この時期になると、いつもの特殊建築物の定期調査業務の土花亭事務所。
この日は、一日で2件の旅館の定期調査を行う。
合間の休憩時間に缶コーヒーを飲みながら、いつもの目の前の景色を眺める。
丹生大橋をいつもより多くの車が行き交う。
それもその筈で只今、廃炉作業と定検作業の真っ只中。
ところで、ここの廃炉。 原発の運転期間を原則40年と定めた原子炉等規制法下で、電力会社が
廃炉を決めた初めての原発。
原子炉建屋の外壁パネルが一部捲られているようですが、多分、今の作業内容は機器や配管に付着した
放射性物質を取り除く「系統除染」と呼ばれる作業程度の筈ですか・・・。
ところで、本当に廃炉なんて出来るのかどうかの話は別として、俗に言う「40年ルール」。
科学的根拠はないと言う学者も居るようですが、学者なんて言うものは到底、信用できないもの。
それより「ルールはルール」。
当初、「40年」と決めたからにゃ~守るべきだと思うんですがねぃ・・・。