生まれたばかりの白鳥の赤ちゃんが見られると聞いて、先週末、下関市の深坂(みさか)溜池に行ってきました。青々とした木々に囲まれた深坂溜池は、今がまさに新緑のピークです。

堰堤で堰き止められた深坂溜池は、農水省の日本ため池百選に指定されており、周囲は、深坂自然の森公園として整備されています。

餌箱が設置してある堰堤のそばで白鳥を探していると、日頃から白鳥の世話をしている方が、岸辺の休憩場所などの見回りに同行させてくれました。母親と6羽の雛たち(写っていませんが、近くに父親もいました)。白鳥の雛をこんな間近で見たのは初めてです ヽ(^o^)丿

再び堰堤に戻って、白鳥ファミリーが近づいてくれるのを待っていると、突然、ババババッと大きな音が・・・・・・。

飛び上がるわけでもないのに、さまざまな方向に水面を滑走する父親。バサッバサッという羽音と、大きな水かきで水面を叩く音。こちらに向かってくる姿は、かなりの迫力です。

その後、雛たちを連れた母親が、静かに、優美に岸辺に近づいてきました。先ほどの父親の大爆走は、子供たちを狙う天敵(カラスなど)を威嚇し、追い払うためなのかもしれません。

6羽の可愛い雛たち。7羽孵化したのに、いつの間にか6羽に減ってしまったそうです。おそらくカラスに襲われたのだろうとのことでした。

雛たちを見守る視線の優しそうなこと。

岸壁に近づいた母子に父親が合流してきました。

母親が動くと、6羽の雛も一斉に追っかけ。ひと時も母親のそばを離れません。雛たちの姿を後から見守る父親。周囲に睨みを利かせ、家族の安全を確かめているかのようです。

餌箱に群がる雛たち。食欲旺盛です (^-^)ゞ

柔らかそうな羽毛。

この8羽の家族は、常盤公園に引っ越しすることが決まっており、このすぐあと、公園のスタッフに保護されました。鳥インフルエンザなどの健康チェックが終わると、一般に公開されるそうです。(雛を除いて親たちは、5月1日、白鳥湖で公開されました)
場所を変えて向こう岸へ。こちらには、さっきとは違う若い白鳥夫婦の巣がありました。雛は1羽だけのようです。

こちらでも、雛は母親に付きまとっていました。

父親は、まだ孵化していない4個の卵を抱きながら、木の枝を集めては巣の補強に余念がありません。

孵化して間もない雛は、母親の背中の上に乗りたい一心で、お尻のあたりをつついています。

なんとか母親の背中に這い上がろうと必死ですが、なかなか上手くいきません。

右足をかけて、よじ登り・・・・

・・・・・悪戦苦闘の末、やっとのことで、乗り込みに成功しました ヽ(^o^)丿

母親の背中で羽根に包まれて、ひと安心。ここが一番落ち着く場所なんでしょうね。

しばらくすると、雛が顔を見せてくれました。波乗りみたいです(笑)

駐車場に戻りながら、池の周囲をぐるりと散策していると、戸畑アヤメの群生を見つけました。

こちらは、帰り道に立ち寄ったレンゲ畑。芝桜のようにも見えますね。

蓮の花に似ていることから、「蓮華草(れんげそう)」と呼ばれるそうです。

二組の白鳥ファミリーの子育てを見ることができ、雛たちの愛らしさにすっかり癒された一日でした。ひと家族は常盤公園に引っ越しとなり、既に一般公開も始まっています。昭和32年以降、半世紀に亘って常盤公園のシンボルだった白鳥。この家族を先駆けとして、常盤公園に白鳥が復活する日も近そうですね。

堰堤で堰き止められた深坂溜池は、農水省の日本ため池百選に指定されており、周囲は、深坂自然の森公園として整備されています。

餌箱が設置してある堰堤のそばで白鳥を探していると、日頃から白鳥の世話をしている方が、岸辺の休憩場所などの見回りに同行させてくれました。母親と6羽の雛たち(写っていませんが、近くに父親もいました)。白鳥の雛をこんな間近で見たのは初めてです ヽ(^o^)丿

再び堰堤に戻って、白鳥ファミリーが近づいてくれるのを待っていると、突然、ババババッと大きな音が・・・・・・。

飛び上がるわけでもないのに、さまざまな方向に水面を滑走する父親。バサッバサッという羽音と、大きな水かきで水面を叩く音。こちらに向かってくる姿は、かなりの迫力です。

その後、雛たちを連れた母親が、静かに、優美に岸辺に近づいてきました。先ほどの父親の大爆走は、子供たちを狙う天敵(カラスなど)を威嚇し、追い払うためなのかもしれません。

6羽の可愛い雛たち。7羽孵化したのに、いつの間にか6羽に減ってしまったそうです。おそらくカラスに襲われたのだろうとのことでした。

雛たちを見守る視線の優しそうなこと。

岸壁に近づいた母子に父親が合流してきました。

母親が動くと、6羽の雛も一斉に追っかけ。ひと時も母親のそばを離れません。雛たちの姿を後から見守る父親。周囲に睨みを利かせ、家族の安全を確かめているかのようです。

餌箱に群がる雛たち。食欲旺盛です (^-^)ゞ

柔らかそうな羽毛。

この8羽の家族は、常盤公園に引っ越しすることが決まっており、このすぐあと、公園のスタッフに保護されました。鳥インフルエンザなどの健康チェックが終わると、一般に公開されるそうです。(雛を除いて親たちは、5月1日、白鳥湖で公開されました)
場所を変えて向こう岸へ。こちらには、さっきとは違う若い白鳥夫婦の巣がありました。雛は1羽だけのようです。

こちらでも、雛は母親に付きまとっていました。

父親は、まだ孵化していない4個の卵を抱きながら、木の枝を集めては巣の補強に余念がありません。

孵化して間もない雛は、母親の背中の上に乗りたい一心で、お尻のあたりをつついています。

なんとか母親の背中に這い上がろうと必死ですが、なかなか上手くいきません。

右足をかけて、よじ登り・・・・

・・・・・悪戦苦闘の末、やっとのことで、乗り込みに成功しました ヽ(^o^)丿

母親の背中で羽根に包まれて、ひと安心。ここが一番落ち着く場所なんでしょうね。

しばらくすると、雛が顔を見せてくれました。波乗りみたいです(笑)

駐車場に戻りながら、池の周囲をぐるりと散策していると、戸畑アヤメの群生を見つけました。

こちらは、帰り道に立ち寄ったレンゲ畑。芝桜のようにも見えますね。

蓮の花に似ていることから、「蓮華草(れんげそう)」と呼ばれるそうです。

二組の白鳥ファミリーの子育てを見ることができ、雛たちの愛らしさにすっかり癒された一日でした。ひと家族は常盤公園に引っ越しとなり、既に一般公開も始まっています。昭和32年以降、半世紀に亘って常盤公園のシンボルだった白鳥。この家族を先駆けとして、常盤公園に白鳥が復活する日も近そうですね。
