鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

自治条例

2008年08月09日 02時42分10秒 | Weblog
現在、鈴鹿市地域課では自治条例の制定に向けて、策定委員会の市民メンバーを募集しています。血の通う、鈴鹿の地域性も含めた条例案を策定するためには、ハードルもかなり高いと思いますが、策定に向けての動きが、他の活動とリンクすることで、鈴鹿を動かしていくきっかけになるのではないかと個人的に思います。
条例というと‘しばる’というイメージもありますが、自治条例の策定の中で市民、議会、行政の役割を明確にし、それらを整理していくことは、地方分権と地域間競争の中で、地域の力を上げるために大切ではないかとも思います。
たとえば、市民・住民にとっての‘自治’を考えたとき、居住する地域内自治会でのいろいろな自治活動に参画するからこそ、街灯の設置や道路改良などのようなことを、自治会を通じて行政に要望できるのではないでしょうか。また、自治会の活動があるからこそ、行政も助かっている部分がありますから、行政にとっての自治会の意義も重要なはずです。そのようなことを飛び越して、いろいろな要望を個人の権利として行政にぶつけることは、権利の濫用につながる恐れはないでしょうか。だからこそそこを整理し、市民にもわかりやすくすることがいま求められているのではないかと思います。
その流れの中で議会基本条例はどうなるのかも含めて、関心を持っているところです。
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