きょう、三重県で73例目と74例目となる新型コロナウィルス感染症患者が、鈴鹿市在住の20代女性と40代男性から出たということが公表されました。今回の事例も、ご本人も保健所もできうる対応をされているであろうことから、関係者の人権尊重と、過剰な反応による生活不安や攻撃的な行動につながらないよう、私たち一人一人が配慮と、冷静に判断して行動することが大切です。
現在わかっている情報としては、女性は7月19日に名古屋市を買い物で訪れた履歴があり、7月21日に発熱し味覚障害と嗅覚障害の症状、23日に医療機関Aを受診、24日に発熱し味覚障害と嗅覚障害が継続、25日に医療機関Bを受診して医療機関Cを紹介され、医療機関Cで検体採取、26日に陽性が判明したということです。男性は7月15日から21日の間に複数回、愛知県との間で出張を行っており、7月21日に発熱、22日に医療機関A受診し解熱剤処方、25日に医療機関Aを受診、医療機関Bを紹介され受診し検体採取、26日に陽性が判明したと報告されています。どちらの方も7月27日時点で県内医療機関に入院しているということで、回復して陰性となるまでの期間、外出されるようなことはないと思います。また、どちらの方の濃厚接触者の方々は保健所による調査と検査、そして健康観察が行われることになっています。
つい先日には名古屋を本拠地とするサッカーチームから陽性反応者が出て試合が延期されていたりもしていますし、愛知県や名古屋市の感染事例も多いままです。先日のブログでも書きましたが、やはり大都市の市中感染が広がっていることを予感させられ、全域というよりは、感染リスクが濃厚なエリアがあるのではないかと思います。7月23日から始まった4連休では、伊勢や鳥羽などで関東ナンバーの車が多く見られたり、観光客の方も多くきていたということを聞きます。鈴鹿市のショッピングセンターや観光地に来た方もいらっしゃるでしょうし、逆に鈴鹿市から県外の観光地に出かけた方もいらっしゃっただろうと思います。
報告を読んでいくつか考えたことを行政に送信しました。以下はその一部です。