ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

じんわり沁みるやさしい味 ~ 門司港名物ちゃんらー

2019年07月13日 | 食べ歩き
少し前になりますが、門司港レトロ地区を散策しました。
白と茶のレンガの外壁が美しい大連友好記念館(旧 国際友好記念図書館)。大正ロマンただよう門司港レトロの中でも、最も瀟洒な建物のひとつです。


この日、新浜埠頭に停泊していた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海底広域研究船「かいめい」。「かいめい」は2016年に完成した新鋭研究船で、海洋資源の調査、地震・津波の防災・減災研究、地球規模の気象現象の把握などを任務としています。この後、青森県沖で消息を絶ったステルス戦闘機F-35Aの捜索にも参加したそうです。


門司港名物と言うと、まずは焼きカレーが頭に浮かびますが、この日はもうひとつの門司港の味、ちゃんらーを食べに二代目清美食堂へ・・・・・・。


初代清美食堂の時代から地元の人たちに愛されたちゃんらーは、戦後の貧しい時代の優しい母の味です。


私はちゃんらーをダブルで。もうひとつは、焼うどんならぬ焼ちゃんらー。これは前回来たときにはなかったので初めて食べる味です。


ちゃんらーの麺は細めのチャンポン麺。ラーメンでもチャンポンでもうどんでもない、やさしい和風味のスープ。心と体にじんわり沁みわたります。


焼きちゃんらーも味が濃すぎず、さっぱりして美味。


ふかふかに蒸しあがった芋まんじゅう(「いもちゃんまんじゅう」と言うらしいです)をテイクアウトしました (^-^)ゞ


もともと「清美食堂」は、お笑いタレントの芋洗坂係長のお母さんが、昭和30年ごろに始めた店。芋洗坂係長が家業を継がず芸能の道を選んだため、惜しまれつつ平成10年に閉店しました。しかし、約15年の歳月を経て2014年、芋洗坂係長とお姉さんが一念発起。天国のお母さんが見守るなか、二人で協力して「二代目清美食堂」として復活させたのだそうです。

《お知らせ》
「地球の歩き方」福岡特派員ブログに『つるっと、もちっと~豊前裏打会 うどん満月』をアップしました。併せてご覧いただければ幸いです。

人気ブログランキングへ

二代目清美食堂そば・うどん・麺類(その他) / 出光美術館駅九州鉄道記念館駅ノーフォーク広場駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする