バニャイアのスプリントレースでの不調はやはりマシンにあったようで、その(チャタリング)原因は本人も理解しており
決勝までには解決するとスプリントレース後、言い切る。
そんな決勝レースがスタート。スタート後、一気にそのバニャイアが先頭へと飛び出る。続く2番手にはマルティンとビンダー。
二人で2番手争いをしている内にバニャイアは逃げ切り体勢へ持ち込もうとする。
続く集団の一人、アコスタはスタートでタイヤをスピンさせ後退するも追い上げ、先ずはマルケス弟を抜き続いてマルケス兄までも
抜き去り4番手まで上がる。
しかし、タイヤのマネジメントには未だ経験が必要なようで、上位グループで争う内にコーナーで膨らみ始め、やがてリアタイヤからも
煙が出る始末で、完全にタイヤがタレてズルズル後退。レース後の本人のコメントでは「下位集団に埋もれるより、今は上位集団で
走り、速いライダーたちから学ぶ時」と、彼なりの考えがあるようで、やはりただ者ではない。
レースに話を戻すとやはり、バニャイアはマシンが決まればレース運びは完璧。一度も首位を譲らず安定した走りでチェッカーまで
辿り着く。強いて言えば、昨年来の決勝では勝つがスプリントでは勝ち星が少ないとい点を克服すれば、3年連続の
チャンピオンも現実味を帯びて来る。
では決勝結果。。。
尚、次戦ポルトガルGPは24日(日)が決勝予定です。
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