最近はあまり耳に?目にしない「あっかんべー」。。。
「あっかんべー」してくれないんですよねぇ・・・このペン。通称「赤べろ」と言われる露出計と連動する
警告板がファインダー内に出てくれない・・・。8年ほど前の40年前の自分へのご褒美でも登場した「少年PEN」としては
治して上げたいペン。ペンは私にとっては特別。早速、60年ほど前の「OLYMPUS-PEN-EE-S」をいつもの「分解系」。
軍艦部を外そうとしていると早速、つまずく・・・。カウンターの中央のカニ目を外す工具がないのです。
カメラの修理屋じゃあるまいし、こんな工具があるわけがなく裏技で外しにかかる。(逆ネジやし・・・)
何とか外れたところで、軍艦部ご開帳ぅ。
赤〇の部分が露出計の針で、明るさによって左右に振れる構造。
早速、レンズ前面のセレンを手で覆ったり懐中電灯で光を当ててみるも針が動かない。(固着はしていない)
絞りやシャッタースピードは明るさによって反応はしているようで、シャッターを切ると感じとれる。
次に、ファインダーごと露出計を取り出して観察。(下の赤〇が「赤べろ」)
触っている内にたまに「赤べろ」が飛び出す時もあるようで、何処かの配線の接触が悪いのかゴソゴソ動かしてみる。
しかし、安定した警告(赤ベロ)が飛び出さない・・・。どうやっても改善されない・・・。
よく「セレンの劣化」などとネットにも載ってはいるけど、こんなもの劣化するもんなん?と疑問に抱きつつの「分解系」。
後はセレンにくっついている配線の接触が疑わしいけど、それを治すには先ずボディの皮を剥がしレンズを外さなきゃいけないし
そこまではねぃ・・・。
お手上げの裸のペンに「あっかんべー」をしたいところですが、ここまで分解したので、せめてファインダーの中ぐらいは
奇麗にしてあげて、元に戻しましょうかねぃ・・・。(撃沈)
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