物語の途中で、まるでゲームブックのようにある時点で進行が分裂して、同時並行する2つの話を分けるために、わざと上下方向をずらしてあったのです。
 私はこの種の、字体を変えたりレイアウトやデザインを変えることで内容を際立たせる、と言う手法には否定的です。落語家が全ての所作を座布団の上で手ぬぐいと扇子だけで完結するごとく、テキスト屋は文章で勝負すべきで、レイアウトやフォントで効果を強調するのは邪道である、と固い頭で考えております。この新刊でも、そのレイアウトに固執するあまり読みにくい違和感を感じるものになったと感じますし、実験としては面白いかもしれませんが、読みにくさを覚えさせた時点で一冊の小説本としては失敗だったのではないか、と思いました。
 その点、新潮文庫の「ハンニバル・ライジング」は読みやすいレイアウトでした。でもこれも、過去の本に比べるとフォントが大きくなって、全体が白っぽく見えます。今、「ハンニバル・ライジング」を読み終えたところで、「羊たちの沈黙」を読み返しているのですが、紙が黄ばんできているのを割り引いても、その紙面の暗さ、すなわち字の詰まり方は、明らかに「羊たちの沈黙」の方が上です。私は改行の多いスカスカな紙面よりも、ぎっしり一面に文字の詰まっっている方が好きなのですが、「羊たちの沈黙」が平成元年初版発行、「ハンニバル・ライジング」の方が平成19年ですから、ざっと20年ほどの間に、文庫本のレイアウトも随分変化してきているのが少々物寂しさを覚えます。
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今日は職場で飲み会です。

2007-04-13 23:59:59 | Weblog
 今宵は職場の新年度歓送迎会。4月1日で異動していったかつての同僚や新しく同じ職場で働くことになった者を迎え、酒食を交えてしばしの歓談に時を費やしました。私は基本的に酒席はあまり得意ではないのですが、こういう機会はむしろ積極的に楽しむことにしております。一次会がはねた後はカラオケで2次会。私は「玉姫様」や「走れマキバオー」や「東京ラプソディ」を思い切り歌い、最後は全員合唱で「六甲おろし」で締め。特に阪神ファンと言うわけではなくても、映像に次々と現われるタイガースの活躍ぶりを見ていると、自然と血沸き肉踊って歌にも力が入るもの、と言うのは、やはり私にも関西人の血が色濃く流れているからでしょうか。
 と言う次第で今家にたどり着いたところですが、久々にカラオケに行ったせいか喉が枯れて痛いです。ほっとくと風邪に移行してしまいかねないので、今日は風邪薬など飲んでから寝ようと思います。
 それにしても、やっぱり体力は落ちてきているな、と感じるのは、かつては徹夜マラソンカラオケも辞さないくらい率先してマイクを握っていた自分が、数曲で喉が枯れてしまったことや、酒量が大きく減ってきていることなどに気づく今日のような日でしょう。平家物語で有名な後白河法皇は、当時の流行歌「今様」にはまって喉を3度もつぶした、と世に伝えられておりますけれど、のべつくまなしに歌い続けてのことですから、やはり鍛え方が違うのかもしれません。それはともかく、お酒の方も、かつては気が付いたら病院のベットで点滴二本目を受けていた、ということもあったくらい、暴飲することもあったのですが、今はもう身体自体がアルコールをあまり受け付けず、記憶が飛んだり、ところかまわず寝たり、自分を見失うほども飲むことが出来なくなりました。いえ、それこそ無理やり飲めば飲めないこともないのでしょうけど、確実に気分が悪くなるばかりか、節々の関節が非常に痛んで、気分そのものよりもそちらの方が耐えがたくなってしまうのです。ですから、最近では酒はなるべく控えめにして、ビールで乾杯の後はウィスキーの水割りかグラスワインをたのんで酌にこられても礼儀的に軽く受けるにとどめています。まあ今は、昔ほどに「飲め呑め!」と無理強いするような人もトンといなくなりましたし、和やかににぎやかに楽しく酒食歓談するのが常ですから、自分の酒量をわきまえさえすれば、場で浮いたり居づらくなったりするようなこともまずありません。とはいえ、いつも飲み会ばかりにせず、ごくたまにはケーキバイキングとか酒抜きの付き合い方もあってよいのではないか、と私などは常々思っております。さすがに職場ではそこまではなかなか受け入れてもらえないでしょうが、いずれそういう時代もくるのではないか、と気長に待っております。

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麗夢DVD-BOX2特典情報、ようやく出揃ったようですね。

2007-04-12 22:18:45 | ドリームハンター麗夢
 そろそろ、と思い確認してみましたら、麗夢DVD-BOX2について、アニメイトにおける予約特典がようやく上がっておりました。前回に引き続き、「未公開設定資料集」です。前回は1~3のビデオ作品の設定資料集でしたが、別途耳にした情報によりますと、今回は「夢の騎士達」と「殺戮の夢幻迷宮」の設定資料のようです。1~3は、過去ムックや雑誌等で一部公開されておりましたが、これが確かなら、4、5は多分本当に初公開になるんじゃないでしょうか? アニメイトのサイトではそのあたりに全く触れられていませんが、是非内容についてもう一歩踏み込んだ形で明らかにしてほしいものです。
 まあそれはそれとして、これで主要な特典つき販売は出揃ったんではないでしょうか? 特に地方在住者としては、どのお店も通販受付出来る体制になっているというのは、まことにありがたいことです。後は金額や特典を勘案し、お店を決めて予約手続きを粛々と進めるだけであります。

