5月後半も、Amazon Prime VideoやU-NEXTなどからリストアップしてたくさんの映画を観ました。前半に観たものは既にアップしましたので、今回は後半に観た映画を私自身の備忘録として残しておきたいと思います。(一部ネタバレを含んでいますので、ご注意ください)
『Dream House ドリームハウス』 ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツ(2011年)
5年前に起きた一家惨殺事件で唯一生き残ったウィルは、妻子を殺害した容疑者とて収監されるものの、事件で負った怪我と心神喪失のため不起訴になり精神収容施設に入所します。退所後、精神を病んだままウィルは、夢の家(ドリームハウス)と信じる自宅(事件があった家で既に廃屋)に戻り、幻想の世界で愛する妻や二人の娘(幽霊)と暮らしますが、不可解な事件が続くため自分自身で事件について調べ始めました。そうすると、自分がウィルではなく家族を惨殺されたピーター・ウォードであること、ウィル(WIIL)とは自分がピーターであることを受け入れられず収容者に割り振られた記号(W1-1L8-10-10)を読み替えたものであることを知らされ、次第に事件の全貌が明らかになっていきます。ウィルの幻想世界と現実が交錯しながら物語が複雑に展開する中で、あちこちに巧みに伏線が張られており、後になって「あぁ、そうだったのか!」ということがたくさんありました。
『Entrapment エントラップメント』ショーン・コネリー、キャサリン・ゼータ=ジョーンズ(1999年)
美しい保険会社調査員ジンは、老練な美術品専門の怪盗マックと組んで、ミレニアムの2000年1月1日に巨大銀行のコンピュータを誤作動させ80億ドルを強奪することを提案します。お互いに協力しながらも相手を信用せず、腹の内を探りながらの駆け引きや裏切りの連続。ハラハラさせられる展開が最後まで続きます。ショーン・コネリー、年をとってますます渋い役者さんになりましたね。
『catch me, if you can キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 スティーヴン・スピルバーグ(監督)、レオナルド・デカプリオ、トム・ハンクス(2002年)
両親が離婚すると聞いて衝動的に家を出た高校生フランクは、生活のため偽造小切手の詐欺を始めます。身分が信用されず最初の内はうまくいきませんでしたが、パンアメリカンのパイロットになりすますと、誰もがものの見事に騙されるようになりました。味をしめたフランクは、次から次へと小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れることに…………。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、何度か手痛い失敗を重ねながらも徐々にフランクを追い詰めていきます。詐欺師なのにどこか憎めないフランクを若きデカプリオが、執拗に彼を追うFIB捜査官ハンラティをトム・ハンクスが、コミカルでありながらもほろりとするような温かさで演じています。
(この映画の途中に映画"007"のシーンが流れ、若く溌剌としたショーン・コネリーが登場。前日観た『エントラップメント』のショーン・コネリーと比べて、時の流れを感じました)
『Cast Away キャスト・アウェイ』トム・ハンクス(2000年)
チャックは世界中を駆け巡る宅配便FedEx社のシステム・エンジニア。ある日、彼を乗せた飛行機が太平洋上で遭難します。奇跡的に一命を取り留めたものの漂着したのは無人島でした。4年の歳月が流れたとき、遂にいかだを作って島を脱出。荒れ狂う波に揺られ遭難の危機に晒されますが、間一髪のところで大型船に救助され、彼の地元メンフィスに帰り着きます。しかし、既に死んだものとされ、婚約者は他の男と結婚し子供まで………。孤独と戦いながらようやく生還したのに、自分を待っていてくれる人が誰一人いない現実に向き合うことになりました。最後の場面でチャックは、無人島で唯一開封しなかった積み荷(天使の羽のロゴ:何度か登場します)を配送元に届け、「この荷物に支えられて生きて帰ってくることができました」とメッセージを残します。目の前で交差する、地平線に続く道を見つめるチャック………これからの新たな人生と向き合っていくことを予感させるラストでした。
この撮影のために25㎏も減量したトム・ハンクス。無人島を脱出する時には、見違えるように逞しくなっていました。
『Big ビッグ』トム・ハンクス(1988年)
トム・ハンクス主演作が3本続きました (^-^)ゞ
