2014年に設立されたタイベトジェットエアは、世界的に最も成長著しい航空会社と評価されるタイのLCCです。今年7月から福岡空港とバンコク・スワンナプーム国際空港の直行便の運航を開始(週3便)しましたが、9月から週4便に、さらに10月からは週5便に増便されることになりました。
これに伴ってタイベトジェットエアは、メディア向けイベントを博多で開催。写真は会場となった中央区薬院のタイ料理店、ドゥワンディです。
会場に集まったのは、タイ国政府観光庁福岡事務所長をはじめ、タイベトジェットエアと日本総代理店ワールドコンパス、20数名のメディア関係者。私も、「地球の歩き方」福岡特派員としてイベントに参加し、和やかな雰囲気の中、日本とタイの交流を深めたいという思いを共有しました。(「地球の歩き方」ニュース&レポートに、『LCC就航でバンコクがもっと身近に!タイベトジェットエア【福岡-バンコク便】が週5便就航へ!』が掲載されています)
KBCなどによく出演されている、タレントでラジオパーソナリティの斉藤ふみさん。会場でご一緒しました。(写真撮影の承諾をいただいています)
まず初めにタイ国政府観光庁福岡事務所長から、日本とタイの交流の現状について説明がありました。(中央の女性が所長、その右隣はタイベトジェットエア営業本部長、その隣はワールドコンパス代表。向かって右のメモを持っている男性は福岡事務所の通訳の方です)
福岡-バンコクは、片道およそ5時間半~6時間。コロナ対策としての入国規制はタイでは既にほぼ撤廃されており、陰性証明や到着時の検疫も必要ありません。日本でも9月7日から入国時の規制が大幅に緩和されましたので、日本とタイはお互いに最も行き来しやすい国のひとつと言えるでしょう。コロナ以前から、タイは日本人にとって人気の観光地。このタイミングでの直行便の就航・増便は、人の往来に弾みをつける効果が期待できそうですね。
各テーブルには現地事情に詳しい関係者の方が1人ずつ配置され、タイの現状や旅行者の動向などについて最新の情報を聞くことができました。たまたま同席した方が近々バンコク支局に赴任することもあって、現地の日本人コミュニティや医療状況など話題は尽きず、予定された2時間があっという間に過ぎていきました。
なかにはおもしろい話も……。根っからの仕事人間で自分にも部下にも厳しかった上司がタイに転勤となり、数年後に帰国すると、まるで仏様のように穏やかで優しくなっていたそうです。“ほほえみの国”といわれるタイのゆったりとして穏やかな国民性のおかげかもしれませんね(笑)
ここからは、今回のランチイベントで提供された料理をいくつか紹介したいと思います。
タイ料理は「辛い」というイメージがありますが、決してそれだけではなく、辛み、甘み、酸味のバランスが絶妙にとられているのが特徴です。とりわけ、屋台などで人気の料理は、美味しくてリーズナブル。極端な円安が続く昨今、懐にやさしいのも大きな魅力です。
まず最初に運ばれたのは、タイ料理の代表格とも言えるトムヤムクン。タイ語で「トム」は“煮る”、「ヤム」は”混ぜる”、「クン」は”えび”という意味です。酸味と辛み、ハーブの複雑な香りが絡み合って絶妙のおいしさでした。
甘辛いソースで炒めたシーフードと春雨のサラダ、ヤムウンセン。色とりどりの野菜にエビやイカ、ピーナッツなど具だくさんで、ちょっとスパイシーなサラダです。
えびのすり身を揚げたトートマンクンと、チキンを甘辛いタレに漬け込んで炭火で焼いたガイヤーンは、一緒の皿で出てきました。
トートマンクンは、パン粉の香ばしさとスパイスの風味が食欲を刺激するタイの屋台料理で、ぷりっとした食感が魅力。ガイヤーンは、チキンをスパイスに漬け込んで焼いたもの。丸鶏や骨付き肉、串にさした焼きとり風のものなど、バリエーションは様々だそうです。