 ところで、大方の人はもうとうにお気づきかと思いますが、今回のBOX2はBOX1と違い、「限定」の文字も数字も出ておりません。BOX1では、販売元は最悪の事態を予測して、限定1000本とあげながらかなり悲壮な決意の元出されたようですが、想定外の売れ行きを示したおかげで、BOX2では自信を持って「限定」抜きにされたそうです。先行して予約受付をはじめたお店をはじめ、出足は好調のようですし、BOX1のレンタルもあいまって、更に麗夢が世間に再認知され、その世界のすばらしさを伝えることが出来るようになってくれれば、本当にうれしいと思います。そしてその先に魅惑の未来が開かれるのなら、ファンとして、これに過ぎる喜びも無いでしょう。
 後一月と少し、本当に楽しみな初夏が訪れようとしております。
 
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吉夢が吉をもたらしてくれるかどうか判りませんが、気分はなかなかに和やかで心地よかったです。

2007-04-11 22:43:16 | 夢、易占
 職場で少し外をそぞろ歩いて見ますと、ウグイスの、まさに絵に描いたような歌声が陽春の風に乗り、ガチャガチャ鳴るブリキのおもちゃのようにせわしなく声を掛け合うヒバリのつがいが、抜ける青空にダイブしていく様が観られます。まだシロツメグサやレンゲの花は早いですが、今年は長持ちしている桜のゆらゆら花弁が舞い降りる中で、タンポポがそこここでわが世の春を謳歌し、日々多忙なミツバチ達が、その花々の往来に駆け回っています。一言で言うならまさに「春」たけなわな風景が、間近の山々を借景にして展開されているのです。ううむ、こんなにのんびりしていていいのだろうか、と、もちろん仕事はちまちましているわけですが、そんな合間には時の過ぎるのを忘れるような世界に即浸ることが出来る、つくづく恵まれたところで仕事をしているな、と思います。
 そんな日を過ごしたせいかもしれませんが、今朝の夢も結構のんびりした心地よいものでした。
 私は、とある海に来ています。海水浴場のようですが、どうもまだ季節が早いらしく、多分ころあいはゴールデンウィーク、ぽかぽか暖かい潮干狩り日和な海です。そこに私は、職場の先輩M氏、小学校以来の旧友K君、正体不明の1名(友人と認識)A君と計4名で遊びに来ています。何をして楽しんでいるのか、はっきりしませんが、どうも魚釣りがメインらしいです。私はA君と連れ立ち、浮き袋を手に海にざぶざぶ入っていきます。海もまた、暖かで気持ちよい水です。A君は小さな釣竿を持ち、魚釣りをしており、私はそれを横で眺めています。そんな2人の周囲に、数十尾はいると思われるきらきらと銀に輝く魚の群が、細長い紡錘形の影になって遊泳しているのが見えます。結構すばやくて、さあっと散るように向こうに行ったかと思うと、またこちらをかすめるように戻ってきます。A君はその群れの中に釣り針を投げ込もうとがんばっている最中です。私は、群れが近くを通り抜けようとした時に、思い切って手を差し入れました。まさかそれで捕まえられるとは思っていなかったのですが、引き上げた手には、一匹の魚が踊っていました。手のひら2枚分くらいの大きさで、色は美しい水晶のような無色透明。平べったい形から、私はカレイだと思いました。A訓もいつのまにか、こちらは普通の色をしたカレイを何尾か釣り上げています。我々はその釣果を下げてM氏、K君の待つ海岸に移動しました。潮が満ちているのか、海岸はほとんど残ってなく、波が足元を洗うような状態です。M氏は私の捕まえたものと、A君のほぼ同じ大きさのものを別に取り分けて手近なかごに入れ、残りを一尾ずつ取り上げては、足元に放り出しはじめました。もったいないことを、と思っていたら、足元には網状のすのこが敷き詰められており、どうやらそこで魚を洗うつもりのようです。魚は、大体が手のひら大以上のカレイですが、なぜかアサリ程度の大きさの小さなものも何尾か混じっていました。これも洗って持ち帰るのか、とA君に問うと、当然だという答えが返ってきます。さらに、魚をさばいてはらわたを取ってから持ち帰ろうという話になりましたが、誰もさばいた経験がなく、どうしたものか、と鳩首談義に興じておりました。

 なんとも平和な夢でしたが、夢占いによると魚を釣ったり取ったりする夢は吉夢だそうです。私は七福神の恵比寿様を連想いたしましたが、ちょうどそんな感じにいいことがあるかもしれない、と思いました。時間があれば「宝くじ」でも買いに行こうか、とさえ思いましたが、さて、正夢となりますでしょうか。

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「ヤッターマン」と「ガッチャマン」が実写化するそうですが、本当に大丈夫なのでしょうか?

2007-04-10 23:07:23 | Weblog
 日活が、「ヤッターマン」と「ガッチャマン」の実写映画化を進めるそうですね。すでに「ヤッターマン」に関しては、2009年春の公開を目指して、具体的に製作が進行しているんだそうな。まあ「ガッチャマン」は戦隊モノでちょっとコンセプトを間借りしたような話もあったりもしましたし、それなりにシリアスに作ってくれるならそう不安も覚えないのですが、「ヤッターマン」のようなスラップスティックな話を人間が演じて果たして楽しめる作品になるのでしょうか。ちゃんと理解せずに表面だけ謎って、ただ薄ら寒いだけの笑えない内容になってしまったらと思うと、止めといた方がいいのでは、と素人ながらも考えてしまいます。それでも面白い楽しい作品になってくれるのならそれでよし、とは思うのですが、「キャシャーン」「鉄人28号」「デビルマン」などなどなど、と往々にして裏切られることが多かったアニメの実写化のこと、実際にみるまでは、やっぱり不安以外何も抱くことが出来ないような気分です。
 それにしても、過去作品のリメイク、という形がやっぱり続くのですね。そりゃ新たに「ヤッターマン」のような作品を1から構築するのは大変だと思いますし、多分これを凌駕することは難しいんじゃないか、とも思いますが、だからといってかつて一児童としてそれら諸作品を観ていた私としては、今更そんな、とかなり複雑な心境を覚えずにはいられません。私達と同世代の人たちが、製作に影響力を行使できる地位になってきたと言うこともあるのでしょうが、皆さん、そんなに過去が懐かしいのでしょうか? まあそんな過去モノ流行の一端として、我らの麗夢ちゃん復活もあるわけですし、この際フクザツな思いは封印して横においておいて、この時流に乗って新作や実写化、なんていう話になってくれたら、それはそれでうれしかったりします。
 でも、更に時代が進んだらどうなるのでしょう? たとえばあと2、30年ほど経って我々が今の団塊の世代と同じく定年退職するようになったとき、次の世代が生み出すものは、やっぱり「ポケモン」や「アンパンマン」の実写化だったりするのでしょうか? それとも、そのころには映画そのものが大きく進化して、実写だとかアニメだとか言うような垣根自体が意味を成さないような新しいコンテンツの物が生み出されていたりするのでしょうか。それはそれで非常に楽しみな気はいたしますが、70年代、80年代を子供として過ごした我々ほど、今の子供達は想像力を刺激する豊穣な土壌を持たないように思えるのが、一抹の不安をよぎらせるところです。そうならないためにも、今の世代の製作者達は、過去モノリバイバルだけじゃなくて次世代のための土壌作りにつながるコンテンツも、一所懸命作っていっていただきたいものです。

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新聞も公職選挙法も、ともに時代遅れな存在なのかもしれません。

2007-04-09 23:36:58 | Weblog
 今朝の新聞、あまりの薄さに昨日の夕刊を取り忘れていたのか、と一瞬だけ疑いました。よくよく考えてみたら昨日は日曜ですから、夕刊などあろうはずも無いのですが、それくらい今日の朝刊は薄っぺらでした。中身も選挙一色で、号外並に単一の記事になっておりました。もちろん選挙は大事な話だと思いますし、報道価値もあるには違いないでしょう。でも、選挙速報はテレビでも盛んにやってましたし、そもそも最も注目度の高い東京都知事選は早々と結果が出ていたわけで、今さら翌朝の朝刊で確認するまでも無いことだったんじゃないでしょうか。世の中、選挙一色に染まっているようで他にもたくさんの出来事があったはずで、それらの話を大きく削いでもいいほど、選挙を大々的に報じる必要が果たしてあったのか、私には少々疑問に思えます。とある番組で、もう何年もしないうちに紙媒体を個別宅配する現在の新聞システムは終焉を迎えるだろう、という予測が出ていました。個人的には活字というものに対する思い入れは大きいですし、PCの画面より紙媒体の方がやっぱり読みやすいとも思うのですが、なるほど、確かにこんな調子ではなくなるのも無理は無いかも、と思ってしまいました。

 選挙といえば、今回の選挙でも公職選挙法に基づき、逮捕される人が出ましたが、まだネット上の違反行為は警察もかまってはくれないようです。私などはやはり不味かろう、と思い、選挙期間中は、書きたいと思っても一応は自粛していたのですが、世界でもっとも多くの投稿数を誇る日本のブログにの中には、そんな小心者の私をあざ笑うかのごとく堂々違反行為を重ねているモノもけっこうあったようです。他にも、放送回数などが厳密に規定されている政見放送が動画投稿サイトに上がって無制限に見られるようになっていたり、それが色々改変されていたり、とまさに無法遅滞状態。ところがそのような時代を全く想定していない選挙法にはこれらを咎める方法がほとんど無いようで、手をこまねいている、というのが現状のようです。
 そもそもいまだにネットでの選挙活動が認められていないというのも、なんとも迂遠なことだとは思うわけですが、それにしても、いくら手が回らないとは言えこれらの行為を放置する、というのもいかがなものかとは思います。そもそもブログやサイトで特定候補を応援したり対立候補をけなしたりするのが違法行為になりかねない、ということを知っているヒトってどれくらいいるのか、その点からして私は疑問だったりするのですが、違法ファイル交換を検挙したときのように一つ事例を示してやれば、とりあえずは法律違反になるのだな、と認識はされるでしょうし、それを機に、やっぱりネット時代を想定していない選挙法は改正すべし! というような議論の盛り上がりも期待できることでしょう。いずれにしても、これまでだって随分問題にもなり、改正案が国会に提出されたことすらあった話がいまだに解決されず、間欠泉のように占拠のたびに蒸し返されるというのはなんとも歯がゆい話です。

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「あなたを探しに」感想です。

2007-04-08 22:46:41 | マリア様がみてる
 選挙、終わりましたね。まだ開票が進められているのでしょうけど、知事は大体当選確実が出たみたいですし、我が県ではほぼ下馬評どおりの結果でした。この保守的な地方で対抗馬が共産党推薦候補だけ、では、もうハナから勝負は決まったも同然で、面白くもなんとも無い選挙になってしまいました。それでも投票には行きましたけどね。東京都知事選挙ほどは要求しませんから、せめてもう少し「対抗馬」と呼べる相手が欲しかったものです。でもこれからの県政にとってはまあ比較的まし、という形に落ち着いたとはいえるでしょう。共産党知事などあまり歓迎できませんし。私のイメージでは、共産党は議会で一定レベルの発言権を確保するだけの勢力であってくれれば良く、与党のブレーキ役、ご意見番、不正追求の清涼剤であれば存在としては十分で、けして上に立ってもらいたくはないのです。

 さて、1週間たちましたので、予定通り「マリみて」新刊「あなたを探しに」の感想など書いておこうと思います。
 今回は表紙からして祐巳と瞳子の2ショットで、しかもなんとも穏やかな雰囲気で肩を寄せ合う姿。永らく焦らしに焦らされた決着がついに付くのか、と期待させる取っ掛かりではありました。ですが、大方ご存知の通り、ほとんど99%話は付いているというのに、最後の決め手、ロザリオ授受だけが無かったという。次巻以降にお預けになっておりました。読み勧めている間、正直不安だったのです。バレンタインお宝探し大会の副賞にそれぞれカードを発見・隠し場所を予想した優勝者と仲良く(?)デートする次期薔薇様3組の模様を次々切り替えながら中継していく様子は、まあそれなりに楽しめましたのですが、肝心の祐巳瞳子組の歩みが遅々として、見る間に裏表紙が迫り残りページが少なくなってきましたから。といって、その遅さが悪いといっているわけでもないのです。一歩一歩最後のカタルシスに近づくためのタメの時間とでも申しましょうか。瞳子の秘密の核心部分にそろそろと近づいていく展開はいいと思います。でも結局最後の1歩までページが足らず、画竜点睛を欠いた気分にさせられたのはいただけません。後少なくとも50ページ、最低でも30ページは無いと最後までいけなかったと予測されるのですが、逆に言えば次の巻はどうやって間を持たすのでしょう? ざっと50ページ分の話を200ページほどに膨らませるにはどうしたらよいか。自分ならどうするか、と考えるのもなかなか楽しいと言えなくはないですが、出来ればそんなこと考えなくてもよいようにケリをつけておいて欲しかった。祥子祐巳が出会いからロザリオ授受まで1巻でけりが付いたのがもう夢のようです。
 さて、お話的には、紅薔薇組より黄薔薇組の二人の方が単純に楽しめました。仲が悪い、というより由乃が一方的に突っかかっているだけ、という感のあるでこぼこコンビでしたが、次第に打ち解けて仲のよい悪友同士、という感じにまとまっていく姿は結構素朴にうれしさを覚えさせる光景でした。唯一気になったのは、もちろん誤植じゃなくて、二人がすったもんだの末、観る羽目に陥ったホラー映画、「血みどろ屋敷の経文」。これだけではありませんが、二人が観る観ないでもめていた映画の題名、3つとも少々センスが悪すぎるのではないでしょうか。小さいことではありますが、せっかくの楽しみが興を削がれるようで惜しいと思うのです。ま、それを別にすればいい話だったと思います。それにしても、ちさとさんというのはいいキャラに育ちましたね。前巻に続き、蔦子、真美に次ぐ次期薔薇様トリオに絡む重要人物になっても不思議でない存在感を示してくれました。
 一方いまいち良くわからなかったのが白薔薇組の話。とりかえばやはいいんですが、どうもとってつけた感がぬぐえない内容に思えました。黄薔薇組で「去年のリベンジ」を先に考えて、では白でも去年をなぞる形にしよう、とかいうような発想で無理無理話を詰め込んだような話でした。お相手の1年生キャラの設定もどうも薄っぺらいように感じてしまうのは、主要キャラクター達の濃さに慣れてしまったが故の贅沢なのでしょうか。これならいっそ中学生にでもしといた方がまだしもインパクトがあったような気もします。
 
 色々ありましたが、次次第でこの巻の評価は大きく変わりそうな気がします。1巻だけ見ると不満たらたらな内容でも、次のやつと合わせるとたちまち至極の銘品に変わる様を過去見ていますから、是非今回もそれを期待したいです。多分次は夏でしょうか。夏コミ追い込み時期にかからないようにお願いできたらうれしいですねぇ。

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久々にみた麗夢の夢は、新作復活!といううれしい夢でした。

2007-04-07 23:52:48 | 夢、易占
 明日はいよいよ選挙ですね。我が県の明日に向かって舵取りを任せるに足る人が誰かを決める大事な日、というわけですが、思いのほか盛り上がりにかけているような気がするのは私だけでしょうか。知事選も新人二人の一騎打ち、といえば聞こえがよろしいのですが、政権交代できる2大政党制を目指すはずの民主党が早々と不戦敗を決め込んでくれたおかげで、もう一つ興味が失せました。県議選に至っては、誰がどんな政策を掲げているのやら、全く判らずじまいです。人口1万人近いこのベットタウンに、あまり選挙カーが来ていたような気がしませんし、選挙というには実に静かな数日だったように思います。これも権利ですし義務でもあると思いますので明日の選挙には投票に行くつもりですが、都知事選くらい面白そうな形になってくれないと、やりがいが無いというものです。このあたりの覇気の無さや欠けた盛り上がり具合が、今の低迷する田舎の様子を象徴しているのかもしれません。

