今日は昨日オープンしたばかりの新店で食べようということで仕事帰りに御徒町駅の南口から出て
線路沿いに南側に歩を進め、線路下でまだ花輪がいっぱい飾り付けられている、「麺屋 翔」に
辿り着きました。新店というかよく食べに行く店の支店と言えばその通りなのですが、
こちらは塩を主軸に据えるとのことで、コンセプトの違う店ということになります。
店に入ると社長さんの元気の良い挨拶が飛んで来ました。テンションがいつもより高いです(笑)。
とりあえず店内の券売機で塩かけ(700円)をチョイスし、食券を店員さんに渡してカウンター席で待ちました。
出て来たのは鶏ベースに塩だれをきかせたスープに中細ストレート麺が入り、おそらくは常連客仕様でしょう、
味玉が入っています。かけラーメンであるので、味玉は評価項目から外します。
スープは鶏の旨味と塩のキレが力強くバランス良く、グイグイ引き込まれていきます。
麺は滑らかな食感でスープの持ち上げは両項です。とまあ、いつも通りに書くと
これだけで終わってしまうのですが、スープと麺だけで一切の誤魔化しのきかない状況下で
一杯としてのパッケージを完成させようとしたらどちらもかなりの水準を要求されます。
かけラーメンとは、いつものラーメンの具材を抜いただけ・・・ではありません。
そして、この一杯はきちんとその辺まで作り込んであります。
全体的には社長のこだわりを優先したかのような印象がぬぐいきれませんが、
その分、気合いを感じる一杯だと思いました。