鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

X年後を考える

2012年05月17日 01時10分46秒 | Weblog
気になることがあります。
それは何年後かのち、仮にX年後としますが、いろいろな変化の要素を加味して、その時点の世の中のことを考えて、政治に携わることが少ないように感じるのです。先のことを言っているようで、実のところは‘ 今 ’の議論だけをしているような場面が多いように。

例えば、震災がれきの問題にしても、たしかに復興ということから考えれば、一刻も早くがれきを片付けるという考えがあるかもしれません。そうすれば、X年後には復興が進んでいるという見方ができるとも。

しかし、復興ということについて、いろいろな要素を加えてみると、そもそも福島第一原発の事故現場はなにも解決していない、今なお進行中という現実があり、そのことが少なくとも、石棺にされたチェルノブイリ原発の状況程度(もちろん解決とは思いませんが)にならない限りは、軽々しく復興と言えないのではと考えます。

もし、X年後に4号機の使用済み核燃料が大気に触れることがあったら、水での冷却ができなくなったら、そのときは膨大な量の放射性物質がまた拡散されるかもしれません。大丈夫だとして、汚染水が収容しきれなくなったら、その時はどのように汚染水を保管していくのか。
本来はこちらのリスクをまず解決することが優先ではないでしょうか。
最低限、この問題について整理して、国・政府から責任のある情報提供がなされなければいけないことです。

政治が本来議論すべきは、今のがれきの話だけではなく、X年後のリスクマネジメントも含めた対応ではないでしょうか。
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委員会

2012年05月17日 00時51分35秒 | Weblog
昨日、所属の委員会が決まりました。

所属委員会は、産業建設常任委員会、鈴鹿亀山広域連合議会、広報広聴委員会です。

常任委員会は、今期から新しく組み替えられた委員会になっています。
以前までは、生活産業と建設水道と別れていたものが、生活は福祉と組み合わされ、文教と環境が組み合わされ、新しい委員会構成になりました。組み合わされたことで、産業建設は公共交通と都市計画がつながりをもつなど、かなり広がりを持つ委員会になったのではないかと考えます。
その初めての委員長に就任することになったので、気持ちが引き締まります。

産業建設委員会の方針としては、聴く(市民、行政、議員間)、話し合う(意見交換や議論)、行動する(チェックと政策提案)を大切にしたいと考えています。そのうえで、行政側とは是是非非のスタンスで向かいあっていくことを考えています。
自分としては、いろいろな方から話を持ちかけられることがあるでしょうが、特定の意見に偏らないスタンス、当たり前ですが、公平な行動をとりたいと考えています。

鈴鹿亀山広域連合議会は、昨年から継続になります。
介護保険の第5期計画が策定され、介護保険料が大幅にUPということになりました。この中、介護予防などの分野や、地域医療の分野などで、広域連合議会の一般質問の場を活用して、鈴鹿市と亀山市の連携を投げかけたいと考えています。

広報広聴委員会は1期目に経験して、議決に関しての表現や、その他の広報活動について意見をかなり出しました。今回、2期目の議員として取りくむことになりますので、広報の部分でいろいろとまた提案していきたいと考えています。

できるだけ、方針に沿った動きをとるように心がけますので、ご指導よろしくお願いします。
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