ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

小倉城

2009年02月14日 | 北九州
1602年、細川忠興によって築かれた小倉城。
城には、そこあるだけで他の建築物にはない存在感が感じられる。


石垣に沿って半周すると天守閣への入口がある。
このアングルから見る小倉城は初めてだが、表とはまた違った印象を受ける。


小倉城庭園の書院。池泉回遊式庭園で、池の位置が一段低い設計となっている。


池には、三つの橋がかけられているが、ひとつは池の底に沈む沈下橋となっている。
昔は、紫川を通じて海と繋がっており、潮の満ち引きがあったそうで、
引き潮のときには、この橋が現れて行き来できたのだという。


小倉城の天守は、「唐造りの天守」と言って、4階と5階の間に屋根の庇がなく、
4階よりも5階のほうが大きい造りとなっているのが特徴だとか。


天守閣から眺める小倉城庭園。整然と並ぶ書院造の屋根が美しい。
向うに見えるのは紫川。


関が原の戦いで功を成した細川忠興が居城とした小倉城。
黒い雨戸に囲まれた天守が白壁に映えて、端正な表情を見せてくれます。
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