青唐辛子(プリッキーヌ)とココナッツミルクをベースに作られるグリーンカレーも、最もタイらしい料理のひとつ。青唐辛子の辛みをココナッツミルクが和らげ、数種類のハーブが加わって実に味わい深いカレーでした。
小粒のタピオカが入ったココナッツミルクはすっきりとした甘さで、グリーンカレーの後にぴったりのデザート。爽やかな香りのジャスミンティーも、気持ちをリフレッシュさせてくれる効果がありました。
ランチイベント翌日の8月26日~28日、天神で行われた「タイフェス2022~サヌックナイト in 福岡」。在福岡タイ王国総領事館が主催する毎年恒例のフェスティバルですが、コロナの影響を受け今年は3年ぶりの開催となりました。バンコクのナイトマーケットをイメージした会場では、本格的なタイ料理が味わえるのはもちろんのこと、ムエタイやタイ舞踊などのステージイベントも行われました。日本にいながらタイの雰囲気を味わえる絶好の機会なので、来年はぜひ私も参加してみたいと思います。
イベント参加者に配られたタイベトジェットエアのトートバッグ。「ベトジェットエアーは、森林と絶滅が危惧される野生動物を保護する活動を支援します」と書かれた “fly green” のタグが付けられていました。
裏表を合わせると、こんな大きな絵になりました (^-^)ゞ
コロナ自粛をきっかけに料理のまね事を始めて間もない頃、『10分で本格タイごはん』という本を書店で見つけてきて、タイ料理づくりにハマッたことがあります。難しそうに思えるタイ料理ですが、著者の味澤ペンシーさんによれば、①ナンプラー、②ココナッツミルク、③ペースト(カレーペーストやトムヤムペーストなど)という3つの基本アイテムさえあれば、あとは日本の食材で代用できるのだそうです。
そこで、さっそくカルディでタイの調味料などを大量に買い込んできました(笑)
•パクチースープ、•フリーズドライのパクチー、•タイビール「シンハー」、•トマトの水煮(カットとホール)、•ココナッツミルク、•シーズニングソース、•ムエタイソース(タイのピリ辛調味料)、•トムヤムペースト
ペンシーさんの『10分で本格タイごはん』を参考に作ったタイ料理を紹介します。
《ガパオライス》
最初に作ったのはガパオライス。本来は、ガパオというタイ特産のバジルを使うので、ガパオライスと言うのだそうです。ニンニクや唐辛子、ナンプラーとシーズニングソース、オイスターソースでエスニックな味わいに。
《屋台ラーメン バミーナーム》
コンソメとナンプラー、少量のレモン汁で味を調え、豚バラ、青梗菜、もやし、煮卵、ニンニクオイルをトッピング。最後にドライパクチーを振った、タイ風あっさり塩味ラーメンです。
《トムヤム炒飯 カーオパット トムヤム》
トムヤムペーストとナンプラー、シーズニングソースで味つけしたトムヤム炒飯。ぷりっぷりのエビとレモンの風味でエスニック感が高まります。後ろはパクチースープ。
《屋台汁麺 センミー ナーム》
鶏がらスープで食べる、タイを代表する屋台麺センミー ナーム。味つけはナンプラー・コンソメ・粗挽き胡椒、レモン汁など。豚の挽き肉、小松菜、もやし、小ねぎをトッピングし、ニンニクオイルで香りとコクを出しています。
《タコのエスニック揚げ》
酒・ナンプラー・シーズニングソース・オイスターソースで下味をつけたタコに、片栗粉をまぶして揚げたエスニック揚げ。パクチーを敷いたお皿に盛り、ししとうの素揚げをトッピング。スイートチリ代わりのムエタイソースとレモンを添えました。
“ほほえみの国”とよばれる敬虔な仏教国、タイ。近代的な高層ビルときらびやかな王宮や寺院が同居する首都バンコクは、アジアらしい熱気と活気にあふれた魅力たっぷりの都市です。直行便で5時間半から6時間と近く、時差もわずか2時間。日本と比べると物価が安く、また治安もよいことから女性の旅先としても人気がありますね。私自身も、今回のイベントを通じてますます興味が湧いてきました。
これに伴ってタイベトジェットエアは、メディア向けイベントを博多で開催。写真は会場となった中央区薬院のタイ料理店、ドゥワンディです。
会場に集まったのは、タイ国政府観光庁福岡事務所長をはじめ、タイベトジェットエアと日本総代理店ワールドコンパス、20数名のメディア関係者。私も、「地球の歩き方」福岡特派員としてイベントに参加し、和やかな雰囲気の中、日本とタイの交流を深めたいという思いを共有しました。(「地球の歩き方」ニュース&レポートに、『LCC就航でバンコクがもっと身近に!タイベトジェットエア【福岡-バンコク便】が週5便就航へ!』が掲載されています)
KBCなどによく出演されている、タレントでラジオパーソナリティの斉藤ふみさん。会場でご一緒しました。(写真撮影の承諾をいただいています)
まず初めにタイ国政府観光庁福岡事務所長から、日本とタイの交流の現状について説明がありました。(中央の女性が所長、その右隣はタイベトジェットエア営業本部長、その隣はワールドコンパス代表。向かって右のメモを持っている男性は福岡事務所の通訳の方です)
福岡-バンコクは、片道およそ5時間半~6時間。コロナ対策としての入国規制はタイでは既にほぼ撤廃されており、陰性証明や到着時の検疫も必要ありません。日本でも9月7日から入国時の規制が大幅に緩和されましたので、日本とタイはお互いに最も行き来しやすい国のひとつと言えるでしょう。コロナ以前から、タイは日本人にとって人気の観光地。このタイミングでの直行便の就航・増便は、人の往来に弾みをつける効果が期待できそうですね。
各テーブルには現地事情に詳しい関係者の方が1人ずつ配置され、タイの現状や旅行者の動向などについて最新の情報を聞くことができました。たまたま同席した方が近々バンコク支局に赴任することもあって、現地の日本人コミュニティや医療状況など話題は尽きず、予定された2時間があっという間に過ぎていきました。
なかにはおもしろい話も……。根っからの仕事人間で自分にも部下にも厳しかった上司がタイに転勤となり、数年後に帰国すると、まるで仏様のように穏やかで優しくなっていたそうです。“ほほえみの国”といわれるタイのゆったりとして穏やかな国民性のおかげかもしれませんね(笑)
🍀
ここからは、今回のランチイベントで提供された料理をいくつか紹介したいと思います。
タイ料理は「辛い」というイメージがありますが、決してそれだけではなく、辛み、甘み、酸味のバランスが絶妙にとられているのが特徴です。とりわけ、屋台などで人気の料理は、美味しくてリーズナブル。極端な円安が続く昨今、懐にやさしいのも大きな魅力です。
まず最初に運ばれたのは、タイ料理の代表格とも言えるトムヤムクン。タイ語で「トム」は“煮る”、「ヤム」は”混ぜる”、「クン」は”えび”という意味です。酸味と辛み、ハーブの複雑な香りが絡み合って絶妙のおいしさでした。
甘辛いソースで炒めたシーフードと春雨のサラダ、ヤムウンセン。色とりどりの野菜にエビやイカ、ピーナッツなど具だくさんで、ちょっとスパイシーなサラダです。
えびのすり身を揚げたトートマンクンと、チキンを甘辛いタレに漬け込んで炭火で焼いたガイヤーンは、一緒の皿で出てきました。
トートマンクンは、パン粉の香ばしさとスパイスの風味が食欲を刺激するタイの屋台料理で、ぷりっとした食感が魅力。ガイヤーンは、チキンをスパイスに漬け込んで焼いたもの。丸鶏や骨付き肉、串にさした焼きとり風のものなど、バリエーションは様々だそうです。
青唐辛子(プリッキーヌ)とココナッツミルクをベースに作られるグリーンカレーも、最もタイらしい料理のひとつ。青唐辛子の辛みをココナッツミルクが和らげ、数種類のハーブが加わって実に味わい深いカレーでした。
