【備忘録】3月に観た映画

黄砂が去ってから、福岡では連日25℃を越える初夏の陽気となりました。
さて、3月に観た映画は4本。近ごろは週に一回くらいと、かなりペースが落ちています (^-^)ゞ

『運命の女 /UNFAITHFUL』リチャード・ギア、ダイアン・レイン（2002年）
平穏で恵まれた日々を過ごしていた主婦のコニーは、ある日、古本業を営むフランス人青年ポールと出会い、戸惑いながらも逢瀬を重ねていきます。妻の行動に不審を抱いた夫エドワードは、やがて妻の不貞を知るところとなり、悩んだ挙句、直接ポールに会いに出向きました……。
最愛の妻の裏切りに苦悩する姿をリチャード・ギアが緊迫感をもって演じています。


『望み』堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶（2020年）
建築士の石川一登と妻の貴代美、高校生の規士、中学生の雅は家族4人で平穏に暮らしていました。規士は怪我でサッカー部を退部してから、遊び仲間に誘われ無断外泊することが多くなっていきます。ある日、家を出た規士がそのまま戻らず、連絡も途絶えてしまいました。
そんな折、規士の同級生が何者かに殺害され、警察は何らかの形で規士が関与してる可能性が高いと判断していました。3人の仲間が行方不明となっており、犯人と見られる少年2人が逃走中。もう1人は既に殺されているかもしれない状況……。
規士が犯人なのか被害者なのかわからない中、家族は焦燥を深めていきます。仮に犯人であったとしても息子にはただ生きていてほしいと願う母、被害者であったとしても息子の無実を信じたい父。……相反する両親の望みが交錯します。


『500ページの夢の束 /Please Stand By』ダコタ・ファニング、トニー・コレット、アリス・イヴ（2018年）
映画「スタートレック」が大好きで、自分なりのスタートレックの脚本を書くのが唯一の趣味だった自閉症の少女ウェンディ。ある日、「スタートレック」の脚本コンテストが行われることを知った彼女は、脚本作りに没頭し遂に500ページの大作を完成させました。ところが、郵送では期限に間に合わないとわかり、直接ハリウッドのパラマウント・ピクチャーズ社に脚本を届けるため、初めてグループホームを抜け出し愛犬ビートとともに不安な旅に出発します。苦労して乗ったバスを降ろされ、お金を巻き上げられたり、事故に遭ったり、様々な不運やトラブルに遭遇しながら旅を続けることで、ウェンディは自信をつけていきました。


『レヴェナント 甦りし者 /The Revenant』レオナルド・デカプリオ、トム・ハーディ（2015年）実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いた映画。
19世紀初頭アメリカ北西部で狩猟中、熊に襲われ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。グラスの世話を命じられた狩猟チームの一員フィッツジェラルドは、足手まといになるグラスを森に置き去りにし、それに反抗したグラスの息子を殺害。その現場を目撃しながらも見ていることしかできなかったグラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを頼りに、厳しい大自然の中を生き延びていきます。そして、遂にフィッツジェラルドと再会を果たしますが……。