今日の午前中、8月19日に会派市民の声で行った市民の皆さんとの意見交換で、パブリックコメントとは別の流れで気になった点を、複数課で意見交換しました。
それは端的に言葉を整理すると、あるご意見をお聞きする中で私が「鈴鹿市公共施設等総合管理計画の中で、今ある公共施設をすべて残していくことは不可能ということが示されているんです。」と話したところ、「そうであれば、課題と考えていることに対する自分の考えも、また違った形になっていたと思う。」と話されたことに関してです。
鈴鹿市公共施設等総合管理計画そのものは、広報すずかで特集されていたり、市ホームページにも掲載されているもので、そう見ると市民の方に伝わっているように考えられますが実際は伝わっておらず、総合計画の策定だけでなく、いろいろな政策課題を考えるときに、公共施設から見える鈴鹿の課題が、市民の方と共有されていないと考えられるのです。
それは税収が今以上にならなければ、「今の状況の延長では、全ての公共施設を維持することはできない。」ということに尽きます。
公共施設は一例ですが、総合計画は夢物語ではないはずで、やはり、将来のリスクや懸念の存在を、市民の方にも伝える責任が市長以下行政にはあるはずです。
また、個別の事案については担当レベルでの説明で良いかもしれませんが、政策の大きな部分については、その内容に応じた幹部職員、もっと言えば市長もしくは副市長が説明する点と考えます。
そのように考えながら、市の課題を見える化して話すこと、計画や資料などにしっかり書き込むことが必要だと意見をしながら、担当課と話をしました。