ホバリングのけたたましいローターブレードの音。
民放各局は危険とも思える決壊した堤防の末端で、現場からの中継と称してレポートを行う。
一方、スタジオでは何処ぞのセンセイらしきヒトが毎度の鬼の首でもとったかのように、分ったような
口ぶりで治水の不備を指摘する。(被災後じゃなくて被災前に言え!)
そして、うなずく古館ほかク〇の役にもたたないタレントキャスターたち。
「決して諦めないでください」「手を振って大声で助けを求めて下さい」
繰り返し言います「決して諦めないでください」「助けを求めてください」
それは静かな口調にも聞こえたが、私はテレビの向こうでアナウンサーが叫んでいるようにも聞こえた。
正直、NHKは嫌いです・・・。
しかし、放送上色んな制限が有る中、本来の報道とは逸脱しているかも知れないこのアナウンサーの
呼びかけによって、助かった人が居るかも知れない。
いつものように他社より緊迫した映像のみを求める民放に比べれば、このアナウンサーの繰り返し
繰り返しの呼びかけは、映像なんかに頼らない純粋な、これが本来の報道の役目なのかも知れない。。。