 さて、昨日は久々に麗夢の夢を見ました。といっても麗夢が出る夢ではなく、昔は結構見た、麗夢の新作が発表される、という夢です。今回は地上波の読売テレビで1クール分製作・放送される、ということで、それが北海道新聞に報道されている、という夢でした。読売テレビは、かつて「アニメ大好き」という番組で麗夢のOVAを放送したことがあるテレビ局ですから、その記憶が夢に反映されていると考えられるわけですが、ここで何故に北海道新聞なる新聞社がここで現れたのか、ありていに申し上げて全く因果関係が不明でした。そもそも目覚めるまで北海道新聞なる新聞が存在するのかどうかすらわからかったのですが、念のためググって見て確かにその新聞が存在することを知りました。だからといって麗夢とはもちろん何の関係もなさそうなのですが。それでも本当に念のための念のため、「北海道新聞 麗夢」と検索ワードを入れて調べなおしてみましたが、当然のごとく思うようなデータはヒットしませんでした。まあ夢で見ただけのこと、冷静に考えるまでも無くまことに馬鹿げたことなのですが、そんなことを試してみたくなるくらい、リアルな夢であったことは間違いないでしょう。
 DVD-BOX2が出るまであと1ヶ月半、もし新作など出るとしてもまだまだはるか未来の地平線の向こう側、という状況だと思われるわけですが、いずれ「正夢」になるときが来るよう、一ファンとして出来るだけのことをしていきたいと決意を新たにした夢でした。


 
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桜咲き誇る中、一日つつがなく過ごせたようです。

2007-04-06 23:38:22 | Weblog
 今日は何とか一日無難に過ごすことが出来ました。最近の不幸続きにやや神経過敏になっていたためか、特段のことが無いだけで少々大げさなくらいほっとしております。唯一困ったのが、左腕だけだった年相応の痛みが、右腕にも生じ始めたこと。その痛みの強さや腕の動きに与える影響などは遥かに小さなものではありますが、このまま左腕のときのようにひどくなったりしては、日常生活にも差し支えかねない難儀なことになります。早速左腕に課している肩痛予防体操を右腕にも実施し、早期の解決を目指しております。

 そんなこんなで出来れば外を出歩いたりせずにつつがなく引っ込んでいたいところでしたが、せっかくの桜の季節、一度も花見らしいこともしないで過ごしてしまうのももったいないというわけで、すぐ近所に夜桜見物に出かけました。町中に、小さな川沿いに植えられた、樹齢20年程度のおよそ100本の桜並木があるのですが、花の季節になると地元自治会が提灯電灯をそこここに張り巡らせてライトアップしているのです。抜けるような青空を背景に咲き誇る昼の姿も見事ですが、薄ぼんやりと灯火に浮かぶ桜の花というのもなかなか乙なものです。更に対岸から川の水面に映る様などは、昼間には到底みられない夢幻の美しさを覚えます。今年は花が咲いてから気温が下がり、肌寒さを覚えるほどの気候になったのが幸いしたのか、今も花弁一つ散るでもなく、満開に咲き誇っています。それもいずれ散るときがくるのでしょうが、そのときには空気そのものを桜色に染め抜くような、蠱惑的な桜吹雪を見せて欲しいものと今から期待しています。

 さて、ついに高松塚の解体が本格的に開始されましたが、もろい岩質に大きなヒビが入って入ることも確認され、最後まで、無事傷つけることなく終えることが出来るのか、まさに手に汗握る注目の作業になっております。反対される方々の、故人のお墓にこうして手をつけることに対する違和感ないし嫌悪感は至極当然だと思いますが、我らの遥けき先祖が遺した貴重なものを我らの手で損なってしまったことに対する責任を取るには、解体・保存もやむなし、というふうに私は思います。それにしても、取り外された天板に黒カビがびっしり生えていたそうですが、それをブラシで取り、エタノールで洗う、と報道されておりました。確かにエタノールは強力な殺菌剤ですが、今の世の中、カビに効果があり、岩に影響の少ない殺菌剤が他に無いのか、と読んでいて疑問に思いました。お風呂のカビ落しなどで、目地を傷めない剤なども盛んに研究されているのですから、何かありそうな気もするのです。全く根拠なしに言っているので無責任な発言であることを承知の上で書いているのですが、できれば記者さんには何故「エタノール」なのか、前段階のブラシは大丈夫なのか、もう少し具体的に突っ込んで聞いてもらいたかったと思いました。

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不幸の連鎖はそろそろ終わってくれるものと期待したいです。

2007-04-05 22:55:28 | 夢、易占
 どうも先月末に小銭入れを落として以来、いわゆる「ツイてない」状態が続いているような気がいたします。車に正面から突っ込まれそうになったり、なかなか眠気を伴う休みボケが治らなかったり、階段でけ躓いたり、職場で使っていたマウスが壊れてしまったり・・・。そんなこんなの集大成とでも言うべきでしょうか。今日はとうとう交通事故を起こすに至りました。まあ事故、といってもそんな大げさなものではなく、私の身体は、ごく軽い打ち身と擦り傷一つ、バイクはもともとどこに傷がいこうと判別困難なほどの古強者だったためか、一部軽く曲がったところが出た以外は事故の痕跡なし、相手の車は助手席のドアを軽くへこませ、そこのイドミラーを宙ぶらりんに外した程度。まあ思い切り派手に転げた割りに、なんと言うこともない「事故」となりました。事故は、国道沿いのガソリンスタンドの前で道路の左端を徐行していた私に対し、突然並列した車がT字を描いて覆いかぶさるように我が進路を塞いただめ、どうしようもなくその側面に突っ込む形で接触してしまった、という次第。車の運転手はガソリンスタンドを探していて、たまたま見つけたそこに大慌てで入ろうとして、側面や後方の安全確認を怠っていたとの事。私は事故車の前の一台がスタンドに入ろうとしていたのを見ていたので、念のため速度を十分に落としておりました。よく、すっと入ったらいいのに急に一時停止したりするような輩がいたり、入ると同時に別の車やバイクがスタンドから出るような場合もありますので、スタンド周辺では常に警戒を怠らないのです。それでも、真横から突然前方を塞がれるともはやどうしようもありませんでした。で、軽い我が方ははじかれるようにその場にひっくり返り、私はうつぶせに道に倒れたのでした。結局バイクを多分歩く速さ程度まで減速していたのが功を奏し、ほとんど実害0で済みました。考えてみるとここ10日あまりの不幸は、どれも致命的な衝撃とは程遠い不運ではあります。お金を落としたのも小銭入れだけでさまざまな出費を思えばそう痛いものではありませんでしたし、車が前に突っ込んできたのだって、その瞬間こそ、「これはダメかも・・・」と思ったりしましたが、結局は間一髪で事なきを得ました。マウスが壊れたのも替えが効くもので、CPUそのものがアウトになることからすればはるかに軽い障害です。階段でこけたのだって実害はほぼゼロでした。そして今日の被害も、おまわりさんが来てくれるまでの間、足止めを食ったのが最大の「被害」で、命に別状無いことはもちろん、仕事にも影響しないものでした。そもそもそのような事故に遭遇すること自体が不幸といえば不幸といえるわけですが、それ以上に、こうして小さな不幸が連続することに、どうも不穏な流れを覚えさせられ、不安が首をもたげてくるのを感じてしまいます。
 何か呪詛を受けているのか、バチが当たっているのか、と疑いつつ、一方では故なきことでもない、と思ってもいます。たとえばお金を落としたのは私自身の不注意で、実は前々からその無用心さを自覚してはいたのです。事故のほうも、少し運転が荒れ気味で、危ない状態になっていた、という状況でした。階段でこけたのも、日ごろの運動不足が災いしたとも言えます。ようは日ごろから自覚し用心していれば回避できた不幸が多いように思うのです。一言で言えば、「修行が足りない」ということになるのでしょうか。それを補うために易などに凝っていたりもするのですが、なかなか不幸を未然に避ける境地には至っておらず、こちらの方も「修行が足りない」という己の未熟を自覚させられる有様になっております。

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一時の不快も心地よさに変わることもあれば、慢性化してくすぶることもあるみたいです。

2007-04-04 22:49:32 | Weblog
 今日は随分と空気が冷たかったと思っておりましたら、東京では雪が降ったそうですね。こちらは連日の時雨で雨装備をしてなかった不意を突かれ、またしても上着をびしょ濡れにしてしまいました。まあ寒気対応で厚着していたので身体まで濡れるようなことは無かったですが、花冷えも、ここまで来ると少しきつすぎるな、と感じます。
 そんな気象のせいというわけでもないのでしょうけど、今日、仕事で大阪まで行ってきた帰り、とある駅で階段を上がっておりましたら、ものの見事に蹴躓いて前のめりにこけました。でも、つま先を引っ掛けたわけではないのです。右足の裏に強い衝撃があったのですが、してみると躓いたのではなく、階段の段の縁に乗せた足が滑りでもしたのか、とにかく何故こけたのか、いまだにわけが判りません。そんな不幸に見舞われましたが、一方で投げ出したバックや本を拾ってくれたり、ぶちまけたポケットの中の小銭を集めてくれたり、と、何人かの見知らぬ方々が助けてくださいました。そのうち、一番最後に小銭を拾ってくださった妙齢の女性に「ご助力、感謝いたします」と述べましたら、くすくす笑いで会釈して行かれましたが、そのほかの方々にも、本紙面を借りて、一言御礼申し上げます。ありがとうございました。
 まあ結局不明とは言え、要するに思っていた場所に足が行ってないのがこけた原因なのでしょう。一つ目の階段は軽快に一段抜かしで駆け上がることが出来たので、少々油断していたのかもしれません。幸い怪我も無いですし落としたりこわしたりしたものも無かったですが、衝撃のためかちょっと腰が痛いのが情けないところで、いろんなところで年を感じてしまうころあいなのかもしれません。

