開幕前、最後のオフィシャルテスト。ドゥカティ勢が相変わらず上位を占めるものの、エンジンについては2025年版より昨年型
2024年版の方が良いということで、ドゥカティワークスの二人も2024年版を選択した模様。本来は2026年にエンジン開発が
凍結されるため、2025年版を熟成させたいところではあるが、サテライトが使う2024年版エンジンの方が安定して速い
という結果になびいたことになる。
マルティンが欠けたアプリリアはベッチェッキがテストでも検討。安定した走りをみせている。同じくアプリリアの小椋は徐々にモトGP機に
慣れてきた模様で、レースに向けてのロングランに移行。
KTMについてアコスタのタイムはテストと言うより必死のタイムアタックに依るもので、少し低迷ぎみではある。
ビニャーレスやエネアについてはシートカウルを色々と試しているようで、KTM機に慣れるまで数戦は必要のよう。
前回、セパンでのテストでは上昇気流に乗ったかと思われたヤマハではあるが、ここタイでは少し後退。但し、移籍組の
ミラーがM1機との相性が良いようで検討している。ヤマハワークスのファビオが言うように、先ずは先を行くKTMとアプリリアが
目標というのが実情。そして、ホンダ。ワークスのミルが上位に上がり明るい兆しはあるようにも思えるが果たして・・・。
因みに、ドゥカティワークスの二人はタイムアタックはしていないと言いいながらもこのタイム。やはり今年はこの二人が
優勝候補であることは間違いないようではあるが、フレームや空力が最新型とは違うとは言え同じ2024年版エンジンの
サテライトドゥカティ勢も絡んで来ることは間違いないようである。
いよいよ2025年シーズン開幕まであと少し。当地タイにて今季開幕戦は2月28日~、3月2日が決勝予定です。
ducakichi・Instagram
小椋君のテスト結果には
驚かされました。
史上最強の日本人ライダーなのかと。
アメリカメジャーリーグでの
野茂英雄の活躍と同じもの感じます
今年の活躍を応援したいです。