土花吉&与太吉

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原付一種の絶滅

2018-05-08 | 【土花亭】

転倒で動転しちまって、動かないであろうヒトのバイクで再び走り出そうとするドビはさておき。。。

先日の「決してホンダ党ではないのですが part2」においての「モンキー復活」も原付二種(125cc)。

今、バイク市場では50ccの原付一種が絶滅傾向にある。

原因は2017年の排出ガス規制と2020年の次期排ガス規制。

この規制をクリアーしようとすると相当なコストがかかり当然、販売価格にも影響を及ぼす。

又、承知の通り原付一種には交通に関する多くの規制が相変わらず存在する。

今年2月のヤマハ発動機の決算報告会において、日高社長は「50ccのバイク市場は悲観的にみている」と発言し、

既に「電動アシスト自転車」へのシフトが始まっているとも述べた。

ヤマハは既にホンダとの業務提携が始まっており、2018年中をめどにホンダからスクーターをOEM調達することが

決まっていて、今後はビジネススクーターの共同開発や原付一種クラスの電動二輪車普及でも協業する計画でいる。

そんな、どうも絶滅するであろうと予想が出来てしまう原付50cc。

これには法規上の不具合が時代と共に露出したのも大きな原因と思われる。

実際、原付50ccで法定速度を守り、町中を走行してみるといかに危険かが分る。

法定速度30km/h以下があまりにも遅過ぎある意味、自身の身を守るために速度超過で走行してしまう。

せめてあと10km/h、法定速度を上げて欲しいと感じてしまうのが現状。

普通自動車免許を取得すればオマケに付いてくるような原付一種免許。

小型二輪免許も含めた免許制度や道交法をはじめ、時代に合ったものにして行かなくては

世界で稀にみる、日本独特の「原動機付自転車」という文化自体が消えてしまう。。。(了)

 

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