身長が規定に満たずジェットコースターに乗れなかったため、「大きくなりたい」と願いをかけた12歳の少年ジョッシュ。翌朝目覚めると、一夜にして彼の体は、少年から成人男性になっていました。見た目は20代半ばなのに、中身は12歳の少年。家にいられず、生活のためおもちゃ会社に入社し平社員として働き始めました。ところが、ジョッシュならではの「大人が失っている子供の感性」が社長の目にとまり、とんとん拍子で出世していくことに…………。その過程で巻き起こる騒動がコミカルに描かれています。
トム・ハンクスはこの映画でゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞。彼の出世作となった作品です。
『Never Land ネバーランド』ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマン(2004年)
劇作家ジェームズ・M・バリの名作「ピーター・パン」が生まれた背景にあったエピソードです。
ジェームズは、ある日公園で出会ったシングルマザー、シルヴィアと4人の息子たちと親交を深めていきました。父親を失ったことで傷つき心を閉ざしていた三男ピーターに、ジェームズは夢を見ることやそれを信じること、イマジネーションを広げることの大事さを教えます。次第に心を開いていくピーターや家族との交流を通じて、ジェームズは永遠に歳をとらない少年、ピーターパンの物語を完成させ、公演は大成功を治めました。ほどなくシルヴィアは亡くなってネバーランドに行ってしまいますが、ジェームズはピーターに「信じれば必ず会えるよ」と語りかけます。視線を遠くに投げかけるかのようにジェームズを見つめるピーターの目。感動のラストシーンでした。
『Truman Show トゥルーマン・ショー』ジム・キャリー(1998年)
生まれてからずっと、毎日24時間すべてをテレビ番組の「トゥルーマン・ショー」で生中継されていた男を描いたコメディ。トゥルーマンが暮らす離島の町シーヘブンは巨大な映画セットで、すべての住人、妻や親友に至るまで全員が俳優という奇想天外な設定です。ある日、自分が暮らす世界に違和感を抱き、すべてが作りものであることに気付いた彼は、セットから脱出し外の世界に踏み出そうとします。
『The Man Who Knew Infinity 奇蹟がくれた数式』デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ(2016年)
舞台は1914年のイギリス。「アインシュタインと並ぶ天才」と称されたインドの数学者ラマヌジャンと、彼の才能を見抜いたイギリス人数学者ハーディの友情の物語。ハーディに見いだされケンブリッジ大に招聘されたラマヌジャンですが、名門ケンブリッジの閉鎖性、イギリス人のインド人に対する差別に翻弄され、過労と孤独から病に倒れます。ラマヌジャンのために奇跡の公式を証明しようと奔走するハーディが、彼との交流を通じて異質なものをも受け入れ、やわらかく寛容な人間へと変化していく過程が描かれています。
『Inferno インフェルノ』トム・ハンクス、 フェリシティ・ジョーンズ(2016年)
トム・ハンクスがハーバード大ラングドン教授に扮する『ダヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』に続くシリーズ第三作。
生物学者ゾブリストは、地球の人口爆発を止めるため自身が開発したウイルス(インフェルノ)を世界に拡散することを計画。それに気づいたラングドン教授が、ダンテの「神曲」の「地獄篇(インフェルノ)」やボッティチェリの「地獄の見取り図」に秘められた謎を解きながら、ウイルスが隠された場所を突き止めていきます。スリリングな展開にドキドキしながら見入ってしまいました。随所に登場するフィレンツェやヴェネチアの名所や美術館も懐かしくて、訪ねたときの旅行気分が甦りました。
『Angels & Demons 天使と悪魔』トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー(2009年)
順序が逆になってしまいましたが、第二作をもう一度見直すことにしました。
ジュネーブの素粒子研究所で研究者が眼をくりぬかれて死亡、微量でも莫大な爆発力がある反物質が盗みだされます。折しも、死亡したローマ教皇の後継者を選ぶためヴァチカンで開催されていたコンクラーヴェのさなか。次期教皇として有力な4人の枢機卿が何者かに拉致され、そこに「午後8時から1時間おきに枢機卿を殺し、最後にバチカンを滅ぼす」という脅迫テープが届きました。ヴァチカン警察から内々に調査を依頼されたラングドン教授は、16世紀イタリアで結成された秘密結社イルミナティの犯行と見抜き、素粒子研究所の研究員ヴェトラとともにヴァチカン・ローマを駆け巡りながら真相を暴いていきます。スピーディかつスリリングに展開するので、ストーリーについていくのが大変でした。
『The Grand Budapest Hotel グランド・ブダペスト・ホテル』レイフ・ファインズ、F.マーレイ・エイブラハム(2014年)