小粒のタピオカが入ったココナッツミルクはすっきりとした甘さで、グリーンカレーの後にぴったりのデザート。爽やかな香りのジャスミンティーも、気持ちをリフレッシュさせてくれる効果がありました。
ランチイベント翌日の8月26日~28日、天神で行われた「タイフェス2022~サヌックナイト in 福岡」。在福岡タイ王国総領事館が主催する毎年恒例のフェスティバルですが、コロナの影響を受け今年は3年ぶりの開催となりました。バンコクのナイトマーケットをイメージした会場では、本格的なタイ料理が味わえるのはもちろんのこと、ムエタイやタイ舞踊などのステージイベントも行われました。日本にいながらタイの雰囲気を味わえる絶好の機会なので、来年はぜひ私も参加してみたいと思います。
イベント参加者に配られたタイベトジェットエアのトートバッグ。「ベトジェットエアーは、森林と絶滅が危惧される野生動物を保護する活動を支援します」と書かれた “fly green” のタグが付けられていました。
裏表を合わせると、こんな大きな絵になりました (^-^)ゞ
🍀
コロナ自粛をきっかけに料理のまね事を始めて間もない頃、『10分で本格タイごはん』という本を書店で見つけてきて、タイ料理づくりにハマッたことがあります。難しそうに思えるタイ料理ですが、著者の味澤ペンシーさんによれば、①ナンプラー、②ココナッツミルク、③ペースト(カレーペーストやトムヤムペーストなど)という3つの基本アイテムさえあれば、あとは日本の食材で代用できるのだそうです。
そこで、さっそくカルディでタイの調味料などを大量に買い込んできました(笑)
•パクチースープ、•フリーズドライのパクチー、•タイビール「シンハー」、•トマトの水煮(カットとホール)、•ココナッツミルク、•シーズニングソース、•ムエタイソース(タイのピリ辛調味料)、•トムヤムペースト
ペンシーさんの『10分で本格タイごはん』を参考に作ったタイ料理を紹介します。
《ガパオライス》
最初に作ったのはガパオライス。本来は、ガパオというタイ特産のバジルを使うので、ガパオライスと言うのだそうです。ニンニクや唐辛子、ナンプラーとシーズニングソース、オイスターソースでエスニックな味わいに。
《屋台ラーメン バミーナーム》
コンソメとナンプラー、少量のレモン汁で味を調え、豚バラ、青梗菜、もやし、煮卵、ニンニクオイルをトッピング。最後にドライパクチーを振った、タイ風あっさり塩味ラーメンです。
《トムヤム炒飯 カーオパット トムヤム》
トムヤムペーストとナンプラー、シーズニングソースで味つけしたトムヤム炒飯。ぷりっぷりのエビとレモンの風味でエスニック感が高まります。後ろはパクチースープ。
《屋台汁麺 センミー ナーム》
鶏がらスープで食べる、タイを代表する屋台麺センミー ナーム。味つけはナンプラー・コンソメ・粗挽き胡椒、レモン汁など。豚の挽き肉、小松菜、もやし、小ねぎをトッピングし、ニンニクオイルで香りとコクを出しています。
《タコのエスニック揚げ》
酒・ナンプラー・シーズニングソース・オイスターソースで下味をつけたタコに、片栗粉をまぶして揚げたエスニック揚げ。パクチーを敷いたお皿に盛り、ししとうの素揚げをトッピング。スイートチリ代わりのムエタイソースとレモンを添えました。
“ほほえみの国”とよばれる敬虔な仏教国、タイ。近代的な高層ビルときらびやかな王宮や寺院が同居する首都バンコクは、アジアらしい熱気と活気にあふれた魅力たっぷりの都市です。直行便で5時間半から6時間と近く、時差もわずか2時間。日本と比べると物価が安く、また治安もよいことから女性の旅先としても人気がありますね。私自身も、今回のイベントを通じてますます興味が湧いてきました。