 ところで、「あるある」捏造不祥事で社長が辞任した関西テレビの話は毎日ひきもきらず報道されているのに、「不二家」の賞味期限切れチョコレート再出荷というミスリードをしたらしいTBS関連の話は、寡聞ながらネット以外の報道で見聞きした覚えがありません。私が関西に住んでいるから、関西関連ネタはよく聞こえてきて、東京ローカルな話題は目に付きにくい、ということなのか、と思ったりもいたしましたが、ミスリードをしたとされる番組は全国ネットで放送されていますし、私も何度か見たことがあります。半可通の生きた見本のごとき司会者が嫌いなので、あんまりこの司会者の出る番組は見ないようにはしていますが、お昼の番組とあわせて、お茶の間には人気らしいです。昼のやつなんか自称博士の怪しげな御託宣をありがたがって撒き散らす、「あるある」などメじゃないヨタ話を振りまいておられますが、朝もやっぱりいい加減なことをさももっともらしくお話されたようです。でも、どうしてそのことをもっと大々的に報道されないのでしょう? 別に関西テレビの肩を持つわけではありませんが、ちょっと不公平な感じもいたします。それとも怠け者な私の目に触れないだけで、世間的には結構しっかり報道されていたりするんでしょうか?

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タマでよいので、心底から大笑いできるものが観てみたいと思います。

2007-04-03 23:07:25 | Weblog
 今日は朝から不安定な天気。まあ大丈夫だろう、と通常仕様で通勤ルートを辿り始めたのですが、あと少し、というところで時雨に遭遇、したたかに濡れそぼってしまいました。まあ上着は即乾燥機に突っ込んで、帰りにはすっかりふかふかになっておりましたが、怪しい、と感じたときに手抜きをすると痛い目にあう、という典型でした。明日は「花冷え」の言葉どおり寒そうな朝になる気配、というかもう既に結構寒かったりするのですが、霜など降りないか、心配です。

 眠気はそれなりに軽くなったものの、まだ休みボケが治らない様子。今も眠たくてしょうがありません。とりあえず昨日よりは随分ましになったので、明日には更に改善、ほぼ常態に復すると見込んでいるのですが、休みのたびに週半ばまでボケるというのはあまり望ましい状態ではありませんね。早寝早起きを休日にも続けられたらいいと思いますし、何とかそうなるよう自分を仕向けて行こうとも考えるのですが、なかなか思う通りに行かないのがこの手の課題。片付け下手とあわせて、何とか克服したいと願うわが悪癖です。また、

 さて、私はそれなりにユーモアやギャクを愛するそれなりに普通の感性を持っている、と自分では思っていたりするのですが、どうも笑いに関しては少々辛いところがあるみたいです。いわゆるバラエティ番組は総じてあまり好きではありませんし、今日も某局でやっていた「ものまね」なる芸も嫌いです。特にものまねとは到底いえない稚拙な芸でネタ元を笑いものにするやつとか、単に顔が少し似ているだけの素人を並べる時間つぶしなど、資源と時間の無駄遣い以外の何者でもない、と思うのです。ものまねなど、私に言わせれば同人二次創作と同じで、所詮は元ネタの魅力に寄生しているに過ぎません。それを自覚していれば、到底おおっぴらに「芸」として披露などできようはずも無い、と思うのですが、もはやそんな「芸」とはいえない、ただのカラオケもどきも多々あって、一体この番組のどこが面白いのか、ほとほと疑問に思うことになるのです。
 などと言うわりに良くみているな、と突っ込まれそうですが、家人が1も2も無くものまねが「好き」なもので、チャンネル権の弱い私としては、お茶の間での食事時は我慢して観ているより無いわけで、そのせいで余計にこの手の番組にたいする嫌悪感が積み増されていくことになります。
 笑いというと東京の方が演じる漫才や落語ももう一つ面白いと思いません。これは、今はたまたま大和の国の住人であるものの、私自身が生まれも育ちも大阪下町でしたから、肌の感覚として、いわゆるこてこての上方の笑いに浸りきっているからなのでしょう。でも、吉本新喜劇については、総じてタイヘン面白いと思うものの、一部、役者の肉体的欠点をあげつらうような笑いには不快感を覚えることもあり、手放しで「好き」というのにはばかられるところがあるのです。また、これは大阪が発祥の地らしいのですが、テレビにいわゆる素人が出てくるのも許せません。私にとって、番組、というのは高座と同じもので、カメラの前に立つ資格のあるのは、人に見せるに足るだけの芸を磨き上げたプロでなくてはならず、そこに素人など不要だと思うのです。
 テレビ番組に限らず、プロと素人の境界があいまいになってきているような気がするのは、世の趨勢というものなのでしょうか。プロはアマチュアとは違う!という確固とした実力のほどを見せつけて欲しいと思うのですが。

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春霞に惑わされて眠いやら怖いやら色々あった一日でした。

2007-04-02 22:56:58 | Weblog
 休み明けの月曜日はツライ・・・。もう眠くて眠くて参りました。車を運転していても、自分でハンドル握っているのに酔いそうになりますし、あんまりフラフラしてますとともかく危なっかしいので、どうしてもしなくてはならない仕事だけ重点的に行なって、他はなるべく無理しないようにして一日過ごしました。
 そうやって自分が気をつけていてもどうしようもないこともあるもので、今日は帰宅途中、危うく交通事故を吹っかけられそうになりました。ある細い道、とは言え斜線を引いてないだけで一応車が対向できるくらいの幅はあるのですが、そこから国道に出る信号の無いT字路で、私は左折で国道に出るべくバイクを左端に寄せ、一時停止しました。ところがそこに、国道から一台の乗用車が減速せずにいきなり右折をかけて、私の真正面に突っ込んできました。国道の対向車線に気を取られるあまり、少しでも早く回ろうとして正面に位置する私に気づかなかったようなのです。相手はパッとみ60前後の初老の女性でした。間一髪急ブレーキをかけて数センチ手前で停止してくれました。私はさすがに突っ込まれたときは肝が冷えましたが、カスリもしなかったのを幸い、気をつけて走りなさい、と言い残して帰路を急ぎました。驚愕のあまり固まって、私の言葉にかくかくと腹話術氏の人形のごとくうなづいているのが誠に印象的でした。