舞台はヨーロッパ東端にある仮想の国ズブロフカ共和国。ヨーロッパ随一の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・H。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れますが、あるとき、長年の顧客であったマダムDが何者かに殺害され、グスタヴは新人のベルボーイ ゼロを伴って、弔問のためマダムDの居城であるルッツ城を訪れます。ところが、マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれ、マダムの息子の陰謀によって殺害の容疑で収監、そして脱獄………ベルボーイのゼロとともに波乱万丈の旅を続けます。
『This Beautiful Fantastic マイ・ビューティフル・ガーデン』ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、トム・ウィルキンソン(2017年)
秩序を好み、変わらない生活スタイルを貫くことを好む女性ベラ。庭付きの部屋に暮らしていますが、植物が怖くて裏庭は荒れ放題。隣に住む頑固で偏屈ながら植物を愛する老人アルフィーはそれが気に入りません。ある日管理人がベラのもとを訪れ、1カ月以内に庭を元通りにしなければ退去するよう求められます。隣人アルフィーとその料理人ヴァーノン、ベラが勤める図書館をよく訪れる変人発明家ビリーなど、クセがありながら優しい人々との様々ないきさつを経ながら、ベラはアルフィーから植物に対する愛情やガーデニングの素晴らしさを学んでいきます。
大型連休を含めると、5月に観た映画はなんと28本! これだけ集中的に映画を観たのは初めてです。約2時間どっぷり映画の世界に入りこみ、ハラハラしたりドキドキしたり、時には大笑いしたり、はたまた涙があふれたり…………。そんなに頻繁に映画を観る方ではなかったのですが、これからは気になるものをメモに残して、チャンスがあったら観るようにしたいと思います。
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『Dream House ドリームハウス』 ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツ(2011年)
5年前に起きた一家惨殺事件で唯一生き残ったウィルは、妻子を殺害した容疑者とて収監されるものの、事件で負った怪我と心神喪失のため不起訴になり精神収容施設に入所します。退所後、精神を病んだままウィルは、夢の家(ドリームハウス)と信じる自宅(事件があった家で既に廃屋)に戻り、幻想の世界で愛する妻や二人の娘(幽霊)と暮らしますが、不可解な事件が続くため自分自身で事件について調べ始めました。そうすると、自分がウィルではなく家族を惨殺されたピーター・ウォードであること、ウィル(WIIL)とは自分がピーターであることを受け入れられず収容者に割り振られた記号(W1-1L8-10-10)を読み替えたものであることを知らされ、次第に事件の全貌が明らかになっていきます。ウィルの幻想世界と現実が交錯しながら物語が複雑に展開する中で、あちこちに巧みに伏線が張られており、後になって「あぁ、そうだったのか!」ということがたくさんありました。
『Entrapment エントラップメント』ショーン・コネリー、キャサリン・ゼータ=ジョーンズ(1999年)
美しい保険会社調査員ジンは、老練な美術品専門の怪盗マックと組んで、ミレニアムの2000年1月1日に巨大銀行のコンピュータを誤作動させ80億ドルを強奪することを提案します。お互いに協力しながらも相手を信用せず、腹の内を探りながらの駆け引きや裏切りの連続。ハラハラさせられる展開が最後まで続きます。ショーン・コネリー、年をとってますます渋い役者さんになりましたね。
『catch me, if you can キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 スティーヴン・スピルバーグ(監督)、レオナルド・デカプリオ、トム・ハンクス(2002年)
両親が離婚すると聞いて衝動的に家を出た高校生フランクは、生活のため偽造小切手の詐欺を始めます。身分が信用されず最初の内はうまくいきませんでしたが、パンアメリカンのパイロットになりすますと、誰もがものの見事に騙されるようになりました。味をしめたフランクは、次から次へと小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れることに…………。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、何度か手痛い失敗を重ねながらも徐々にフランクを追い詰めていきます。詐欺師なのにどこか憎めないフランクを若きデカプリオが、執拗に彼を追うFIB捜査官ハンラティをトム・ハンクスが、コミカルでありながらもほろりとするような温かさで演じています。
