ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

極太野菜味噌○助(東京都新宿区西新宿)

2011年05月09日 14時16分40秒 | ラーメン
今日は新宿で所用を済ませた後、前から気にはなっていたものの開店時間と
自分の都合が微妙に合わなくて・・・っていうか、11時半の開店を待てずに
なかなか行く機会のなかった「極太野菜味噌○助」(※)に食べに行きました。
※店名は部分的に伏字にしている訳ではなく、「ごくぶとやさいみそまるすけ」と読みます。

開店と同時に店に入り、入口近くの券売機で特製味噌らぅめん(950円)の食券を購入し、
カウンター越しに店主に渡し、あとはカウンター席で座って待つのみ。
ただ、思ってたより客入りはなく、ランチタイムだったにも関わらず後客は1人だけ。

出て来たのは豚骨ベースに白味噌を聞かせたスープに太めの平打ち麺が入り、
チャーシュー、ネギ、モヤシ、キャベツ、味玉、辛味噌挽肉が乗った一杯でした。

スープは動物系の味に下支えされていて、味噌の味がしつこ過ぎないのが印象的で、
店名にあるような“極太”とまでは行かないものの太めの麺との相性も文句なしです。

チャーシューはやや濃い目の味付けでスープとのミスマッチが気になりますが、
肉厚で食感が楽しめ、モヤシやキャベツの盛り方と相まって二郎的な雰囲気を醸し出してます。
モヤシやキャベツに関しては調理の過程で札幌系の店でよく見られる、“あおり”と
呼ばれる炒めのプロセスを経ていることもあり、野菜の味がスープに出つつも
シャキシャキした食感が楽しめます。この辺は茹で野菜が好きな人にはNGかもしれませんが・・・。
あと、味玉も濃い目の味付けが気になりましたが、きっちり半熟になっていたのが好印象です。

・・・と、ここまでは良かったのですが、辛めに味付けされた挽肉で全てがぶち壊しです。
スープに溶かして味の変化を楽しんでもらおう・・・という算段でしょうが、
割としっかりしている元の味を台無しにしています。どうしてもこれをつけたいのであれば
辛さ一辺倒ではなく甘辛い味付けの方がスープにマッチするでしょう。

全体的にベースの部分で手間隙をかけていてるのは分かるものの、バランスというか
丼一杯のパッケージングに疑問符をつけざるを得ない、そんな一杯でした。
確かに、この店は道路向かいの「俺の麺 春道」をはじめ、有名店がひしめく激戦区にありますが、
そんな中で客の入りが少ない理由が食べて明らかにこれだろうと推測できるようでは厳しいかもしれません。
コメント
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