 その一瞬はさすがに目が醒めましたが、まだ正直なところかなりおぼつかなく、目がしょぼしょぼして時折ジーン、と刺激があります。ただこれは、眠気のせいもあるとは思うのですが、それだけでなく、どうやら黄砂の影響も無視できないと思われます。まったく、こんな日に厄介な天気です。一時は視程1キロをきっていたのではないか、と思われるような、春霞、といえば聞こえはいいのですが要するに細かい砂ホコリがまさにスモッグと化して視界を多い尽くす様は、なんとも異様でちょっとした恐怖を喚起するに足る光景でした。これが皆、はるか中国大陸奥地から飛び来たったというのですから恐れ入ります。砂漠化が進んでいる、とは話には聞いておりましたけど、このような光景を見ると、なるほど、とその深刻さの一端を実感できます。砂漠化は要するに水の欠乏。中国大陸に潤いを与えていた河川の水が減り、地球温暖化の影響か、高山の氷河も少なくなって、いまや中国の慢性的な水不足状態は更に深刻になってきているのでしょう。インドが同じような人口大国にも関わらず、今ひとつ危機感あふれる情報が流れてこないのは、単にインドとの情報ルートが細いというだけでなく、あちらはヒマラヤ山脈に端を発する大河が今だ健在で水が豊富な上、インド洋に面して気候的にも大陸的な中国に比して、海洋的な穏やかさに恵まれているため、農業生産一つとっても中国ほど壊滅的な状況ではない、と言うことなのではないか、と推察します。中国はいつ紅巾の乱もかくやといわぬばかりな内乱状態に陥るともしれない、と危惧するのですが、さりとて一朝にして水を増やし、大地を潤し、農業生産を飛躍的に向上させる術などない中、内乱暴動となっても我が国への影響を最小限にとどめる方策が肝要だろうと思われます。

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無駄には過ごしていないはずなのですが、なんとなくもったいない気がする2日間でした。

2007-04-01 22:50:51 | Weblog
 昨日はなんだか雷がすごかったみたいで、なかなか寝付けませんでした。それに暑いし。今のところ冬とあまり代わり映えしない布団と毛布で寝ているのですが、途中で耐えられなくなって毛布をはずし、掛け布団だけで寝ました。暖かくなるのは結構なのですが、こうも急に気温が上がるのも困りものです。これでまた寒さが戻ってきたりしたら、確実に風邪をひきそうな気がいたします。
 そんな天気のせいか、というか天気のせいにしているわけですが、この休みは完全に自堕落な48時間を過ごしてしまいました。一応たまっていたビデオの類を観たりしていたのですが、どうも創造的なことを何一つせず過ごしてしまったのがどうにももったいなく感じるのです。たまにはそうして何も考えないでのんびり過ごす、というのも悪くは無かろう、とは思うのですが、怠け者の癖に貧乏性な私は、それをどうしても浪費、ととらえがちで、更にそういう自堕落な生活をしておりますと、確実に身体の具合がおかしくなってきますので、そうやって不調を覚えると、余計に無駄なことをしてしまった、と後悔してしまうのです。同じのんびりでも早寝早起きしていたらもう少し心持も変わったように思うのですが、朝起きる必要がないと思うとついつい油断して昼前まで布団の中で惰眠をむさぼったりして、そうなるとまた夜もなかなか寝付けないで、大風や雷のせいにしてしまい、翌朝また春眠暁を覚えず、という悪循環にはまります。春の朝の、ぬくぬくの布団の中でだらだらとまどろみ続けるえもいわれぬ心地よさは、ほとんど麻薬といってよい危うい魅力があるのです。

 さて、マリみて新刊「あなたを探しに」、とりあえず3回読み返しました。詳しい感想は例によって1週間ずらして書くとして、一言今書いておくとしたら、「面白かった」ただし、「話がてんこ盛り過ぎて少し消化不良気味。後50ページ足すか、余計なエピソードを削って焦点を絞って欲しかった」といったところでしょうか。また3ヶ月か4ヵ月後になるのでしょうが、次の話が早くできて欲しいですね。
 
 「コードギアス」も一応終わりということでいいんでしょうね。ここに来て新キャラ登場や旧キャラ復活、今まで出てきたキャラの思いもかけない本性暴露なんていうイベントが多々あって、お話もこれから大事な一戦、というところで終わり、この続きは夏までおあずけ、というのも困ったものですが、それだけの期間を楽しみに待てる作品というのもなかなか無いような気がします。色々いい意味で期待を裏切ってくれた作品だっただけに、桜も咲きそろわぬうちから、早く夏になって欲しいと思います。

 「麗夢」DVD-BOX2 アニメイトでも予約始まっていますけど、まだ特典について告知されていないようですね。1では設定資料集でしたけど、今度もそれに該当するような何かがつくのでしょうか。

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