(この映画の途中に映画"007"のシーンが流れ、若く溌剌としたショーン・コネリーが登場。前日観た『エントラップメント』のショーン・コネリーと比べて、時の流れを感じました)
『Cast Away キャスト・アウェイ』トム・ハンクス(2000年)
チャックは世界中を駆け巡る宅配便FedEx社のシステム・エンジニア。ある日、彼を乗せた飛行機が太平洋上で遭難します。奇跡的に一命を取り留めたものの漂着したのは無人島でした。4年の歳月が流れたとき、遂にいかだを作って島を脱出。荒れ狂う波に揺られ遭難の危機に晒されますが、間一髪のところで大型船に救助され、彼の地元メンフィスに帰り着きます。しかし、既に死んだものとされ、婚約者は他の男と結婚し子供まで………。孤独と戦いながらようやく生還したのに、自分を待っていてくれる人が誰一人いない現実に向き合うことになりました。最後の場面でチャックは、無人島で唯一開封しなかった積み荷(天使の羽のロゴ:何度か登場します)を配送元に届け、「この荷物に支えられて生きて帰ってくることができました」とメッセージを残します。目の前で交差する、地平線に続く道を見つめるチャック………これからの新たな人生と向き合っていくことを予感させるラストでした。
この撮影のために25㎏も減量したトム・ハンクス。無人島を脱出する時には、見違えるように逞しくなっていました。
『Big ビッグ』トム・ハンクス(1988年)
トム・ハンクス主演作が3本続きました (^-^)ゞ
身長が規定に満たずジェットコースターに乗れなかったため、「大きくなりたい」と願いをかけた12歳の少年ジョッシュ。翌朝目覚めると、一夜にして彼の体は、少年から成人男性になっていました。見た目は20代半ばなのに、中身は12歳の少年。家にいられず、生活のためおもちゃ会社に入社し平社員として働き始めました。ところが、ジョッシュならではの「大人が失っている子供の感性」が社長の目にとまり、とんとん拍子で出世していくことに…………。その過程で巻き起こる騒動がコミカルに描かれています。
トム・ハンクスはこの映画でゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞。彼の出世作となった作品です。
『Never Land ネバーランド』ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマン(2004年)
劇作家ジェームズ・M・バリの名作「ピーター・パン」が生まれた背景にあったエピソードです。
ジェームズは、ある日公園で出会ったシングルマザー、シルヴィアと4人の息子たちと親交を深めていきました。父親を失ったことで傷つき心を閉ざしていた三男ピーターに、ジェームズは夢を見ることやそれを信じること、イマジネーションを広げることの大事さを教えます。次第に心を開いていくピーターや家族との交流を通じて、ジェームズは永遠に歳をとらない少年、ピーターパンの物語を完成させ、公演は大成功を治めました。ほどなくシルヴィアは亡くなってネバーランドに行ってしまいますが、ジェームズはピーターに「信じれば必ず会えるよ」と語りかけます。視線を遠くに投げかけるかのようにジェームズを見つめるピーターの目。感動のラストシーンでした。
『Truman Show トゥルーマン・ショー』ジム・キャリー(1998年)
生まれてからずっと、毎日24時間すべてをテレビ番組の「トゥルーマン・ショー」で生中継されていた男を描いたコメディ。トゥルーマンが暮らす離島の町シーヘブンは巨大な映画セットで、すべての住人、妻や親友に至るまで全員が俳優という奇想天外な設定です。ある日、自分が暮らす世界に違和感を抱き、すべてが作りものであることに気付いた彼は、セットから脱出し外の世界に踏み出そうとします。
『The Man Who Knew Infinity 奇蹟がくれた数式』デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ(2016年)
舞台は1914年のイギリス。「アインシュタインと並ぶ天才」と称されたインドの数学者ラマヌジャンと、彼の才能を見抜いたイギリス人数学者ハーディの友情の物語。ハーディに見いだされケンブリッジ大に招聘されたラマヌジャンですが、名門ケンブリッジの閉鎖性、イギリス人のインド人に対する差別に翻弄され、過労と孤独から病に倒れます。ラマヌジャンのために奇跡の公式を証明しようと奔走するハーディが、彼との交流を通じて異質なものをも受け入れ、やわらかく寛容な人間へと変化していく過程が描かれています。
『Inferno インフェルノ』トム・ハンクス、 フェリシティ・ジョーンズ(2016年)
トム・ハンクスがハーバード大ラングドン教授に扮する『ダヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』に続くシリーズ第三作。
生物学者ゾブリストは、地球の人口爆発を止めるため自身が開発したウイルス(インフェルノ)を世界に拡散することを計画。それに気づいたラングドン教授が、ダンテの「神曲」の「地獄篇(インフェルノ)」やボッティチェリの「地獄の見取り図」に秘められた謎を解きながら、ウイルスが隠された場所を突き止めていきます。スリリングな展開にドキドキしながら見入ってしまいました。随所に登場するフィレンツェやヴェネチアの名所や美術館も懐かしくて、訪ねたときの旅行気分が甦りました。
『Angels & Demons 天使と悪魔』トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー(2009年)
順序が逆になってしまいましたが、第二作をもう一度見直すことにしました。
ジュネーブの素粒子研究所で研究者が眼をくりぬかれて死亡、微量でも莫大な爆発力がある反物質が盗みだされます。折しも、死亡したローマ教皇の後継者を選ぶためヴァチカンで開催されていたコンクラーヴェのさなか。次期教皇として有力な4人の枢機卿が何者かに拉致され、そこに「午後8時から1時間おきに枢機卿を殺し、最後にバチカンを滅ぼす」という脅迫テープが届きました。ヴァチカン警察から内々に調査を依頼されたラングドン教授は、16世紀イタリアで結成された秘密結社イルミナティの犯行と見抜き、素粒子研究所の研究員ヴェトラとともにヴァチカン・ローマを駆け巡りながら真相を暴いていきます。スピーディかつスリリングに展開するので、ストーリーについていくのが大変でした。
『The Grand Budapest Hotel グランド・ブダペスト・ホテル』レイフ・ファインズ、F.マーレイ・エイブラハム(2014年)
舞台はヨーロッパ東端にある仮想の国ズブロフカ共和国。ヨーロッパ随一の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・H。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れますが、あるとき、長年の顧客であったマダムDが何者かに殺害され、グスタヴは新人のベルボーイ ゼロを伴って、弔問のためマダムDの居城であるルッツ城を訪れます。ところが、マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれ、マダムの息子の陰謀によって殺害の容疑で収監、そして脱獄………ベルボーイのゼロとともに波乱万丈の旅を続けます。
『This Beautiful Fantastic マイ・ビューティフル・ガーデン』ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、トム・ウィルキンソン(2017年)
秩序を好み、変わらない生活スタイルを貫くことを好む女性ベラ。庭付きの部屋に暮らしていますが、植物が怖くて裏庭は荒れ放題。隣に住む頑固で偏屈ながら植物を愛する老人アルフィーはそれが気に入りません。ある日管理人がベラのもとを訪れ、1カ月以内に庭を元通りにしなければ退去するよう求められます。隣人アルフィーとその料理人ヴァーノン、ベラが勤める図書館をよく訪れる変人発明家ビリーなど、クセがありながら優しい人々との様々ないきさつを経ながら、ベラはアルフィーから植物に対する愛情やガーデニングの素晴らしさを学んでいきます。
大型連休を含めると、5月に観た映画はなんと28本! これだけ集中的に映画を観たのは初めてです。約2時間どっぷり映画の世界に入りこみ、ハラハラしたりドキドキしたり、時には大笑いしたり、はたまた涙があふれたり…………。そんなに頻繁に映画を観る方ではなかったのですが、これからは気になるものをメモに残して、チャンスがあったら観るようにしたいと思います。
邦画ばかりですがたくさん観ました。
マイビューティフルガーデンが気になります!
男子ごはんも頑張ってますね~。
納豆せんべいは残念でしたね。
でも味は美味しそう♪
砂肝料理いろいろもいいですね。
感染者が急に増えてびっくりですね(^-^;
引き続き家で楽しみたいと思います。
映画って面白いですね~
洋画が多いのは、わずかでも英語に耳を慣らしておきたいってこともあるんです。
そんなことでもなければ、ますますハードルが高くなってしまうので…………。
マイビューティフルガーデン、すごく良かったです。
料理は簡単なものばかりなのですが、それでも結構時間がかかります。
自分で作るようになって、主婦の大変さが少しわかるようになりました (^-^)ゞ
明日は金曜日。
食べてみたいものを今日のうちに考えておかなければ…………。
北九州、全国的に有名になってしまいましたね。産業医大、すぐそばなんですよ。
私たちも引きこもっておとなしくしています。
美味しく楽しい週末を過ごしましょうね~♪