ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

麺処 ほん田 東京ラーメンストリート(東京都千代田区丸の内)

2012年03月03日 20時05分46秒 | ラーメン
今日は仕事で東京駅の近くに行く用事があったので、仕事を終えた後に
駅の地下にある「東京ラーメンストリート」にある「麺処 ほん田」に食べに行きました。

夕食にしてはやや早い時間にも関わらず「東京ラーメンストリート」に出店している8店のうちの
「六厘舎」だけは長蛇の列になっていましたが、今回は悪いけどアウトオブ眼中です。
お目当ての「麺処 ほん田」の前に着き、店の前の券売機でまず食券を・・・ということで
濃厚豚骨魚介特製つけ麺(980円)の食券を購入したらすぐに店の中に案内され、
カウンター席に座って食券を店員さんに渡して待ちました。

出て来たのは豚骨魚介系のつけだれに刻みチャーシュー、ネギ、メンマが入り、
冷水で締めた中太ストレート麺の上にチャーシュー、海苔、味玉が乗った一杯でした。

つけだれは魚介のダシがしっかり出ており、魚粉は香りつけ程度といったところでしょうか。
最近は魚粉てんこ盛り・・・・っていうか魚粉頼みで流行の上っ面をなぞったような店が散見されますが、
魚粉が少なくとも魚介のダシがしっかり出ていれば全然物足りなくないことがよく分かります。
とは言ってもこの店みたいに作り込んだら手間隙がかかって商売的には大変でしょうけど・・・。
麺はこれまた流行の極太麺ではないのですが、つけだれの持ち上げは十分ですし、
コシもしっかりあって食べ応えも申し分ありません。豚骨魚介系だからと言って
必ずしも極太麺でなくてもマッチするということを証明していると言えるかもしれません。

チャーシューは低温調理されたレアチャーシューで、これ自体の味付けは薄めで
あくまでも肉としての食感を楽しめる逸品で、つけだれに軽く浸して食べるのもなかなかの美味です。
これだとつけだれやスープの味を選ばず、どれにもマッチしそうです。
海苔は薄めながらもパリッとしていて香り十分で、メンマも丁寧に戻されていて過不足ありません。
また、味玉もきっちり半熟で心持ち甘めに味付けされていてアクセントになっています。

締めにスープ割を頼んだらそのまま割ってくれたようですが、魚介系のダシと魚粉の香りの
両方のカドが立つような感じになってしまい、これはネギでも追加してくれてたら
また印象が違ったかもしれません。

全体的には流行を押さえつつもただそれだけではない、力強くかつマイルドな一杯で、
同じ東京駅の地下で食べるつけ麺でも個人的には「六厘舎」よりも食べやすいのではないかと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする